晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

春の大阪

2007年03月22日 | 日記
昨日の午後の便で帰ってきました

桜はまだでしたが、万博公園あたりは雪柳の可憐な花が満開で滝のように咲き誇っていました

大阪は風が冷たくて真冬のような気温でした。この季節にしては本当に珍しいくらいです。

母は変わらず元気ですが、病気がちで心配な父もずいぶん調子いいみたいで安心しました

弟の家族も集まって、久方振りに皆で食事したり、母と阪神デパートで買い物を楽しんだりして、あっという間の5日間でした。

持っていった、小池真理子の短編集も機内で読み終え・・退屈するヒマもなく、また、千葉の我が家に戻ってきました。

今日からまたいつもの生活です。休んでた間、溜まった私の担当の文庫本に埋もれそうになりながら、仕事しました~

帰省

2007年03月16日 | 日記
明日から、5日間ほど実家の大阪に帰ります

半年ぶりの帰省です。
明日からお彼岸で、お墓参りの予定ですが、かわいい姪っ子達に会えるのも楽しみです

ずっと暖かかったのに、ここのところ急にまた冬のような寒の戻りですね
実家は古い木造家屋なので、きっと寒いだろうなぁ~

のんびりと羽を伸ばしてきま~す


神様がくれた涙

2007年03月10日 | 


   天国で君に逢えたなら
   僕の名前を覚えてくれたかい
   天国で君に逢えたなら
   僕たち二人の関係は変わっていただろうか
   ・・・・・
   時が経つにつれ気分が滅入ることもあるだろう
   時が経つにつれ落胆することもあるだろう
   そして心を打ち砕かれてしまうこともあるだろう
   お願いだ お願いだって
   心から願うようになるさ
   そのドアの向こうに安らぎが待っていると僕は信じている
   
   そしてこれ以上天国で涙を流さなくっていいんだね

   エリック・クラプトン 「Tears in Heaven

飯島夏樹著・・「天国で君に逢えたら」 の続編のこの物語は前作同様、エリック・クラプトンの詩から始まります。

クラプトンをご存知のかた(ファン)なら誰でも知っている彼を代表するヒット曲です・・美しい旋律とやさしい歌声に彼の天国へ行った息子への慈愛に充ちたLove songは今でも、多くの人の心を魅了して止みません。私も大好きです

何故、この曲を選んだのか、作者が単純にクラプトンのファンだったからでしょうか・・?読み終えてからこのメロディーが流れるとさらにファンッタスティックです。

引き続き、がんセンターで精神科医の純一が営む手紙代筆業「手紙屋Heaven」を舞台に繰り広げられます。

ユーモラスで無駄のない文章は前回と同じです。
余命宣告を受けた、ノブさん(ヨットの金メダリスト)と友人でもある外科医の二宮先生との熱い友情、心の葛藤、死への恐怖・・家族の思いなど丁寧に描かれています。

ノブさんの激しい心の叫び・・「なんで俺がガンになって死ななきゃなんないんだよー・・人生サボっていたから神様のバチがあたったのかよー!」

1パーセントの望みにかけ、信じて懸命に最後まで希望を捨てずに生きる姿は感動です。どうしても、著者自身の思いと重なってしまいます・・
最後の妻の手紙の章は、涙があふれ、読むのに苦労しました

短い人生だったけど、みんなから愛され、最後まで自分らしさを貫き何も思い残すことなく天国に逝ったノブさん・・

不思議なことに、力強い生命力を感じさせてくれました。

もし・・

「あなたの命はあと、長くて3ヶ月です!」
と、医師から宣告されたら、どうしますか・・?

死を考えることは生き方につながるんですね・・教えられた気がします

天国にいる著者に感謝したいと思います。















クローズアップ現代

2007年03月03日 | 日記
NHKの番組で月曜から木曜の夕飯時・・
私のお気に入りの番組です。世の中の出来事関心ごとを、まさにジャストなタイミングでとりあげ、解説、疑問に答えてくれます。
キャスターの「国谷裕子」さんの鋭い視点と語り口にファンの方も多いと思います。

3月1日(木)の放送は、「あなたの敬語は大丈夫?」
・・なんでも文化審議会が50年ぶりに「敬語の指針」を見直した~という内容で、最近の若者を中心とした、敬語ばなれ?日本語の間違った使い方などについてでした。
レストランやサービス業などで、使われているいわゆる「マニュアル敬語」についても言及していて、とても興味深かったです

確かに・・敬語は謙譲語や尊敬語、丁寧語、などと使い分けるのが難しいと感じることがありますが、特に最近の若い人たちの間違った話し方に違和感を感じることがありますね。(こういうと、なんだか意地悪なおばさんに聞こえるかも知れませんが・・)
たとえば、自分の親のことをさすのに「うちのおかあさんがぁ~」とか、いい大人がいってるのを見ると、とても変ですよ。正しくは「うちの母が」ですね。
中学生高校生くらいになったらちゃんと話して欲しいです。

レジで、お金を預かった店員さん「1000円からお預かりします!」
~から・・は不適切であいまいな表現です。はっきりと、「1000円!お預かりします!」と言わなきゃ・・ね。

かつては地域や学校、家庭の上下関係の中で自然に身につけていたはずの敬語が何故こんなに「あやふや」に崩れてしまったんでしょう・・?
時代の変化と一口では済まされない、なにか危機感を感じました

ゲストの井上ひさしさんが、日本人のコミュニケーション能力について、熱っぽく語っていました・・(相変わらず、歯がでているな~なんて思いながら見ておりました

ちなみに・・
国谷裕子さん~大阪府出身。米国・ブラウン大学卒・・
流暢な英語に、いつもエレガンス~まさに才色兼備です
・・あこがれますね