くにづくり日記まーく2

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第51話 さよなら宇宙海賊

2012-02-19 23:45:30 | 海賊戦隊ゴーカイジャー
こんばんは。
今日は日曜日なのでゴーカイジャーの感想です。
最終回でした。「さよなら宇宙海賊」
結局最後まで、ピンクの髪型は元に戻らなかった。

しかし皇帝陛下弱かったなーーーー。
特殊能力も特になく、武器は剣と肩の飛び道具だけ。
赤と銀が乗り込んだとき、玉座に座ったまま二人をあしらった時はかっこよかったけど、見せ場はそこだけだった。
赤と銀の二人で善戦できちゃったし。あとに出てきたときはボッコボコにやられていた。
唯一褒められるところと言えば、全戦隊の力でボコられてもなんとかがんばれた耐久力だけだろうか。

僕の知ってる歴代戦隊のラスボスの中では、たぶんライブマンのビアス様の次に弱い。
ビアス様は知能労働の人だったので別に弱くても問題なかったけど、この人は…。
バスコやダマラスなら単身で倒せるな。キアイドーあたりでも倒せそう。

そもそも皇帝がわざわざやって来て返り討ちにされるという流れは、正直かなり間の抜けた展開なんだよなぁ…。
やっぱり皇帝は歩くものじゃないな。どっしり玉座に座ってるものです。

そんな冒頭。
「命をかけてこのほしを守る。それがスーパー戦隊ってもんだろ!」と声高に叫ぶ赤。
なんか感動どうするなぁ、この言葉。
最初の頃は斜に構えてこの星を助けるつもりもない感じだったのに…。赤もいい子になった。
それで早速変身してドゴーミンをやっつけてダイランドーに向かっていったところで、サブタイトルが出てCM。
今回は歌がない。

そして本編。
ともかくダイランドーを一気に襲撃する海賊達ですが、その途中で皇帝陛下の率いる船団が到着。
相変わらずウジャウジャと気持ち悪いくらいの大群。
陛下「言っただろう。地球全人類を皆殺しにすると」と地上を爆撃。
あれだけの大群に砲撃されたら、地上にあるものは欠けらも残りそうにないですが。意外と大丈夫。

というか陛下の到着前と到着後で、さりげなく戦ってる場所が変わっていますが。
背後に見えたホテルの名前を検索してみたら、場所は茨城県のつくばだった。
いつの間にか戦線は茨城県まで拡大していた様子。茨城の人逃げて!!

それで上空からの攻撃になすすべのない海賊達ですが、そこに現れるバスコのレディージョーカー。
鳥がどこかから見つけ出してきた様子。
お宝探しが終了して鳥もお役ご免になるかと思いきや、むしろ見せ場が増えている。

それを見て赤「おかげで次の手が思いついた」
宇宙最大の宝を破壊するくらいだから何かしら考えがあるのかと思ったら、いままで無策だったんかーい!

それでレディージョーカーに乗り込んで突っ込むことに決める赤。
そして青が唐突に銀に「おまえも行け」「夢なんだろ、ザンギャックを倒すのが」
銀の夢はザンギャックを倒すことなのか。それって夢っていうのかな…。なんかちょっと違うような気もするけど。どうでもいいか。

ともかくそれで皇帝暗殺を赤と銀の二人。他の色四人がダイランドーの受け持ち。
なんでどうでもいいダイランドーの相手が四人で、肝心な皇帝の方には二人しか行かないんだ…(笑) 
むしろ銀あたりにダイランドーを割り当てて、他の全員で皇帝倒しに行った方が、確実だし盛り上がりそうな気もするけど。

ともかくそれで、赤と銀と鳥がレディージョーカーで特攻!
執拗な砲撃を暗いながらも、ギガントホースに突き刺さり、二人が内部へ侵入。皇帝陛下の艦橋へ。
最初は玉座に座ったままふたりをあしらったりとかっこいい皇帝陛下ですが、かっこよかったのはその辺のみ。
銀が囮になって戦ってるウチに赤が勝手に戦艦を操作して、周りの艦隊を砲撃。
それによってあのウジャウジャいた艦隊を一機残らず殲滅!
ギガントホース強力すぎ。殿下はグレートワルズではなく、この戦艦使って地上を攻撃するべきだった。
しかし上空であれだけの艦隊が爆破されたら、落下する残骸で地上がやばい。茨城県が…。

