老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

老鼠父の心配事

2009-12-19 20:07:23 | 中国滞在編
老鼠が用事で出かけ、老鼠父とホテルで待っているときの2人の会話。
老鼠父「わしは2人の老後が心配だ。年金は出るの?」
猫  「私はずっと年金掛けてるし(今は全額免除だけど)、老鼠も日本に来てから掛けてるから、少しはもらえます。」
老鼠父「おおっ、そうか。老鼠は中国でも掛けているから、それなら心配ないな。わしらは月2000元程もらっていて、ちゃんと生活できて少しは貯金も出来る。年金は大事だ!」
あのう・・お義父さん、猫達の老後心配する前に、猫達の今を心配してください。お父さんの旅費で老鼠の懐は寂しくなり、猫に「じいちゃん上海に来るのに1000元だけしか持ってきてないよ~」とヘルプを求めてきたので、お義父さんにもらった出産祝い1000元も気持ちだけ頂くことにして、供出しております・・・。←猫の心の声。
1000元は老鼠父にとっては大金ですが、それで上海観光して、さらに山東省の泰山観光して、遼寧の老鼠兄の家に遊びに行き、その後やっと双鴨山に帰る予定の老鼠父・・・・足りませんって。
さらに
老鼠父「老鼠が帰化するのは難しいかねぇ?」
なっ、何言い出すのさ、突然
猫  「いやぁ、もう永住許可も取ってるし、子供も出来たし、マンションも買ったので、がんばれば出来るかもしれないけど、それを老鼠が望んでるかどうか分かりません・・・。」
老鼠父「そうか・・・日本のパスポートはどこでもいけるんだろ?」
猫  「いけない国もありますけど、中国のパスポートよりは断然便利ですね。」
どうやら老鼠母が来日できなかったことで、中国のパスポート持っていても不便だと思ったようで、いっそのこと帰化すれば老鼠だけでも便利になると思ったようです。猫は永住許可だけで十分だと思うけどな。不便なのは一緒に海外旅行に行きにくいってくらいで、どうせ今はそんな金銭的余裕ないし。
とにかく、老鼠父は2人の将来が心配でたまらないらしいことは、十分伝わってきました。ありがたいことです。猫達が老親の心配をしなきゃいけない年なのに、親にとって子供はいつまでたっても子供なんですね。

写真:老鼠父は見ただけで満足した東方明珠。老鼠も登ったことはありません。猫は5度ほど登りました。でもいつももや(スモッグ?)がかかっていて、上海の町がはっきりくっきり見えたことがないです。


上海観光Ⅲ

2009-12-19 13:46:17 | 中国滞在編
豫園に行って南京路も散策して、残りは東方明珠ですが、タクシーの窓からその姿を眺めただけで満足した老鼠父「もう行かなくていい。」(行ったところで料金を見たらまず登らないでしょう)と言うので、老鼠父にヤンヤンを任せて、猫と老鼠はお土産を仕入れるため、豫園の周りにある卸売りのお店が集まっているところにGO!
来年のカレンダーやら、お土産用に中華な小物やらを大量購入。卸売りなのでほとんど値切れませんが値切らなくてもいいくらい安いです。例えば同じ小銭入れが空港で20倍の値段で売られていました。
老鼠と買い物を楽しみながらぶらぶらしていると、どうやら団体旅行の日本人観光客のおば様方が、電卓片手に若い小姐と値段交渉をしていました。おば様方が欲しいのは合羽。あの中国の人が自転車に乗るときに着ている、すっぽりかぶるやつです。面白そうなので聞いていると思いっきりぼったくられてます。おば様方もそんなに高いはずないと不満げ。だって120元くらいで売りつけられようとしています。そこで老鼠が「お手伝いしましょうか?」 老鼠・猫小姐値引き交渉開始。
老鼠「僕の妻は日本人で、この方達は妻のお友達だ!120元(1700円)もするわけないだろ、安くしろ。」
猫 「そうだ、そうだ!私の友達だ!」・・・なんのこっちゃな値段交渉。そんなことは小姐と関係ないぞ・・・。
小姐、こりゃやかましいのが加わったと思ったかどうかは知りませんが、猫と老鼠を無視して、直接おば様方に「私達お友だち、お友だち買って!」 これまた訳分からん押し売り文句。
猫 「な~にがお友達だ!安くしないなら他のお店に案内するよ。」
少しずつ値段は下がり始めたものの、まだまだぼったくられてる値段。こりゃダメだとお店を出ても小姐は追いかけてくる。
小姐「何個買う?何個買う?」
そんなに売りたいなら、お互い疲れるからさっさと安くしろって。結局40元(言い値の3分の1ですね)まで下がったところでおば様方は購入。おば様方は「中国って怖いね~。お店の外まで追いかけてきて・・・。ありがとうおかげで安く買えたわ。」 おば様方に喜んでもらって老鼠は大満足。
実は合羽が一体いくらするものなのか分からない猫と老鼠、中国ではいくら位するんだろ?日本だとネット販売で1980円で売ってたから、おば様方550円くらいで購入できてよかったのかな?
中国で値段交渉に勝てる日本人観光客は大阪のおばちゃんくらいでしょう。猫ははじめは楽しめるけど、ずっとだと疲れて値段交渉しなくいいスーパーに走ります。

写真:猫のお気に入りのハンバーガー(羊肉)屋さん。
孫守中の老鼠父。本当に愛しそうにヤンヤンを抱っこ。
ホテル近くの餐庁で、老鼠父と別れる前に餃子を食べました。