処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

網元 おおば

2018-08-06 17:43:09 | 舌鼓

箱根まで我が家から車で1時間20分。喧騒を逃れて、温泉と自然に浸りによく通う。最近は大所のホテル・旅館の日帰り湯も多くなり、都合が良い。

 

芦ノ湖畔で最も好きなのが湖尻地区。開発を忘れられたかように静かなのがいい。”網元おおば”は、その水際に建つ。ごく普通の観光地のレストラン、というより食堂だ。

 

ここの逸品は公魚(ワカサギ)。毎年10月1日に皇室に献上しているとか。戦後、時の首相吉田茂が芦ノ湖に鳥居を建立奉納。その御礼に皇室(宮内庁)に地元のワカサギを献上したのが始まりという。

 

恥ずかしながら、”公魚”と書くとは知らなかった。皇室に届けるから芦ノ湖のワカサギを公魚と書くようになり、それがやがて年月を経て各地も公魚と綴るようになったのかしらんと勝手に想像。

 

美味。これまで各地でワカサギを食べてきたが、格段の違い。同じ芦ノ湖産でも全然違う。なるほど、献上品に相応しい。

 

ランチのご飯をお蕎麦に替えて、家人と二人、てんぷらとフライを頼む。ともに1,080円。

 

逆走台風の去った翌日、邦人も外国人も観光客が少なく、快適な一日になった。

 

窓に写る芦ノ湖の海賊船。この一大観光地を運営する小田急電鉄はオリ・パラまでに100億円を投入して箱根の整備・拡充を図るという。現行3隻が4隻に。1隻2億円。

 


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