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荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

@JAM EXPO2014

2014-09-11 15:06:13 | ライブ
未完成だったのを9月10日に続きを書くと同時に加筆した。



8月31日は、いわゆる夏休み最後の日。このイベントはTIF2014よりも早く発表されたように記憶している。公式パンフには「TIF2013が終了したあ後、来年はまだ未定という発表を聞いて、アイドルブームの火を消してはならないと感じたから」とあった。有明のあたりも候補地にあったけど、移動をコンパクトにということで横浜アリーナに決めたらしい。俺としては移動があったとしても野外が好きなので、いったい横浜アリーナをどのように使うのかは興味があった。確実にわかっていたことは、メインとなるステージを客が埋め尽くすことだけはないということだった。TIFでスマイルガーデンにいくら多くの客が集まろうともせいぜい3000人程度だし、しかも無銭を含んでいる。アリーナとスタンド席を合わせて6、7000もの客を埋め尽くすことができるのは、AKBとスタダしかいない。


とはいえ、TIF2014にいつまでたっても、まなみのりさの名前がラインナップされない中、こちらにはからっと☆、ANNA☆Sも出場が決まっていて、楽しみにしており、VIP席を4万近い金額で購入もしていた。

実際には、TIF2014が結局のところ楽しかったし、まなみのりさだってANNA☆Sだってみる機会はそれなりにあったので、こちら@JAM EXPOは近づくにつれてどうでもよくなっていた。それが当日起床が遅くなったことにもあらわれている。

横浜アリーナ自体、そう何度も行ったことがあるわけではないし、会場内の勝手が全くわからないことからかなりの時間をロスすることにもなるだろうし、当初は開場したらすぐに中に入って、場内を把握することからやらなければならんと思っていた。

それにしても、新横浜は遠すぎる。バイクで行くという選択は前日の時点での雨の予報でやめることにしてた。バイクなら1時間もあれば楽につく。明大前~下北沢~町田経由で行ったのが大失敗。乗り継ぎにかかる時間だけで30分以上とられる。
結局、現地についたのは10時40分。家を出てからドアトゥドアで1時間50分くらいかかっている。

まみりの物販が10時から11時なので、物販エリアを探すのだがみつからない。インフォメーションのお姉ちゃんに最初から聞けばよかった。
全く要領をつかめてないためにいたずらに時間をロスしてしまう。ようやく残り5分というところで物販エリアに着く。いそいそと常連ヲタさんと挨拶を交わす。物販自体は終わったとのことだが、入場特典のCDについてくる誰でも握手券を使えば握手できるとのことで、それを使い握手。前日の歌うまアイドル日本一決定戦の話とかして、今日のライブを楽しみましょうということで終わり。


まずはひと段落。とりあえず場内をゆっくり回りながら状況の把握に努める。

通路に設けられているステージはステージ同士で音が干渉するんじゃないかと思っていたが、そこはさすがに心配ご無用だった。

どこのステージもメインステージを除いて、かなりの客が集まっている。通路に設けられたステージ各所は歩くのも困るほど客があふれていて、こういう狭い場所に人が密集している光景は、かつてAKBの握手会に行ったときに似ている。
皮肉なことにメインステージが一番盛り上がってないようにみえる。後方では寝転んだり、スマホいじりに熱心だったりと、ステージに目を向けているものは2000人もいない感じだ。

それにしてもいろんなところにステージが作れるもんだ。ブルーベリーステージなんて、こんな広い部屋があったのかと思ったが、普段は演者の楽屋として使ってるんだろうなと思う。


どこのステージもチラ見するだけで、
メインステージのLinQだけ2曲だけ聴いたことを覚えているだけ。

ひととおり見て回って把握したところでVIP席に向かう。4万円も出したチケットなんだから使わなきゃ損だ。人気の少ないフロアにVIPルームがあった。関係者席っていうのはこういうところなのね。

扉をひとつ開けると6畳一間でソファーとテレビまでついている待合室があって、そこから扉を開けると2階のスタンド席にすぐに入れる。椅子の質もとてもいい。ステージの正面に位置していてこりゃ、最高だな。

