荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

1年4ヶ月(4)

2012-04-05 11:45:08 | 「AKB48」
解散が発表されたのは10月15日だが、その翌日の公演に行くことはすでに決まっていた。
当日は岡村くんの結婚式で、俺がSDNのファンということを知った人からは「きのう、解散が発表されたよね」と言われたくらいだから、ネットニュースなどにも出ていたのだと思う。

その日は夕方からゆっきーのDVD発売イベントもあった。その日のことは前に日記でも書いたので繰り返さないが、この10月16日の公演は俺が観た中で一番メンバーと客の気持ちがシンクロした公演だった。
2・3期生公演は観られるものの依然として1期生公演には落選が続き、ようやく震災直前の4月に1期生公演をはじめて観ることができた。それ以来1期生メンバーへの興味が出ていたのだが、10月16日公演を境に再び2・3期生公演のほうが好きになった。
幸いにも解散が決まってから、ますますSDNの公演は気合いが入っていったと思っている。

2011年は5月以降akb48の公演は研究生(8月)チームK(11月)、チーム4(11月)と3度観ることができたが、最後のハイタッチ会はやらないほうがいいんじゃないかと思えるほどメンバーのやる気のなさが感じられた。もちろん、これはSDNとの比較の上だ。だが、両者を経験したものはかなりの人がSDNメンバーのほうにやる気(お客への感謝の気持ち)を感じると思っている。

こうして、AKBにとって唯一といってもよい劇場公演の場が楽しく感じられなくなったことがAKBから距離をとりはじめた大きな原因となった。
俺はAKB歴が短いだけでなく、プロデューサーの秋元康や劇場支配人の戸賀崎が何を考えているかを知らない(別に知ろうとも思わない)から、SDN解散の背景にこの二人がどう考えていたのかということには彼らの口から出た言葉以外のことを頼りにする術がない。ただ俺の実際の経験からいうと、解散が決まりますます気合いが入るSDNに比してAKBがどうでもよくなったことは間違いない。

AKBを好きになることでSDNに興味を持ち、SDNが好きになることでAKBからは距離をおき、SDNが解散することでAKBグループ全体からも離れていく。おおざっぱにいってこの2年はこんな感じだ。