晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

今日は、心をみつめる日。

2010年12月13日 | 
今日は、心をみつめる日。

衛藤信行 著 サンマーク出版

11月22日に実父が急逝しました。大動脈瘤破裂で、あっけなく死んでしまった・・
急な知らせを受け、信じられないような悲しみに堪えたここ数週間でした。
やっと、Blogにも書くことができるようになったのも、この本に出会えたからかもしれない。

カリスマ心理カウンセラーの著者の本を読むのは初めてですが、やさしい語り口で、かわいた私の心にすぅと沁みこむように入ってきました。

幸福とは、「いま」を深く生きること・・
第一章、ほんとうの幸せについて・・からはじまり
「いま」という瞬間の大切さ、自分を愛するいちばんの方法、終わりから見ればわかること・・とつづきます。

また、インディアンとの生活経験がある著者らしく、インディアンから学ぶ人生哲学も紹介してあります。
全くそのとおり!なるほど・・と
深く感銘をうけ感動しました。

閉塞感でいっぱいの社会で、心が疲れた人たちのなんと多いこと。

いままでの時代の価値観である「幸せ」とは、「経済力と物の豊かさ」という妄想をすてなければなりません。そして真の豊かさとは、心のありようであり、なにげない日々の生活の中で小さな幸せを発見する心の能力なのだ、ということに早くきずかなければ
かつてのローマ帝国のようにこの地球さえも疲れて滅びてまうでしょう!

この本に出会えたことと、・・天国の父に感謝します。