部屋に入ると二人のヲタさんがいて、筋骨粒々のコワモテさんだったけど、部屋の使い方とか教えてくれ、いい人でよかった。アプガのヲタさんのようだが、基本はDDのようで、ライブ大好き人間という感じだった。そうこうしてると、チキパがメインステージに出る時間になる。せっかくなんでスタンドエリアまでみにいく。VIPはスタンドエリアでも端のほうだが前方に専用エリアが設けられているためにもみくちゃにされることなくステージをみることができる。


ステラボール以来に久しぶりにみるチキパだけど、楽しかった。みんなどんどん可愛くなってきてる。ステラボールのときは最後方からだったんで、前の方でみられるのは幸せ。

VIPルームには特定のユニットによるミート&グリートが1時間にふた組、10分のみだけどステージ終了直後にあるので、VIPルームに戻る。

あさみんやゆ~にゃんからは当然のように「久しぶりぃ!」と言われる。また握手会にでもいってあげるか。その後に握手会もあったけど、特典券の入手方法がわからずあきらめる。


このミート&グリートがVIPの唯一の特権のようなものだったが、どのアイドルが来るのかは当日までわからないし、その時間にみたいライブがあると会えないし、同じ部屋にいたヲタさんは不平プンプンで、確かに4万円の価値があるかは疑わしいのは確かだった。もし、次回があるならここをなんとかしないことには、今回応募した人は買わないと思う。ちなみにヲタで言えばVIPにはアプガのヲタが一番数は多かった。


キウイステージでまみりが出るからちんたら回りながら向かう。このステージは通路に設けられたものと違い、フルハウスで300人は収容できるライブハウスのようなところだ。

まみりの前は吉川友がやっていた。フロアはよくいえば熱気ムンムン。悪くいえば臭い。ヲタの熱気で天井には水滴がたまってポツポツと落ちてくる。
いつもの地下の対バンと同じでヲタの入れ替えはスムーズで、まみりのときにはまなり前の方にまで行けた。たった3曲だけ。TIF2013のときの教会ステージのときのほうがよほど感動した。チキパだってTIF2013のスマイルガーデンのほうがはるかに楽しかった。やはり、天井も低く開放感が全くないからだろう。TIFのよさは全てに渡ってロケーションがいいステージが多いところだ。@JAM EXPOは規模が超大きくなったasia idol parade(渋谷4ライブハウス連動ライブ)みたいなものだ。

確かにVIPルームで休憩をとることはできるが、会場の外に出られないというのは喧騒から逃れることができない。これが辛い。特にメインステージの爆音は1時間もいられない。スタンディングでチキパをみたときには感じなかったがVIPルームから聴いてると耳がおかしくなる。


VIPルームに戻り、遠目だけど、メインステージのパティロケ、さくら学院、ドロシーとみる。ステージが終わったあとでパティロケのメンバーがミート&グリートにきたから、せっかくなのでお話。ますます3人が好きになり、買ってないCDもあったし、後で握手会にも参加しチェキまで撮ってきた。

パイナップルステージにチキパが出るので行こうとしたら、長蛇の列ができている。でんぱ組.incをみるために並んでいるものが多かった。こりゃ、入れないやと思い撤退する。後で知ったことだがVIPは優先エリアがあるために列に並ぶことなく入ることができたらしいが、後の祭り。

ブルーベリーステージのANNA☆Sをみて、ぶらぶらしてメインステージのJKT48の様子を伺う。はるごん、ちかりなの凱旋帰国になるのかどうかは知らんが、あまり盛り上がっていなかった。そういえば、開場入り口付近にAKBパチンコの宣伝のために試し打ちができるパチンコ台が3台並べてあり、参加した人にはクリヤファイルまでもらえるということだったが、誰も並んでなく、一人、二人が試し打ちをしているだけだった。列ができることをみこんで、九十九折のレーンを作っていたのが虚しかった。AKBについてはどこかでまた書くことになるのかもしれないが、俺の予想を上回って急速に受け入れられなくなってきている。それが、この界隈だけではなく、かつてのヲタからも、そして、一般人からみてもだ。たぶん、何もやっても回復する見込みはないと思われる。家の近くのパチンコ屋でガラガラのレーンがあったが、そこはAKBパチンコのレーンだった。案外とXデーは早いのかもしれない。俺にとってもすでにAKBは北朝鮮みたいなもので、ウォッチの対象でしかなくなっている。

