庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

庭の花 ナルコユリとハナミョウガ サラサウツギ ハマハコベ サルナシなど

2016年05月23日 | 庭の花たち
庭のナルコユリがたくさんの花をつけました。
ナルコユリ1605220032ナルコユリ1605220032 posted by (C)雑草
セッコクを植えた鉢で、梅の木の上に置いて乾燥気味に管理されています。
ナルコユリ1605220033ナルコユリ1605220033 posted by (C)雑草

ハナミョウガが咲き始めました。
ハナミョウガ1605230003ハナミョウガ1605230003 posted by (C)雑草
ハナミョウガは暖地性の宿根草で、前年に伸びた茎に花をつけます。そのため冬に茎が枯れてしまう寒冷地では、毎年葉が出てきても花を咲かせることがありません。水戸では暖冬の年にははなをつけるが、通常は花を見ることはまれです。
今年の冬は寒いと思いましたが、極端に寒い日がなかったので地上部が枯れなかったので花がたくさんつきました。
ハナミョウガ1605230005ハナミョウガ1605230005 posted by (C)雑草
ハナミョウガが冬季に地上部が枯れないぎりぎりの温度は、マイナス4度くらいでしょうか。今年は水戸気象台の最低気温が-5度以下になることがなかったのがさいわいしたようです。例年ではマイナス5度~7度になることがあるため、ハナミョウガの地上部が枯れることがおおくあり、少数の花をまれにしか見ることがありませんでした。


昨年は寒さ厳しい日があって、花数が少なかったのですが、そのうちの1個の花に実がなって今でも真っ赤な実をつけています。5月に花が咲き、秋に赤く熟し、いつの間にか小鳥に食べられてなくなってしまうのですが、この1個は小鳥が来にくい場所にあるためにいまだに赤い実をつけています。ということはハナミョウガも花と実を同時に見られるということですね。

花と実を同時に見られる物としては、キチジョウソウやマンリョウがあります。もちろん、熟しても小鳥に食べられることがなければのことです。
またびっくりしたのはナンテンでも花と実が同時に見られたことでした。下の写真は2年前の1月に、NZクライストチャーチの博物館でみた花と実が同時に見られたナンテンです。日本と季節が逆なので春というか初夏でちょうどナンテンの花が咲く時期でした。
NZにはナンテンの実を食べる習慣のある小鳥がいないのでしょうかね。
花と実が同時に花と実が同時に posted by (C)雑草

サラサウツギが咲きだしました。外側が赤いので、蕾の時は赤く、咲き進むと内側は真っ白なので、ほんのり赤くとてもおしゃれな八重咲きの花です。
サラサウツギ1605230006サラサウツギ1605230006 posted by (C)雑草
これは実生苗の1本で、もう1本の実生苗は赤が少なく、蕾の時もかなり白いものです。
サラサウツギ1605190008サラサウツギ1605190008 posted by (C)雑草
サラサウツギ1605190009サラサウツギ1605190009 posted by (C)雑草

ハマハコベが出てきました。昨年はようやく出てきたのに虫に食われて全滅でした。
ハマハコベ1605220024ハマハコベ1605220024 posted by (C)雑草
環境が合わないのか自生地の力強い姿とはまるで別物です。下の写真は自生地で見たものです。
謎のマンネングサはハマハコベ謎のマンネングサはハマハコベ posted by (C)雑草
昨年の芽が出て虫に食われた様子は次のURLでご覧いただけます。
http://blog.goo.ne.jp/zassougoo/e/007be679e165a4aa2393f23204029450

サルナシが咲きました。山にあるのは葉柄が赤っぽいのですが、これは園芸店から入手したもので緑色で太いです。
サルナシ1605220027サルナシ1605220027 posted by (C)雑草


コメント (4)
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