九十歳。何がめでたい 佐藤愛子 著
去年からヒットしているエッセイ。やっと到着。
わりと小さい本で字も大きかったので一日で読んでしまった。
大正12年生まれの大作家、佐藤愛子 さんのやけくそに書かれた(本人いわく)エッセイです。
もはや満身創痍、へとへとでしぼりだした怒りとやけっぱちな日々を語る。語り口はユーモアたっぷり
でつい、吹き出しそうになりながら、時には感心したり、反省したり。
印象深かったのは
「文明の進歩」は我々の暮らしを豊かにしたかもしれないが、それと引き替えにかつて我々の中にあった謙虚さや
感謝や我慢などの精神力を摩滅させた・・・もう、「進歩」はこのへんでいい。進歩が必要だとしたら
それは人間の精神力である。
・・・
う~ん、説得力ありますね!
佐藤愛子さん、まだまだ現役ですなぁ~
去年からヒットしているエッセイ。やっと到着。
わりと小さい本で字も大きかったので一日で読んでしまった。
大正12年生まれの大作家、佐藤愛子 さんのやけくそに書かれた(本人いわく)エッセイです。
もはや満身創痍、へとへとでしぼりだした怒りとやけっぱちな日々を語る。語り口はユーモアたっぷり
でつい、吹き出しそうになりながら、時には感心したり、反省したり。
印象深かったのは
「文明の進歩」は我々の暮らしを豊かにしたかもしれないが、それと引き替えにかつて我々の中にあった謙虚さや
感謝や我慢などの精神力を摩滅させた・・・もう、「進歩」はこのへんでいい。進歩が必要だとしたら
それは人間の精神力である。
・・・
う~ん、説得力ありますね!
佐藤愛子さん、まだまだ現役ですなぁ~
感謝や我慢などの精神力を摩滅させた・・・・
まったくそのとおりです。
医療の進歩 も同じことが言えるような・・・人間だけが自然に逆らって長生きをしてるような感じがします。最近はその人間の勝手でペットまでが長生きしていますが。
人間らしい生き方、死に方ができなくなってきてるのではないかな?
生まれるときは自分で選べないのに・・・・
まったく仰る通りですね〜地球規模で見直さないと人類に未来はないかもしれまん。。