ZEVEX~行動する自動車環境問題NGO~

手造りPHEVで、そしてプリウスPHVで二度の日本列島縦断を達成し、世界初EV南極点到達を目指し活動する冒険チームです。

電動レーシングカート2014シリーズ開幕

2014年05月02日 19時13分01秒 | ZEVEXの活動

テスト開催も含めれば4年目に突入する電動レーシングカートのシリーズ戦「ERK Cup Japan」。デコボコ道を専門とする我々ZEVEXだが、ビュンビュン走るのも嫌いではないので、傘下の「ZEVEX Racing Team」から参戦して、気が付けばエキシビジョン大会も含めて4年間皆勤賞だ(笑)!!
その開幕戦が4月19日(土)に栃木県のフェスティカサーキットで行われたので、その御報告。
 
(参加台数は全9台。何でもアリのスペシャルクラスが5台、72V以下で我々が参加する02クラスが4台だ。48V以下の01クラスは今回不成立

電気自動車で行うモータースポーツとしては、この秋からフォーミュラ・マシンのEVレース「フォーミュラーe」が始まる件が話題だが、エンジンカートのフレームを利用したEVで行われるERK(エレクトリック・レーシング・カート)レースは15年前には既に原型が有って、日本EVクラブの有志達がファステストクラブでレースをやったり、茨城県のカート場を舞台にシリーズ戦も行われていた。
さて、私が思うところでは、2014年現在日本で一番”形になっている”EVモータースポーツであるこのECJだが、我々のチームに関して言えば、体脂肪率高めのおっさん達が、低予算で造ったマシンに貰い物だったりするタイヤを履いて参加しているので、この3年「少しばかり動くシケイン」の域を脱していない。しかし、昨年末行われた岐阜のエキシビジョン大会で2位に滑り込んだので、今年に関してはメンバーの士気は上がっている。とは言えメインの四駆EVの活動が忙しく、ギア比も変えないまま今回のレースに臨んだのであるが・・・。

(貰い物のタイヤなので、立ち上がりでアクセルを踏むとリアがズルズル滑る。ドライバーが重いので立ち上がり速度も遅い)

ECJはスプリントと耐久を同じバッテリーで走るところが味噌。スプリントをブリブリ走れば耐久で電欠になるし、かと言って電費走行だけでは勝てない。ZEVEX Racing Teamはドライバーの平均体重を勘案してスプリントは捨てて耐久に賭ける。総合1位は取れないが、あわよくば2位の可能性は有る。「運任せ」が我々の基本戦略である。
で、その耐久。東自大チームがトラブルで戦線離脱したが、新規参戦のZSSチームが速くて、スプリントを捨ててもZEVEX Racing TeamとJKB(女子カート部)・ZSSの3チームが、最終LAPまで同一周回で争う混戦の02クラスだった。結局耐久で2位に滑り込んで2ポイント獲り、総合でも3位になって久々の表彰台となった。

(炭酸入りぶどうジュースのツメを飛ばす藤井尚孝選手。女子カート部はこのクラス勝っ放しだ。2位は新規参加のZSSさん)

第2戦は6月21日(土)。同じフェスティカ栃木で開催される。次回までにギア比は下げよう(笑)。


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