トリはどこのステージも盛況。Negiccoもこのライブがラストになるいずこねこも、キウイステージの青SHUN学園、そして、メインステージのでんぱもみんな盛り上がっていたらしい。俺は青SHUN学園の現場にいたので他はみてないからわからないが。
他にもブルーベリーステージでのAelLL.(最後の対バン)をみたり、いろいろあったが別段書く必要はない。


客層は若い人、とりわけ女ヲタが多くなったように感じた。今年のTIFで強く感じたことだが、TIF公認のパンフ、Tシャツとかがほとんど売れなかった。この@JAM EXPOも公式グッズは全くといっていいほど売れていなかった。その意味ではフェスを支えるといった感覚は多くのヲタにはないことをあらわしている。これがいいことか悪いことかはわからない。

おそらく有料入場者数は1万人弱というのが体感だが、これでも黒字にはならない。もし、15000人が集まればどうなっていたか?。増えた客がメインステージをみるのなら収容は可能だが、それ以外のステージをみるのなら混乱は必至になる。キウイ、パイナップル、ブルーベリーは常時入場規制がかかり、客の出入りに時間がかかり、タイムテーブルは乱れるだろう。通路に設けられたステージをみる客が増えれば、通路も塞がれ移動も容易ではなくなる。メインステージとその他のステージの収容人数に大きな隔たりがあることは、このイベントがもし次にあるとしても横浜アリーナでは無理なことをうかがわせる。次回もありそうな気がするので場所がどこになるかは興味深い。

俺個人としてはトータルにはいいイベントだったと思うのでまた開催してほしい。












来生たかおソロツアー

2014-09-07 16:12:30 | ライブ
大宮ソニックシティ小ホールにて。小ホールといっても600人くらいは入る。小さなライブハウスに慣れるとこれでも十分に広い。

ピアノひとつで弾き語り、そして、年を追うにつれ長くなるトーク。退屈せずに2時間がすぎる。俺にとっては80年代にタイムスリップするひとときになっている。

来年で音楽活動40周年になるようでそこまでは続けたいと言っていた。まだまだ声のハリもあるし、新曲は作れなくとも歌い続けることはできると思う。がんばってほしい。



福岡市役所前 天神中央公園

2014-09-07 15:59:34 | ライブ
珍しく平日に帰省したので、ライブとかのイベントはないと思っていたのだが、市役所前に臨時のビヤガーデンが設置され、そこで吉田山田が出るということでみにいく。

首都高を走っていたら、小さな車だけど吉田山田のラッピングカーが走っていたりと、少し売れてきているのかもしれない。タダシンヤを知った2010年にいろいろと今の音楽シーンを漁っていてiTunesで1~2枚アルバムも購入していたので多少は知っていた。

あまり、響くものはなかった。男性ボーカルの場合、俺が最も好きになるのは声の質や歌い方。そこに突き刺さらないと、たんなるBGMになってしまう。



日付けがかわって、天神中央公園でガン予防のイベントが始まったようで、そこにLinQが出るとのことでみにいく。

ガンにかかるくらいにまで長生きできればいいが、ガンにかかりたいわけではない。今年中に全身検査をしてみようと思った。


LinQをじっくりみたことは一度しかない。ベスト電気のホールで行われているLinQの定期公演に一度いったことがある。といっても遠目に眺めているだけだった。
はじめて間近でみたが、メンバーは5人だけ。たぶん、お姉さん組だと思われる。そんなに悪い印象はない。むしろ、とてもいい笑顔で踊って歌っていたことで俺の中では評価がとても上がった。おまいつヲタが10名程度だったが、周りの一般客に迷惑になるわけでもなく(ピンチケじゃないから当たり前か)その点でもそうだった。


