庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

ヤナギイチゴとキョウガノコ

2016年05月30日 | 庭の花たち
4月に中学クラス会で小田原、湯河原、鎌倉を旅してきました。その時に湯河原の早朝散歩で見つけたヤナギイチゴの枝を挿しておいたら、実が大きくなってきて、イチゴらしくなってきました。
ヤナギイチゴ1605300007
ヤナギイチゴ1605300007 posted by (C)雑草
現地で見たときは花の終わりころかと思われました。下は4月19日の現地のヤナギイチゴです。
1604190090ヤナギイチゴ
1604190090ヤナギイチゴ posted by (C)雑草
1604190089ヤナギイチゴ
1604190089ヤナギイチゴ posted by (C)雑草
これは雌花ですね。実はすでに雄株を持っていたので、この雌株を挿し木すれば、雌雄がそろうので、家で実をならせることができます。ということで枝を持ち帰ったところ、すでに現地で受粉していたのでしょう、挿し木の実が大きくなってきた次第です。

雄株の入手については
2012年に中学クラス会がありまして、湯河原付近のドライブインで昼食の時に、道路の石垣に生えていた初見の小木の枝を持ち帰ったことに始まります。
ヤナギイチゴかも
ヤナギイチゴかも posted by (C)雑草
神奈川県植物誌で調べたところこれがヤナギイチゴであることがわかりました。カラムシなどと同じイラクサの仲間の木本の植物で黄色い実がなり、食べられるとわかりました。それで実がなるのを楽しみにしていたのです。

ヤナギイチゴ
ヤナギイチゴ posted by (C)雑草
翌年2013年春に花が付きました。雄花か雌花かよくわかりませんでした。
仮に雌花だとしても、雌雄異株ですから、近くにはほかの異性の株がないわけで実をつけるのは難しいと思いました。
ヤナギイチゴ
ヤナギイチゴ posted by (C)雑草
開花したらなんと雄花です。残念ながら実がならないことがはっきりしました。
以来、雌株に出会いたいものと思っていました。そしてついに今年そのチャンスが。なんと中学クラス会で今回は湯河原に1泊することになりました。またとない機会ですが、団体行動ではヤナギイチゴを探す時間がありません。そこでホテルの朝早く早朝に散策して、ようやくヤナギイチゴに出会うこととなったわけです。これが冒頭の実をつけたヤナギイチゴの枝です。さっそく実がなり嬉しい限りです。
来年は雄株、雌株のそろって花が咲いて、庭で受粉して実をならせるのが楽しみになりました。

庭のキョウガノコの白花が咲き始めました。
キョウガノコ白花1605280002
キョウガノコ白花1605280002 posted by (C)雑草
キョウガノコ白花1605280001
キョウガノコ白花1605280001 posted by (C)雑草
赤花のキョウガノコも間もなく咲きそうです。
キョウガノコ1605280003
キョウガノコ1605280003 posted by (C)雑草

コメント (4)
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