散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

戸田茂睡の墓(浅草奥山)

2017-05-07 06:00:05 | 日記

        戸田茂睡の墓

 ここに元禄時代の歌人戸田茂睡のお墓があります。大正8年に東京府の旧跡に指定されて

います。徳川氏の家臣、渡辺忠の六男に生まれ(1629)のちに本多政長に仕えましたが、延

宝年間の末致仕して浅草寺近くに居をかまえました。    

 「梨本集」を著して和歌の制の無用を説き、世に詠歌の派を立てました。「紫の一本」「御当代

記」などの作品があります。「塵の世をいとう心の積もりては 身の隠れがの山となるらん」と詠

んで、隠れ家の茂睡と時の人に呼ばれていたといいます。   

        半七の塚

 半七の塚  茂睡のお墓の近くに「半七捕物帖」の主人公、神田三河町の目明し半七の塚が

あります。江戸川乱歩ら捕り物作家クラブ同人が、岡本綺堂の業績を記念して昭和24年11月

に建立したものだそうです。茂睡と半七とは面白いですね。


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