処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

石狩挽歌

2018-05-15 23:20:40 | ドーナツ盤

『石狩晩歌』動画)

 註:"ドーナツ盤"カテゴリー

昭和50年の日本作詞大賞作品賞受賞。

 

歌:北原ミレイ

  

石狩の海の鰊漁を舞台に、大きな夢を見て それをつかめないままに終わってしまう男、そんな男と人生をともにする女の気持ちが、鮮やかな情景とともにうたわれている。

小樽市の西北に位置する祝津岬にある鰊御殿の旧青山別邸(小樽市祝津3丁目63)には、石狩挽歌の記念石碑と 作詞のなかにし礼直筆の歌碑がある。

  詞:なかにし 礼  曲:浜 圭介    年:1975年

  海猫が鳴くからニシンが来ると
  赤い筒袖のヤン衆がさわぐ
  雪に埋もれた番屋の隅で
  わたしゃ夜通し飯を炊く


  あれからニシンはどこへ行ったやら
  破れた網は問い刺し網か
  今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロ


  沖を通るは笠戸丸
  わたしゃ涙で ニシン曇りの空を見る


  燃えろ篝火 朝里の浜に
  海は銀色 ニシンの色よ
  ソーラン節に 頬そめながら
  わたしゃ大漁の 網を曳く


  あれからニシンは どこへ行ったやら
  オタモイ岬のニシン御殿も
  今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロ


  かわらぬものは古代文字 
  わたしゃ涙で 娘ざかりの夢を見る

 



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