庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

アセビの花を分解して内部を見てみました。キチョウが落ちましたがそのまま眠っているようです。

2015年03月10日 | 庭の花たち
今年はアセビの花がいっぱい垂れ下がりました。



花に近づいてみると、つぼ型の花冠の先が5つに短く裂けています。
雌しべのほうが雄しべより長いんで斜め前からでも雌しべが見えます。また、正面から花の中を覗くと雄しべもみえます。


花冠を半分破いて取ると、短い雄しべと長い雌しべがあります。

雌しべのまわりに、雄しべ10本があります。

雄しべを取り去ると、子房が見えます。雄しべの葯は蛾の触覚のようなのが2本あります。


キチョウがとまっていた葉が別の葉と交差して、ちょっとの揺れでキチョウが落ちてしまいました。
草の繁みの奥のほうに引っ掛かっていたが、落下して目覚めたというより居心地が悪くて、翅を数回動かしたので、さらに地面近くまで落ちてしまいました。画像の矢印のところ。

落ちたまま動かないのでまだ冬眠中と思われます。


ミツマタの花がかなり咲き進んできました。

アオノイワレンゲの葉が急に大きくなってきました。

イワレンゲはまだちいさいです。

アオノイワレンゲより株がちいさいので葉もそれほど大きくはならないのでしょう。
コメント (8)
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