晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

ふがいない僕は空を見た

2013年10月29日 | 
ふがいない僕は空を見た  窪 美澄 著

何故か人気でリクエストしてから半年もしてからやってきました。
さっそく読むと・・うむむむ・・!

なにこれ!?

途中で何度も読むのやめようか・・と思ったくらいに「くだらない・・」というか、
卑猥で、アダルトコミック?みたいと思った。

でも、、そのうちにだんだんとまともな話になってるようで。。
いや、私にとってはとても不思議な世界でした。
コスプレで、変態SEXも、高校生と主婦の不倫も、ロリコンも、まったく理解できない。。
年齢のギャップ?なのかな・・

若い人、高校生くらいには受けるのかもしれない。

それにしても・・映画がR-18
だっていうのに、小説はだれでもOKなのはやはり文学として評価されてるのかな~

先にアニバーサリーを読んでおいてよかったです。

不思議な作家さんだと思います。

アニバーサリー

2013年10月20日 | 
アニバーサリー  窪 美澄 著

Anniversary

窪 美澄 さんの作品を初めて読みました。

タイトルからは明るく軽いかんじのイメージを受けましたが、、なかなか人生を
考えさせられる内容でした。

物語は・・

子どもは育つ。こんな、終わりかけた世界でも。七十代にして現役、マタニティスイミング教師の晶子。家族愛から遠ざかって育ち、望まぬ子を宿したカメラマンの真菜。全く違う人生が震災の夜に交差したなら、それは二人の記念日になる。食べる、働く、育てる、生きぬく――戦前から現代まで、女性たちの生きかたを丹念に追うことで、大切なものを教えてくれる感動長編・・

第1章から3章までの構成で、前半は、晶子のお姫様のように、不自由なく育った環境から戦争体験。
NHKのに入局した遼平と結婚。激動の昭和の時代を妻、母として懸命に生きる様子は感心します。
昭和の雰囲気がよく伝わってくる。著者はまだ若いのによく勉強していると思った。

後半は、すさまじい話?で思わず目がくぎづけになります。
真菜の母は有名な料理研究家、平原真希である。なんの後ろ盾もなくこの世界で成功するには並大抵のことではなかっただろう。
しかし、そのおかげで、娘の真菜は人生を狂わせられてしまったようです。
家族の愛が欲しかったの?高校生で援助交際。。母に反発し、カメラの世界に入ったのはいいが、不倫の末、望まない妊娠。
そして、一人で育てる決心をするのです。

なんと、気丈なこと・・
結婚、出産、子育て・・そして仕事。人並みに苦労がわかるだけに、彼女の人生やその子の将来に暗澹たる思いがよぎります。

胸が締め付けられる。

まぁ・・小説だから、と思いますが。
そんな簡単に考えてほしくないです。命をはぐくむことは大変なことですよ。

震災をからめて
うまく人間関係を構築するストーリーに仕上がっています。

まぁまぁです。

もう少しこの作家さんの作品を読んでもいいかぁ・・と思いました。

七つの会議

2013年10月07日 | 
The Seven Conferences

七つの会議  池井戸 潤 著

夏にNHKのドラマで放送していたんですね
私は見なかったのですが・・

この本、ひと月ほど前にAmazonで、古本半額でGet!しました。
ラッキー!とばかりに、、のんびり放置。だって、返さなきゃならない本を先に読んでいたもんですから。

やっぱ、おもしろいです~池井戸さん!すっかりファンになりましたよ^^
あらすじは・・

トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ"で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった―。
いったい、坂戸と八角の間に何があったのか? パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年二番手に甘んじてきた男、原島であった。
どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。
「夢は捨てろ。会社のために、魂を売れ」「僕はどこで人生を間違えてしまったのだろうか」……筋書きのない会議(ドラマ)がいま、始まる・

まるでミステリー小説のような展開で引き込まれていきました。

最初は「短編集」かしら?と、思いましたが、ちがう。ちゃんと物語は繋がっています。
登場人物への丁寧な背景(生まれ、生い立ち、家庭など)がその都度きちんとなされ、とてもわかりやすかったです。

しかし。。内容は骨太でシリアス。
大きなリコール問題に発展し、社会を揺るがせることになるのです。

現実に、偽装問題で社会を騒がせた事件をいくつか思い出しました。

この話・・主人公は誰?・・の疑問に最後になってやっとわかりましたよ。八角さんでした。
この人、万年平の係長。会議中はいつも居眠りするので「居眠り八角」の異名を持つ、さえない営業マンです。
しかし・・会社の命運を握るキーマンだったんです。

しかしながら・・なんとサラリーマン人生の理不尽なことよ。うちのパパさんを含め、つくずくため息します。

虚飾の繁栄か、真実の清貧か~

八角さんが選んだのは後者でした。

よかった・・本を閉じてから、さわやかさにほっとしましたよ~。

Word で名刺

2013年10月07日 | 日記
弟夫婦が夕べからHawaii~に行ってるらしい。
今朝、母に電話して発覚。。。アクティブな二人は今頃ワイキキでサーフィンかなぁ・・
ちょっとうらやましいな^^

さて、さて、私は、
昨日、ニュータウンの地域コミュニティーセンターで、PCの講習会に参加してきました!
Wordを使って簡単名刺作り、に挑戦してきました。
職場でもしょっちゅうラベル印刷はしますが、自分の名刺をまじめに作ったことはなかったです。
費用は300円ぽっきりだし、、
気楽に行ってきましたよ。

講師の説明通り、順を追って作業を進めるとあっという間に出来上がりました!
自分のお気に入りの写真も貼り付け・・
肩書きはないので^^Hulaのサークル名を入れました。

う~ん、なかなかの出来栄えに満足。

はて・・でも~

この名刺、誰にあげようかしら~?(@_@;)