庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

越冬キチョウが目覚めた日の庭は春爛漫

2015年03月17日 | 庭の花たち
越冬キチョウが今日目覚めました。昨日の最高気温は16.3℃で、夜になっても暖かく、今朝の最低気温は8.3℃と暖かい朝でした。8時を過ぎると間もなく12度を越えて、昼の2時をまわると最高気温21.4℃と初夏のようでした。
ミツマタなど早春の花が一斉に開花して越冬キチョウの無事の目覚めをお祝いしているようでした。
ミツマタが咲きそろっています。

白加賀が満開です。

紅千鳥の赤がまぶしい。

45年もの間咲き続けるローマンヒヤシンスが香りを放っています。

実成ジンチョウゲも負けじと咲いています。

キチョウの目覚めの舞台は整いました。そして今日10時過ぎに、ついにキチョウの飛び回る姿がありました。垣根のまわりや、庭を飛び回り、花を確認しているようでした。一時見失いましたが、地面に敷き詰めたセメント瓦の破片にとまっていました。

それからローマンヒヤシンスにとまって蜜を吸っていました。目覚めて最初に吸った蜜と思います。

次に咲きそろったミツマタにきてゆっくりとたっぷり蜜を吸っていました。

花から花へ

キチョウばかりではなく、動きの速い蝶が密を吸っています。この蝶も越冬して今日目覚めたと思われます。

キチョウの食草はマメ科で、昨夏はマキエハギに産卵しました。でも今はまだマキエハギの葉が出ていません。他にマメ科と探すと、カラスノエンドウがやわらかい芽を出しています。

キチョウの目覚めには、花の蜜も大切だが、間もなく産卵の時期でしょう。食草が芽生えていることも大事な要件であるに違いありません。
アケビの蕾がふくらんできました。少しも紫色がない素心、青軸のアケビです。

シキミが満開です。

原種シクラメンの紅白です。



ネコヤナギは満開です。

ヤマウグイスカグラも咲きました。

ダンコウバイも咲き始めています。

セツブンソウは早くも実を結び始めています。4月末には草体が枯れて休眠するのでしょう。
コメント (10)
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