晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

嘘を愛する女

2018年02月04日 | 映画
先日、やっと私のなぁ~んにも予定が入ってないOFF!
前々から、「絶対見たい~💛」と密かに計画を練っていました。だって、、今一番お気に入り!?の高橋一生くん
の映画ですから。。。とても孫がいるおばさんのセリフとは思えない?・・
クフウフh・・

とにかくイソイソと一人見に行ったのですよ。

満足~
もちろん、原作は読んでばっちり情報はgetしていたのですから、スクリーンはどっぷりと鑑賞しました。
おおざっぱに言ってよかったです。
やはり原作とちょっと違った脚色でまぁ・・それはしかたない。
イッセイくんは、すぐにくも膜下出血で倒れてしまって病院で寝ているので、あんまり出番がないのですが
回想シーンでそこは素敵です。^^

主役の長澤まさみちゃんはとてもかわいかった。
ちょっと意外だったのは探偵事務所で働くパソコンおたくの「キム」さん、DAIGOでした。
へぇ~!って思うくらい異端児なはまり役でおもしろかったです!




モンタナの風に抱かれて

2013年09月17日 | 映画
The Horse Whisperer

ニコラス、エヴァンスの同名小説の映画です。1998年。
監督、主演ロバートレッドフォード
 
今日、BSプレミアムで13時からの放送に間に合うため、仕事からすっ飛んでかえってきました^^
先週、新聞の番組案内を見てから、楽しみにしてました。

いったいどうして?
こちらが聞きたいくらい!。不思議な巡り合わせにドキリとしました。
理由は・・
先日から私は村山由佳さんの「天翔ける」を読んでいます。あと数十ページで読了ですが・・
その内容は、、エンヂュランス、という、アメリカのもっとも厳しい馬の耐久レースの話なんですが、
とても興味深く感動的です。その中で、ホース ウィスパラー「馬にささやく人」という特殊な能力
を持った人のことが出てきます。。。
私は、そこでこの映画を思い出したんです。そしたら、、、どこかで神様?が私にそっと
この番組を「見なさい~」と、ささやいたみたいでした。
もう、古い映画で、そういえば、題名は記憶にありましたが見てなかったのです。

いやはや^^

よかったです(*^_^*)
モンタナの広大な自然をバックにでっかい~牧場。都会の人間が傷ついた心と体を癒し
再生してゆく物語です。
アメリカらしいカウボーイの姿もロバートレッドフォードがかっこよく様になっていました。

乗馬の経験のない私ですが、ちょっと乗るまでとはいかなくても、そばで見てみたいと思いましたよ。


THIS IS IT

2009年11月25日 | 映画
先日、マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」
を見ました
さほど興味はなかったんですが、友人の熱心な勧めで近所の映画館へ行ってみた。

驚きました
すごいです・・マイケルがまるでステージで目の前で歌って踊っているみたい!

ご存知のとおり、ロンドン公演のリハーサル風景や、メイキングフィルムの記録映画です。世界同時公開、2週間限定の作品です。大ヒットとなり、延長公開となったとか。

マイケルの、エンターテイメントにかける情熱、完ぺき主義な追求、こだわり、そして純粋な思い・・大きな愛!などなど、言葉では言い表せないくらいの感動を覚えました。

私はファンというわけではなかったけれど、彼が作り上げた音楽やダンスなど、影響を受けたアーティストは数しれず、歴史に残る人物となったことは事実でしょう。

たくさんのヒット曲、メロディーは私たちの心に深く刻まれています。

THIS IS IT
の意味は・・?

地球を癒そう・・
「美しい森の風景の中に大きな木。。大好きなんだ」
と・・自然を愛してやまなかったマイケルの大きな胸のうちは、一つの地球、ひとつの家族。みんな、愛してる~・・

贅沢な生活ぶりや、度重なる整形手術、黒人のコンプレックス。奇怪な行動?不健康説・・いろいろと取りざたされ、スキャンダルが横行する中・・
真実はわからなかったけれど、

彼の比類まれな才能と、アーティストとしての大きな功績は、今となってはもう、遺産なのですから・・これからもこれ以上の人は現れないでしょう。


HACHI  約束の犬

2009年08月18日 | 映画
HACHI
見に行ってきましたよ

日本じゃぁ、知らない人がいないくら有名な「忠犬ハチ公物語」のハリウッド版です。リチャード・ギア主演とあって、前宣伝も(来日したりして)大きかったですね。

ハチ、の自然な演技?がすばらしかったです。あどけないかおにかわいらしいしぐさ・・無条件にかわいかった。

ストーリーは単純ですが・・日本の「忠犬・・」とはちょっと違います。
犬と人間がとても対等でフレンドリーな関係に描かれていると思いました。
そして、ハチの目線がとてもいいのです。ハチの目をとおして人や景色をみている様子はとても自然で、彼の心が伝わってくるのです。