一方地上では、ダイランドーと他の色の対決。
緑がズバーンになってましたが、ズバーンから剣にも変形できるんですね。
「あいてててて!」とか緑が悲鳴上げていたが、全身の骨が大変な事になってそう。
それでダイランドーの攻撃に耐えながらも、ゴーオンガレオンバスターを打ち込んで、ダイランドー撃破。

そして上空の二人も、苦戦しながらもなんとか皇帝陛下を戦艦もろとも撃破。
四人がかりのダイランドーと、二人がかりの皇帝じゃ、どうしてもダイランドーのほうが強敵に見えて…。

そしてCMはさんで、ゴセイジャーとゴーオンウイングスの力を使って空を飛び、地上に戻ってきた二人。
相変わらず本家よりも天使の力を有効活用してる気がしますが。
緑「ザンギャックの皇帝も、ついに地獄に堕ちたんだね」

しかしさすがに体力自慢の皇帝陛下。この程度では死ぬこともなく、地上に降りてくる。
片眼が潰れてた感じなので、一応ダメージは受けたみたい……と思いつつ見てたけど、あとで見返してみたらはじめっから隻眼だった。
その後は、歴代戦隊の力を使ってひたすら猛攻する海賊達。
最初の頃は頑張って防いでたけど、途中で力尽きてサンドバッグと化す皇帝陛下。

適度に弱ってきたところ、上着羽織ったシンケンレッドとかゴールドクロス来たゴセイブルーとか、それぞれがスーパーレンジャーに変身して、皇帝陛下をボコボコに。
それでも死なない皇帝陛下。ファイナルウェーブを食らってもなんとか耐える。
呻きながらも。よろめきながらも。不屈の闘志で海賊達に立ち向かう。
頑張れ皇帝陛下! 後ろに流れる悲壮な音楽は、皇帝陛下に向けて流れているようにしか聞こえない!
しかし最後、ゼロ射程距離のゴーカイガレオンバスターで、ついに力尽きてしまいます。あぁ…。

赤「やべー、スッゲー気持ちいい」

しかし結局ロボット戦なかったな。ダイランドーも皇帝陛下も小さいままやられてしまった。
皇帝陛下がグレートワルズMK-2とかに乗り込んで決戦してくれれば熱かったのになー。
それと、この一連の最終戦で最大ゴーカイオーが結局出てこなかったような気がする。
最強ロボを使わずに勝つとか、どれだけ力もてあましてるんだ海賊達。

それから数ヶ月後。
復活したカレー屋で食事をする海賊達。
よかった、カレー屋出てきた…。ようやく赤がカレーをたべられた。
今店では、ビーフカレー、チキンカレー、ドライカレーともに800円。特製カレーだけが900円。
飲み物は、ブラジル500円。マンデリン500円。どっちもコーヒーでしょうか。

ビーフとチキンが同じ値段なのと、カツカレーがないのが気になるけど、そんなことはともかく海賊達がランチ。
皇帝と後継者、軍隊を失ったザンギャックは、内部分裂を初めて宇宙全土での影響力を失い、崩壊は時間の問題だそうです。
なんか反乱とか独立とかで宇宙で大混乱が起こりそうな感じ。本当の戦いはまさにこれから。

それで銀がやって来て、世界中の友達にあいさつしてきました。
世界中って一体どういう交流関係なんだ。銀は最後まで謎の人だな。どっかの天使みたいだ。

そして赤が宇宙第二のお宝を手に入れに、ザンギャックの本星に行くことを提案。
勝った相手から根こそぎ奪い取るつもりのようです。さすが海賊。
崩壊寸前で大変な事になってるわけだし、期待するようなものはなにも無いとは思うけど!

ピンク「わたくしも、どこまでもついて行きます」っていうのが、ちょっと意外だった。
最後はファミーユ星復興のために帰って行く、みたいな流れになるのかと思ってたけど、本当に海賊になるつもりなんですね。
もう星の復興はあきらめたのか。もはや復興とか言ってられないくらいにファミーユ星はジェノサイド状態なんだろうか。

カレー屋から出てマッタリ散歩していたところ、向かいから大量の幼稚園児と保母さんが登場。
カレー屋に続いて保母さんも出てくるとは。視聴者の気持ちをわかっておられる。
「地球を守ってくれたヒーローですもの」とサインをねだる保母さん達。
そりゃ保母さん、あれだけ戦隊に詳しければ、サインの一つも家宝にしたいところだとは思いますが。
しかし、俺たちは地球を守ったつもりはない。たまたまです。みたいな、なんか中学生みたいな斜に構え方をしてサインを拒否して去って行く。
保母さん達はそのツンデレな感情を察してくれるかも知れませんが、子供はサイン拒否されたのをストレートに受け取りそうだなぁ。

子供達(なんだよあいつら、ざけんな!)