レピとクレヨン

2014-09-07 15:49:33 | ライブ
まみたんが出演するミュージカル。
新宿シアターモリエールは一度来たことがある。確かめ~たんが出たお芝居の時だった。

アスペルガー症候群を描いたもので、ちょっとファイナルファンタジー7のような現実と想像の世界が入り組んでいて、所々にロールプレイングゲーム的な小ネタがはさまれていて、こういうものを見慣れない俺でも楽しくみることができた。
正直にもう一回みたかったが、夜公演は千秋楽でチケットもないようで断念。

三つ編みのまみたんを間近でみることができたのが嬉しかった。7cmの時にでもこれだけ近くで見ることはなかった。

思えばSDNの中でまみたんが一番チャンスを得たのではないか?。他のメンバーが解散後はゼロからの、いや、歳をとったという意味ではマイナスからのリスタートなのかもしれない中で、まみたんはSDNに入ったことでミュージカル俳優への道をゆっくりだけど着実に歩んでいっているようにみえる。
次の舞台は10月1日から。こちらも一回はみにいく予定。




歌がうまいアイドル日本一決定戦

2014-08-30 17:11:53 | ライブ
フジテレビで生放送されるらしい。

まなみのりさが予選を突破して本線に出るらしいので応援にいく。生放送番組の収録の場に立ち会うなんて人生ではじめてだ。

いつものようにお台場なら、ということでバイクでむかう。まだ8月というのに風は秋になっていてとても気持ちがいい。今年の夏は久しぶりに気持ちのいい夏だった。

場所はTIF2014のホットステージのところ。お台場大陸の入場料がとられてしまう。まず整理券をもらわなければということで船の科学館側の入り口のほうにいく。

すでにかなりの列ができていて、整理券はすでに配布終了だった。悪いがたいして客が集まるイベントだとは思っていなかったので、甘くみていたのが失敗だった。

とはいえ、そこは「アツさ」ではかなりの熱量のまみりヲタさんたちが整理券を一枚余分にもっていたので、それをもらう。と言っても俺の流儀として割り込みは嫌だから最後方に回る。

場内に入ると着席観覧席はほぼ埋まっていたので、立ち見最前列に陣取る。隣にいたキュートのヲタさんと意気投合して開始時間まで、そして、開園してからも楽しく過ごせた。キュートも一度くらいはいってみたいと思うほどにこういうちょっとしたコミュニケーションはファンの拡大縮小につながっていると思っている。

予選を突破した9組が3組ずつに別れ、そこから勝ち抜いた一組ずつ3組を最終決定戦で決めるというやり方。録画する機器を持ってないのを後悔した。これは録画しておきたかったな。

さすがに予選を勝ち抜いただけあって、マジでみんな歌がうまい。だけど、うまいだけなら別にたいしたことがないのは演奏も同じ。いかに個性があるかどうかだ。だが、この個性というものがなにかということはとても難しい。結局優勝したのはアクターズ広島出身のシークレットエンジェルズの12歳のボーカルの子だった。12歳というコンテクストを無視して評価することはできるのだろうか?。まなみのりさとキュートを退けて決勝に行ったOsaka翔Gangsのワンカメ固定映像でのパフォーマンス入り歌唱はパフォーマンスを度外視する評価が可能なのか?。

1時間半があっという間に終わってしまうほどにステージから目が離せなかった。こういうことをたまにしかやらないからいいのだろうが、この手のイベントは地下の対バンではスルーしてしまうユニットをじっくりみる機会にもなる。うたのうまさを競うというコンセプトからノリノリの曲は選ばず、ミドルテンポ以下の選曲がほとんどだったことで、会場も意味なく騒ぐものは皆無なのもよかった。騒ぐだけが盛り上がっているわけではないというとてもいいイベントだった。視聴率がどうかは知らないけど。