ひたすら、駅で待つハチ。「大好きなパーカーに会いたいだけなんだ・・」

静かに穏やかに・・美しい映像と音楽。そこには言葉は必要ありません。

大好きな人に逢いたい・・シンプルで純粋なハチの想いに周りの人々もやさしい気持ちに包まれて、感動するのですね。

愛犬家でなくても、これは泣けます。こわもてのおじさんもおばさんも皆泣いてましたよ・・

ちなみに子犬の映像は「柴犬」をつかってたそうです。どうりで!うちのタロによく似ていると思った~。秋田犬は成長が早くて映画を撮り終えないうちに大きくなってしまうからだそうです。
秋田犬はそれぞれの場面で3頭、出演?したみたい。(Shi-Ba9月号の記事から)

アメリカで日本犬の人気がまた上昇するのは、間違いないですね







剱岳・・・点の記

2009年06月22日 | 映画
朝から梅雨空の日曜日。
映像がきれい!という前宣伝にのせられて、剱岳 を見て行きました

原作は山岳小説の創始者、新田次郎です

物語は
日露戦争後、陸運は国防のため日本地図の完成をめざしていました。最後の空白地帯は立山連峰の「剱岳」。陸軍参謀本部陸地測量部の測量手、柴崎(浅野忠信)は「陸軍の威信にかけて」と、命令を受けます。

前人未踏の険しい「剱岳」
そこには古くから、立山山岳信仰があって、剱岳は「死の山」とされ、村の人たちからは恐れられていたのです。
唯一、案内人の長次郎さん(香川照之)だけは生まれもっての山男、純粋に山に登りたい人のお手伝いをしたいだけ・・と、案内人として柴崎の測量部を助けます。

一方、日本にもやっと、日本山岳会が創設されたばかり。測量部と剱岳登頂を競いあいます。

私は、測量の知識なんては全くないです。基準点(三角点、水準点)を設置して、機械で正確に角度を測って、地図を作っていくんですね。
点の記とは、その記録のことだそうです。測量部の人たちはただ山に登るのが目的ではなく、その三角点を立てるの重要な仕事です。たくさんの器材を背負っての登山は見るからに大変そうです。

寡黙な長次郎さん(香川)はいつもながら存在感が大きいですね~

しかし、まだ山岳会のことが、ヨーロッパのそれとは程遠く、物見遊山の道楽くらいにしか理解されていなかった時代なんですね。その辺の価値観の対比が面白かったです。

苦労の末・・登頂に成功するのですが、前人未到の初登頂と思っていたら、そうではなかった~!

神の化身?が先に登頂を果たしていたってことでしょうか・・?!

事実を知りたい方は、原作を読むか、映画を見て下さい^^

しかしながら、北アルプスの四季折々の風景はさすがに美しかったです





レッドクリフ PartⅡ

2009年05月06日 | 映画
連休に大阪に帰省しました。
後からやってきた主人と久々に梅田へくりだして、レッドクリフPartⅡを見ました。前編はDVDでみて面白かっのでⅡは是非劇場で!と思っていたんです。

大迫力、大スペクタル・・時間がたつのも忘れるほどスクリーンにくぎづけになりました^^

中国、西暦184年、100年にもおよぶ政権を争った三国時代の壮大な歴史絵巻。
アジアだけでなくいまでは世界的な人気です。
三国志演技や、英雄三国志・・膨大な書籍がありますが、小学生のころに簡単な伝記ものとしてしか読んだことがありません(恥ずかしながら・・)
あまりにも有名で正統派の歴史書は圧巻で大人になってからもなかなか手がでませんでした。時間があったら、吉川英冶の原作を読みたいと、思いながら未だ果たせず、の状態です。

ジョンウー監督が描いた今回のレッドクリフ(赤壁の戦い)
歴史ツウや三国志ファンさんからは賛否両論の声が聞こえてきますが、単純な私には、映像としての美しさや歴史絵巻のロマンチックな物語だけで、心が踊り、感動の坩堝です^^

