処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

箱根写真美術館

2017-08-18 05:20:39 | 美術・絵

箱根には、数多くの美術館・博物館がある。で、まだ訪れたことのないところに行ってみようということになった。

ホテルをチェック・アウトし真っすぐ向かう。目印は強羅公園駐車場。どこにもそれらしき建物は見当たらない。

道路を挟んだ正面のコンビニに聞いてみる。

ザラ紙の地図で説明を聞く。すぐ近く。「分りにくいから、ケーブルカーの駅を通ればその隣だから」と。

下の写真の、路地のつきあたりが「公園下駅」。強羅駅から一つ目。目指す美術館はごく普通の民家だった。

  

企画展『トシ・ワカバヤシ ブリキのおもちゃの写真展』が開催中。

ブリキのおもちゃを遠景・背景・近景にして実際の風物と組み合わせて写真に仕立て上げるというもの。

団塊より上の世代が遊び親しんだブりキのおもちゃ。作品は実にノスタルジックで、タイム・スリップした温かさ。

 

  

 

ショーケースにはそのブリキの玩具が陳列されており、触れないのが残念なり。

 

常設は『遠藤桂 富士山写真展』。

地元の人にしか成し得ない時間と労力と執念の結晶。自然の恩恵に浴する特典を駆使した秀峰富士の荘厳な姿に息を飲む。

   

撮影時の苦労や秘話を聞くにつけ、神々しさを増す富士山。「なんだ! 富士山か!」では済まされない日本の富士山がここにあった。



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