ホテルローヤル 桜木柴乃 著
2013年 直木賞受賞作です
図書館で待たされて、なんと半年!
やっと読みましたよ。
舞台は・・やはり北海道釧路。。
釧路湿原を背にたつ、、今では廃墟となったラブホテル「ホテルローヤル」
そのホテルを舞台に様々な人の人間模様を描いています。
連作集の短編のようにも読めますが、現代から過去に遡っていき、物語が進むのは
著者のお得意の手法なんでしょうか?とてもミステリーぽっくて、面白かったです。
世の中から排除されそうな、、負け組の主人公たち。
暗くて陰鬱な話なのに、実にからりとした口調でたんたんと語られる。
でも、じわ~と感じるのは、やはりもの悲しさです。
北海道のいなかの感じもいいです。物語にぴったり。
性描写も実に乾いたかんじでいい。そう、意外とあっさりしていていやらしくないです。
でも、そこは大人の小説です。(中、高校生は読まないでね)
星をみていた、のミコ。純な心をもつ聖女のようです。この物語の中で一番印象に残りました。
私はやはり、、
「無垢の領域」、の方が好きだなぁ
2013年 直木賞受賞作です
図書館で待たされて、なんと半年!
やっと読みましたよ。
舞台は・・やはり北海道釧路。。
釧路湿原を背にたつ、、今では廃墟となったラブホテル「ホテルローヤル」
そのホテルを舞台に様々な人の人間模様を描いています。
連作集の短編のようにも読めますが、現代から過去に遡っていき、物語が進むのは
著者のお得意の手法なんでしょうか?とてもミステリーぽっくて、面白かったです。
世の中から排除されそうな、、負け組の主人公たち。
暗くて陰鬱な話なのに、実にからりとした口調でたんたんと語られる。
でも、じわ~と感じるのは、やはりもの悲しさです。
北海道のいなかの感じもいいです。物語にぴったり。
性描写も実に乾いたかんじでいい。そう、意外とあっさりしていていやらしくないです。
でも、そこは大人の小説です。(中、高校生は読まないでね)
星をみていた、のミコ。純な心をもつ聖女のようです。この物語の中で一番印象に残りました。
私はやはり、、
「無垢の領域」、の方が好きだなぁ
