24日、兵庫県加西市のフラワーセンターで「伝統芸能の宴」があった。
菊やダリアなど園内には華やかな雰囲気に包まれていたが、
舞台のほうもなかなか熱がこもっていた。
1部は尾上菊博司が演じる長唄「石橋」、
難解な演目だが見応えのある舞台に仕上げていた。
2部は播磨風土記の根日女伝説などを題材にした舞踊劇。
上演中の撮影は禁止ということで写真の紹介はできないが、
可愛い子どもたちが登場し拍手喝采。
仕掛けも申し分なかった。
抜けるような青空に生える移動式の能舞台、
明石城や姫路城などでも使われているが、
どっしりとした本格的なものだ。
観覧にきた井戸知事ももっと利用してほしいと呼びかけていたが、
組み立てや輸送の経費がかなり高くつくようだ。
寝かしていては無用の長物、少し安くするなど
使ってもらえる良い策を考えてほしい。
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