アカバナルリハコベAnagallis arvensisは花の直径が8mmほどの小さい花です。ハコベと名がついているが、これは草の外観が一見ハコベににているためで、サクラソウ科(APGⅢではヤブコウジ科)です。
世界各地に帰化していて、日本では北海道から九州、沖縄まで主に海岸近くに分布しています。
庭では5月14日に開花し、以後数日新規に咲きまして、現在は実がなっています。6月に入りまた花のシーズンとなりました。
最初に咲いた花は翌日には落ちていたので1日花と思われました。
現在は実を熟成中です。
6月に入り、2度目の花のシーズンとなりました。
6月2日開花日の朝、まさに開かんとしている蕾です。
10時ころ確認したら、開花していました。
陽がよく当たると完全に開花しました。ごく小さい花です。美しくかわいらしい。
午後2時にはすでに花を閉じていました。
マユハケオモトの鉢にも実生苗が出てきて蕾の先がわずかに赤く見えます。きっと明日には咲く思います。
6月3日朝
マユハケオモトの鉢の実生苗がまさに咲こうとしています。
9時過ぎには開花しました。
一方、昨日咲いた花は落ちてはいませんでした。一日花ではなかったようです。
昨日開花した花です。
昨日咲いた花が今日も開きました。
5月の時は一日花と思ったのですが、6月の花は一日花ではない。これはどうしたことでしょうか。もう少し継続観察が必要です。
6月4日追記
『6月2日に開花した花は、3日もまた開いて、4日の朝に花冠が閉じたまま落ちていました。
6月3日に開花したマユハケオモトの鉢に咲いた花は4日も開きました。 ということで6月に開花した2つの花は2日間咲いたことになりました。
これって二日花って言ったらよいのでしょうか。』
ネットによるとアカバナルリハコベは毒性があり、家畜が食べると胃腸炎をおこし、大量だと死ぬこともあるとか。味は酸っぱく苦いので家畜はよほど他に食べるものがない限り避けるようです。またヨーロッパなどでは民間薬としてもちいられているそうです。
一部の人は触れただけでかぶれることもあるそうですが、雑草はかぶれません。
ハコベの花は一般には白ですね。