散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

下町風俗資料館(台東区上野)

2013-12-06 06:11:47 | 日記
    

       

 上野池の端に、昔の下町の生活様式を展示している資料館があります。何年かに一度の割合

で訪れます。今回は「女性たちの暮らし」をテーマに展示していましたが、懐かしいですね。

 井戸があって、釣瓶ではありませんがポンプで水を汲み上げて、タライに洗濯板でごしごし

洗いますね。今の全自動洗濯機を思うと凄まじい労働ですよ。かあちゃんたちは、ここで世間

話をします。噂ばなしとうっぷん晴らしですよ。長屋の路地におむつを干しています。今のよ

うに「紙おむつ」を買ってくるのでなく、着古した浴衣を使っていますね。これが程良く赤ち

ゃんの肌にやさしいらしいです。おむつの隣に着物をほどいて、これを洗って板に張り付けて

いますよ。これは「洗い貼り」といいますね。乾いたら、また縫って着物にします。なんとい

うか、合理的というか無駄のないやりかたです。女性の働きがあればこそですね。

    

       

    

 2階に上がると、割烹着がありました。これ懐かしい、今でも「おふくろの味」の食堂では

おかみさんが着ていますよ。おかあさーん です。化粧品のポスターもあります。これはやっ

ぱり大正から昭和初期です。何処から来たか修学旅行の子どもたちが、理解できたのかどうか

騒いでいましたが。果たしてどうてすか。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (らべ)
2013-12-05 18:11:52
どうもご無沙汰しまして・・・<m(__)m>

井戸はあまりよく知りませんが、盥の思い出、
これは強烈です。
年子の赤ん坊ですから双子と一緒ですよ。そのおむつを毎日洗いましたからねぇ。
ひび割れた指がとても痛くて・・・。
おむつもせっせと縫いましたねぇ。(^。^)

写真の時代はそうですね。私より少し前ですね。(^。^)戦前でしょうか。

でも私などには肌で感じる生活の匂いがします。
ミシンはシンガーミシンだと思います。(^。^)

修学旅行の子供達にとっては、歴史を見ているようなものでしょうね。(^。^)

いいお話をありがとうございます。

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らべママさん (sanpo63)
2013-12-06 07:02:05
 そうそうシンガーミシン 記憶にあります。
 洗濯板はよく考えて作ったものですね。

 胸のうすいご婦人を洗濯板と言ったりしましたね。
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昔は (hibochan)
2013-12-06 07:21:25
大昔の我が家が思い出されます
掘り井戸に洗濯板たらい
夏には スイカを井戸に吊るしたものです。
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嘗ての下町風俗 (晩節を行く農民)
2013-12-06 08:57:59
お邪魔致します

東京の嘗ての下町風俗の写真
当地のその頃の事と照らし合わせて楽しく見せて頂いて居ります

ポンプで水汲みの井戸 それよりも釣瓶の方が懐かしさがあります

洗濯板 洗濯機の無い時代に活躍 力がいりますね
当宅は今の婆さん風呂場でよくやって居りました

おむつ 娘が赤ん坊の時良く手縫いで作っておりした
それが孫の時代になると紙おむつ 時代の流れを感じます

洗い張りの様子 子供の頃、暑い夏になると母親が例年着物をほどき、それを糊づけして洗い張り板に大変に懐かしいですね

最後は割烹着で締め
いまでも当地では田んぼをする際、着ている方を時々見かけます
それよりも思い出すのは戦中に白い割烹着を着て愛国婦人会 往時を思い出しますね
人間も古くなりました 嘗ての風俗を引きずって生きて居ります

    では失礼致します
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hibochanさん (sanpo63)
2013-12-06 10:20:53
 井戸に西瓜、みなさんそれなりに思い出が

 母親がせっせと針仕事、戦時中は灯火管制の最中

 黒い遮蔽をして灯りが漏れないように、古いですか。
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晩節を行く農民さん (sanpo63)
2013-12-06 10:28:57
 国防婦人会ですか。懐かしいです。
 
 今の婆さん風呂場で・・・たいへんだったですね。

 今は洗濯板、ぺちゃぱいの代名詞 わからないかも。
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