この「新派の碑」は、新派劇創立90周年を迎えた昭和52年(1977)11月1日に、松竹株式
会社と水谷八重子氏(初代)により、新橋演舞場玄関脇に建てられました。その後演舞場の改
築にあたり、新派とは深い縁のある湯島天神の境内に移転したものです。題字は作家の川口
松太郎氏の揮毫によるものです。
ガス灯 青いガス灯、清らかな白梅、「お蔦 何も言わずに別れてくれ」 「別れるの切れる
のってのは・・・」これは有名な新派「婦系図」の湯島天神の場です。境内にはガス灯は五基あ
りましたが、昭和40年(1965)に最後の一基も撤去されました。その後、昭和56年11月に
東京ガス(株)の協力でガス灯を設け点灯することになりました。都内で屋外のものは唯一の
ものだそうです。雰囲気はいいですね。
時に云う言葉 新派の演劇の面白さですね
世の女性の紅涙を絞ったものですが 今は
どうでしょうか 女性の方は笑ってさよならかも。
真砂町の先生役の古河ロッパを思い出す。
三年前伊勢神宮式年遷宮参拝時にバスの中で久しぶりに歌った記憶が