そして最後に、レンジャーキーを地球に返却。
何人か歴代戦隊の人が出てましたが、正直顔見ただけじゃ誰が誰やら…。
ゴレンジャーとマンモスレンジャーと、犬の人と、ゴーオンの銀だけはわかったけど。
ゴーオン銀はすっかり雰囲気変わっていたなぁ。

最後のゴレンジャーの人が渋くてすこぶるかっこよかった。
ギャバンの人といい、歴戦の人はほんとにいい味出している。
ゴレンジャー回、テレビでもやって欲しかったな。

というわけで終わってしまったゴーカイジャーですが。
面白かったな…うん。色々詰め込みすぎて忙しかったし、突っ込みどころもあったけど。
アカレッドって結局何者だったんだとか。銀とかバスコの背景とか、結局投げっぱなしになってる部分もあったし。
でもやっぱり歴代の人たち見るのは楽しかった。

ただ、歴代戦隊を見せることがメインになりすぎて、敵の描写がおろそかになってしまったのがやっぱり残念だったなぁ。
行動隊長はほんとに弱かったし。ダマラスとインサーンはほとんど動かなかったし。皇帝陛下に至っても今回のようなサンドバッグ。

ザンギャックの幹部でまともに描かれたのは殿下とバリゾーグだけだもんなー。
その殿下も結局バカ殿の汚名をそそぐことなく退場してしまったし。
いずれ復活すると思ってたのに。まさかストレートに死んでいるとは。
最後の頃、気概を見せたただけにほんとにもったいない。
成長の余地があるキャラが中途半端に退場していくのは、見ていて気の毒で…。

ザンギャックを「34の戦隊が束になってかかっても勝てなかった最大の敵」としては、いまいち描けてなかったですよねぇ。最後の大艦隊がすごかったくらいで。
味方よりも敵に感情移入するような見方をしてしまう身としては、やっぱりこのへんは不満だらけです。
敵が弱すぎだから、正直レンジャーキーでの変身もあまり必然性が感じられず、ほとんど遊び感覚に見えてしまっていたし。
ごく稀に適材適所に能力使ってることもあったけど、本当にごく稀だった。

本当は、まず扱うレジェンドの能力を考慮した上で、戦う際にその能力を生かせるような敵を作り、その上でストーリーを錬っていくべきだったんだと思いますが。
そんなことしてたら、脚本家が大変な事になる。言うのは簡単!

まあ、でも敵の部分に目をつむれば、面白かった。
何しろ赤のキャラクターがよかった。あの斜に構えた感じがたまらない。やたら頼りがいもあるし。
地球守るんだか守らないんだからあやふやだった頃は、ハッキリしろよ、って気分になることもあったけど。最後にはしっかり守ってくれましたし。
青とのさりげない友情もよかった。

緑の過去が尻すぼみだったのは残念だったけど、それはそれで緑らしかったし。
ピンクと黄色も去年みたいにキャラがかぶることもなく、それぞれの役割をきっちり果たしていた。
銀は、ええと、銀は……。

というか銀って、もっとちびっ子視点に立って「ヒーローになるのが夢!」みたいなキャラクターにしといたほうがよかったような気がする。
それで実際にヒーローになったけど、憧れのヒーローのように俺は働けているんだろうか、みたいに悩むとか。
「ザンギャック倒すのが夢」なんてのは、やっぱりどう考えても不自然です。ザンギャック来る前は夢なかったのかって事になるし。
背景も結局語られなかったし。銀のやっつけな感じは、ほんとに去年の天使達とかぶ、る…。

というかまとめようと思ったら愚痴になってしまった。
ともかく(敵の部分以外は)、おもしろかった!!!!!

そして来週!
特命戦隊ゴーバスターズ。
黄色の童顔っぷりがすごいですが。
「さぁ、フェスタの始まりです」とか、なんかサイコな感じの敵キャラがいていい感じ。

ゴセイはちょっと色々あれだったし、ゴーカイもお祭りで特殊だったしで、なんか久し振りにまともな戦隊が見れるかと思うと楽しみでしょうがないのです。


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