晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

そうか、もう君はいないのか

2008年01月31日 | 
今日、1月31日は
「愛妻の日」です・・ゆうべラジオで誰かが言ってたのを聞きました。
アイ(I)サ(3)イ(1)・・そうか、うまくいったものです。

でも、毎日が「愛妻」のパパさんたちには関係ない日ですね

先日新刊で
そうか、もう君はいないのか」 城山三郎著
が入ってきました。

去年、3月になくなった城山三郎さん。うちでも追悼フェアを開催しましたが、あらためて社会派のたくさんの小説を残した、数少ない「気骨の人」と呼ばれる小説家だったことをしりました。残念ながらまだ一冊もちゃんと読めないことを残念に思っています。

その城山さんが奥様をガンで亡くされたときの、「妻への挽歌・・」のような遺稿集です。

タイトルからも、じんわりと、奥様への恋慕や悲しみが伝わってきますね。
今読んでいるのが終わったら、是非読みたいです。

曽野綾子さんの
アバノの再会
を読みました。
珍しく、恋愛小説なのに感激?して、つい買ってしまいました
小池真理子さんとは一味ちがう、大人の純愛小説に仕上がっていました。
舞台はイタリアのアバノ。そこで30数年ぶりに再会する、家庭教師と元教え子の美女・・ロマンチックでしたね~

気をよくして?
曽野綾子さんの
「哀歌( 上、下)」を読んでいます。
 ルワンダで起こったフツとツチの民族虐殺事件。記憶にのこっていますね・・
最近疲れ気味なのか、
ショッキングな物語も夜ベッドの中で開くと、いつの間にやら夢の中です




クレーム

2008年01月18日 | 日記
今日は、久々に仕事のことで落ち込んでしまいました・・

双葉文庫の居眠り磐ねシリーズの新刊が、先週でたのですが、配本は十ばかりで、あっという間に売り切れてしまいました・・

いつも来るお客様分はあらかじめ、取りおきの依頼があって、確保していたのですが、Eさん。60歳代?の女性です。最近お見えになってなかったので、
うっかり、忘れていたんです。佐伯泰英の大ファンで、このシリーズはずっとお読みでした・・

昨日、私が帰ったあとに、ご来店、本がない!って憤慨されて帰ったようでした~

まずいなぁ~と思いきや、今朝はクレームの電話・・
私の「申し訳ありません・・近いうちには入荷しますので・・」
の言葉もむなしく、30分近く、お小言をまくし立てられまして、もう~泣きそうでした。

はぁ~・・・
小売店の店員っていうのは、ここまで卑屈になって低姿勢にならなきゃいけないのかなぁ・・

年配の女性には、こういったおおいばりのお客様がいます。

やさしさが足りないです・・

それとも病気・・?

ちょっと、めげてしまった日でした


武士の日本語

2008年01月08日 | 
お正月気分もすっかり消え去り・・日常が戻ってきました

「道を究める!」・・
なんて、大みえをはってしまいました。実は、抱負なんて、大それたことは何にも考えてなかったのです。
ただ・・今年も健康で楽しく暮らしたいなぁ・・と。少しばかし訂正しておきますね。

さて、おもしろい本を見つけました。
使ってみたい 武士の日本語」 野火迅 著

新聞にも広告が出ていたらしく、何冊か、注文を受けました。

「大儀である」「ちょこざいなり」「それは重畳」・・また武家社会の言葉で
「平侍」「部屋住み」「ご新造」「裏店住まい」「武士の一分」・・
など、時代小説や、TV、映画のなかでも自然と耳にしてきた言葉ですが、いざ、本当の意味は?と訊かれたら、難解なものもありますね。

たった150年前まで日本中で使われていた日本語が、今ではすっかり消え去ってしまいました。文化の消滅です。

でも、お茶の間で今でもかわらぬ人気の、「水戸黄門」や年末時代劇の十八番、「忠臣蔵」は何度見てもあきません。日本人の心のよりどころ・・と感じるものがあるのかもしれません。

筆者の軽快な語り口と、藤沢周平や池波正太郎などの時代小説から引用しての、解説は楽しく読めました。

あとがき~やせ我慢と品格

「腹が減ってはいくさはできぬ」の実践論に対し、
「武士は食わねど高楊枝」の精神論をあげ、武家社会の「やせ我慢」を表した言葉である・・。

そうか~
やせ我慢がしっかりできていた江戸時代の武士は現代人より、成熟した、品格ある人々、だったんですね・・




2008年初詣

2008年01月04日 | 日記
新年おめでとうございます
私のきままなblogも三年目を迎えました・・
何度か、息切れして、「もう、やめよかなぁ」と思ったこともありますが、貴重なご意見やコメントを寄せてくださる読者も方もいらして、お陰さまで勇気付けられここまでこれたような気がします・・感謝の気持ちを新たに、また今年もがんばっていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします

家族で千葉神社へ初詣に行きました。
こちらの神社へお参りするようになって何年でしょう・・
そう大きくない神社の境内はいつも人であふれかえって、歩くのも大変なくらいです。
妙見様・で親しまれている千葉神社ですが、古来千葉氏の祖が守護神として長保2年(1000年)に開山され、とても古い歴史のある神社です。
厄除け開運、八方除け、延命の神様として霊験あらたか・・なわけです。

さて、
今年の抱負は・・「道を究める!」
がんばります