歴史に縁のない、興味のない人でも、一見の価値はあると思いますよ!~

ちなみに・・
金城武の諸葛孔明もステキですが、私は、トニーレオンの周喩がとてもかっこよかった~^^

崖の上のポニョ

2008年09月04日 | 映画
先日、休みの日。急に思い立って「崖の上のポニョ」
見てきました。
話題になっていたので「ちょっと見たいなぁ・・」と思っていたんです。

平日の朝とあって、劇場は空いてました。小さい子供連れの若いママさんとか、中高年の暇そうな?カップル・・くらいかな。時折、かわいいおちびちゃん達の歓声が聞こえてきて、つい、こちらまで頬が緩みそうでした。

まぁ・・ストーリーはご存知のとおりでしょうからあえて書きませんが。
映像がとてもきれいでかわいい!
この言葉につきますね。懐かしい子供のころに読んだ絵本を見ているようでした。それと・・色彩がなんともいえないくらいやさしくて暖かくて・・水彩画のようです。宮崎駿監督のこだわりが伝わってきます。

ポニョもかわいいけれど、私はなんと言っても、主人公の宗助くんがとてもかわいい~です。
礼儀正しくて、素直で、ママ思いで・・う~んやはり文部省推薦の映画になりそう・・!

主題は・・?なんでしょう?あえて、「これだよ!」といわないところがっ主題!?
最近のジブリの作品は皆社会へのメッセージが強すぎて、難解でした。
まぁ・・
地球温暖化への警告・・と、いうところでしょうが、子供達にはきっと見えないでしょう。
しかし・・ファンタジーですね~
夢を忘れかけた大人達にはちょっといい清涼剤でした。お勧めです。

さて・・
福田首相の「サプライズ辞任」で、またか~のため息のなか、TVや新聞では大騒ぎですね。
政治のことはよくわかりません・・
・・でも
今回の福田さんへの批判が免れないのはいたし方のないことでしょうが、「背水の陣内閣!」と銘打って、誰もやりたくなかった(麻生さんはベつ?)破れかぶれの内閣を引きついでやったんですからね~ちょっとかわいそうなくらいご苦労様でした。

昨日の読売新聞の「アングル」では藤原正彦さんが、いい事言ってましたね。
~惜しむ声なし それが悲劇・・

さっきもTVで誰かが、今の自民党を

「崖の上の自民党」だぁ~!って。

思わず笑ってしまいました・・
でも、笑っている場合じゃないですよね

日本を取り巻く内外の問題・・経済、外交、社会保険、教育・・
すべて先行き不透明。

スーパーマンのような強いリーダーが登場してくれるといいのに。
日本では無理かなぁ。






草ぶきの学校(草房子)

2007年09月25日 | 映画
またまた、中国のちょっと前のDVDを見ましたよ~

監督さんは、シェイ・コン・・
よく知りません。あまり期待しないで見ました。
でも、見終わった後は、ほのぼの感で心があったかくなりました。

ストーリは、1960年代初め?中国江南地方の農村。小学校の校長先生が父親の、桑桑はやんちゃな少年。いつもいたずらばかりで、問題児。でも、彼は父親が校長先生で窮屈なことがたくさんあるのです。
遠くの村から転校してきた、もの寂しげな少女、「紙月」が気になります。生まれつき髪の毛が一本もない「陸鶴」は何時も皆の笑いもの。ようしゃなく「つるっぱげ~」とからかいます。そして、先生の身分違いの悲しい恋物語にふんそうしたり、いつもライバルの優等生「杜小康」は家が破産して、学校をやめてしまいアヒルの養殖を手伝う羽目に。
彼が独学できるようにと、父親が大切にしていたノートを使って、教科書を書き写すのです・・・

中国の貧しい農村は、文化大革命の前。でも、今もほとんどこのころと状況は変わらないと聞きます。

義務教育すら、時として、子供達は受けることができないのです。

映画の中では、美しい田園風景と素朴な子供達の演技が胸をうちます。
「あの子をさがして」・・の映画が少し頭の中で交錯しました。

ちょうど、今
大地の咆哮」~元上海総領事が見た中国  杉本信行著
を読んでいます。

中国の指導部が現在頭を悩ませている最大の懸念は、対外政策というより国内政策であり、なかでも「三農問題」です。
農村の貧困、農民の苦難、農業の不振、これらは想像以上にひどい状態で、中国の政治体制を揺るがしかねないほど、深刻化している、というのです・・

この本については、また後日記事にしたいと思いますが。

とにかく、昔の日本の原風景を想像しそうな「草ぶきの学校」でした。

映画の中にみる、子供達は皆いきいきとして、チョッと昔の日本にもどこにでもいたようなかわいい子供達でした。