散歩の時に見つけた!

東京都内を散策しますが、こんな所にこんなものがと再発見します。写真を添えて紹介します。

船橋屋のくず餅(亀戸天神)

2016-05-19 06:03:32 | 日記

      

         

 文化2年(1805)創業の船橋屋は「くず餅」で知られています。初代「勘助」の出身地は下総国

(千葉県)船橋で、当時の下総国は良質な小麦の産地でした。勘助は、亀戸天神の梅や藤の季節

に、参拝客でにぎわうのを見て上京し、湯で練った小麦澱粉をセイロで蒸し、黒蜜と黄粉をかけて

餅を作り上げました。それが参拝客の評判となり「くず餅」と名付けられたのです。  

 今も行列が出来るほどの人気のようですね。因みに、船橋屋の看板は数多くの作品を残した

吉川英治が書いたものということです。(写真Mr麹町)