晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

めっちゃ速いバタフライ!

2011年05月29日 | 日記
中西悠子のめっちゃ早くなるバタフライ!
smimネットで注文したのが、やあっと届きました☆
アテネオリンピック200mバタフライ胴メダリストの中西悠子さん。バタフライのレッスンビデオです

早速レコーダーで鑑賞です
何故か、正座してまじめに見ましたよ。

内容は・・陸上でのストレッチから始まったのでちょっとびっくり。
ドルフィンキックからうねりをひきだすのに、股関節や腰のしなやかさが大切だそうです。
な+るほど・・ふむふむ。
肩・・肩甲骨の周りもかなり柔軟にしなきゃ。天使の翼が大事なんだぁ。。
そして、キックやコンビネーションのドリル・と。

一人感心しながら何度もみて、イメージトレーニングです

なんだか、いい感じで水をつかめそう!そんな気がしてきましたよ。
そして・・
夕べはいつもより張り切っていざ、プールへ!
・・・
しかし
25mのバタフライ。後半疲れていつものように腕がうまく回らない引きずるストローク
で、、相変わらず、ぜーぜー・・

中西悠子に近づくにはかなり遠いですわ
トホホ・・

でも、あきらめないぞ!

目標はマスターズ出場です☆・・

八日目の蝉

2011年05月13日 | 
八日目の蝉  角田光代 著

読売新聞 夕刊に連載されていたころから、時々読んでいましたが、とぎれとぎれじゃつまんなくていつの間にか終わり、単行本になったときも買いそびれ、そのうち文庫になるだろう、なんて思っていたらなんと、映画にまでなって最近話題を呼んでいます。

早速文庫をゲット。

読み出したら止まらない、面白さでした!

角田光代さんの実力を改めて認識しましたよ

物語は・・簡単に言えば、乳児誘拐事件+
でも、それはたんなんるサスペンスストーリーではなく、女の幸せとは・・?
を考えさせられた物語でした。

希和子は職場で知り合った秋山丈博と不倫関係に陥る。最初は彼が妻帯者とは知らなかった。しかし彼のいつか、離婚するの言葉にほだされて。するすると関係がつづき、彼女は妊娠する。彼に説得され堕胎。希和子は心も身体も大きく傷つくのだが、そのころ秋山の妻が妊娠する。そして出産。別れを決意した希和子はひと目、赤ちゃんをこの手にだきたかった。いや確かめたかっただけなのだ・・自分が生んでやれなかったおなかの赤ちゃんと重なり、きがつくと、連れ去り逃亡するのです。
それからは逃げて逃げて・・おかしな女ばかりのオカルト集団に身を寄せるのも2年あまり、また警察の忍び寄る気配を感じ、逃亡・・そして逃れて、瀬戸内の美しい海にいだかれた小豆島へと・・

第2章はその子が救出?されて、秋山夫妻の元に返ってからの物語・・

息を呑む展開でぐいぐいと話の中に引き込まれます。
いろんな疑問もでてくるのだが、まずはそこは小説として面白く楽しめます。
常識では考えられないような希和子の誘拐という行動に、最期は哀しい女の結末を感じます。平凡な普通の女の人生をなんでここまで道を誤った方へ彼女は追いやられたのだろう?
なんと言っても秋山丈博という、超、最低男が憎らしい。
私が裁判官だったら、希和子が実刑判決になる前に秋山を死刑にしてやりたい!くらいですよ。
でも不思議なことに、秋山へのうらみつらみは一言も語られていないのです。

希和子を自暴自棄にした原因はいったいなんだったんだろう・・
血のつながりのない赤子を我が子のようにして、愛して、育て、苦労して・・傷つき・・

私には理解できない。不幸の始まりを作ったに過ぎないのに。

ラストシーンはやはり感動的でした。悲劇の中にも明るい未来を感じさせる風景をにおわしていました。

映画も見てみようかなぁ・・


フェルメールг地理学者」 絵画展

2011年05月02日 | 日記
先日、渋谷bunkamuraで開催されている
フェルメールг地理学者」とオランダ・フランドル絵画展
へ行ってきました

祭日とあって、朝から混み合っていて会場内には熱気と興奮であふれているようでした
今回、発上陸となったフェルメールのг地理学者」の前では大勢の人が息をのむようにたちどまり見入っていました
私もどきどきしながら・・
思ったより小さいかな・・でも繊細で濃厚な質感、そして巧みな採光で、とても何百年も前に描かれたとは思えないくらい新鮮に見えました

特に絵の勉強をしたこともない私ですが、本物の芸術にふれるのはやはりいいですよね
全神経が目覚めるような興奮をおぼえます

オランダ大航海時代の当時の天文学や科学力のすごさを今更ながら感心しました
日本とは平戸が唯一オランダとの貿易が許されていたころですからね・・

ヨーロッパ17世紀のダイナミックな文化、英知をみたようです

オランダ・・行って見たいなぁ

会場を出たところで有名なカフェгドゥ・マゴカフェ」でランチをとりました
久々におしゃれな雰囲気でのひと時にちょっとうっとり・・というよりきょろきょろかな!?

帰りは日本橋まででて三越でお買い物して、帰路につきました
特急に乗って、座ったとたん、疲れが押し寄せたみたいでうとうと・・

夢の中では、オランダ風車の下チューリップ畑で少女のようにはしゃぐ私がいました