晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

感動する脳

2009年05月25日 | 
感動する脳  茂木健一郎 PHP文庫

2007年4月にPHPより発行され、話題をよびました。先月早くも文庫化されじわじわと売り上げを伸ばしています。

脳科学者であり、たくさんの著書があり、メディア等でも活躍している茂木さんですが、東京大学理学部、法学部卒、理学博士、ケンブリッジ大学留学を経て現職・・その経歴からは堅物の大学の先生のイメージですが、風貌もさることながら、自由な発想で、脳科学の視点から「楽しい人生を送るには・・」と問いかけた本でした。

わかりやすくて、面白い!

脳の使い方しだいで、生き方が変わる・・とても説得力があり、すんなりと私の脳に刷り込まれそうな内容でした。

ポジティブ脳(物事を前向きに捉えて、くよくよしない!)でいれば必ず、いい方向に進んでいくし、気持ちも楽になる。
考え方次第で人生が大きく変わります。
新しいことに常に目をむけて、チャレンジする!大事なことです。
脳は死ぬまで、進化するそうです。
「もう、歳だから~」
と、つい、年齢のせいにして努力することをあきらめてまいがちですが、それは間違いなんですね~。

そして、きわめつけは
「感動」!です
脳がもっとも進化する瞬間だそうです。人間にだけ与えられた能力なんです
こんないいことを使わないと、損をしますよ~!ですって。

アインシュタインの言葉で
「感動することをやめた人は、生きていないのと同じである。」・・と。

さて、さて
しらけて、かっこつけている場合じゃないですね~
映画をみたり、本物の絵画をみたり、お芝居をみたり、また、野山に美しい夕日が落ちる瞬間をみたりしただけでも、
「きれい~、ステキ~!」
と、童心にかえって
おおいに感動しましょう

脳にいいことだけをやりなさい!

2009年05月17日 | 
脳にいいことだけをやりなさい!
マーシー・シィモフ 著 茂木健一郎 訳 三笠書房

「この本は保証します。あなたにもっと、ポジティブで楽しい人生を!」

脳科学者でたくさんの著書を出してTVでも活躍している、茂木健一郎さんの
冒頭のこの言葉にひかれ、思わず手にとってしまいました。

内容はどこにでもあるような自己啓発本のようですが、、
脳のメカニズムから解説された「幸せになる方法」ガイドブック!ってかんじです。

楽しい人生、幸せな人生を送るのに必要なものはなんですか?
この問いに、「お金があれば」「もっといい会社に入っていれば」「もう、ちょっと容姿がよければ」
などと、思い浮かべる人が多いですね。こういった「豊かさ」こそ幸せにつながるとされてきましたがしかし、脳科学の立場からみると、特別な豊かさなど必要ない。というのです。ふむふむ、なるほど、ごもっとも・・
「自分の脳がそれをどう評価するか、によって幸せ度は決まる、とあります。

そして、脳を活性化させて幸せになる7つの要素など、本書では具体的に書かれています。

感心することばかりです。
一気に読んでしまったので、まだ頭のなかで整理されていませんが・・
印象に残ったのは、ポジティブ思考、が人生を切り開くのにとても脳によくて大事だってことがよくわかりました。
そして、小さなことにとらわれず、大きな宇宙のなかに自分を思い浮かべるような・・気持ちがおおらかで、やさしくて、愛に満ちて、そんな感情をいつも持ち合わせられたら、本当にいつも「幸せ」に暮らせていけそうな気がします。

自分が幸せを感じているだけで、周りも幸せになれる・・なんて素敵なことでしょう!まるで感染するみたい・・

「自分自身が幸せであること」も立派な社会貢献です。嬉しくなりました

仕事でちょっと、つまずいて落ち込んでいる「あなた」!
お勧めしたい本です

レッドクリフ PartⅡ

2009年05月06日 | 映画
連休に大阪に帰省しました。
後からやってきた主人と久々に梅田へくりだして、レッドクリフPartⅡを見ました。前編はDVDでみて面白かっのでⅡは是非劇場で!と思っていたんです。

大迫力、大スペクタル・・時間がたつのも忘れるほどスクリーンにくぎづけになりました^^

中国、西暦184年、100年にもおよぶ政権を争った三国時代の壮大な歴史絵巻。
アジアだけでなくいまでは世界的な人気です。
三国志演技や、英雄三国志・・膨大な書籍がありますが、小学生のころに簡単な伝記ものとしてしか読んだことがありません(恥ずかしながら・・)
あまりにも有名で正統派の歴史書は圧巻で大人になってからもなかなか手がでませんでした。時間があったら、吉川英冶の原作を読みたいと、思いながら未だ果たせず、の状態です。

ジョンウー監督が描いた今回のレッドクリフ(赤壁の戦い)
歴史ツウや三国志ファンさんからは賛否両論の声が聞こえてきますが、単純な私には、映像としての美しさや歴史絵巻のロマンチックな物語だけで、心が踊り、感動の坩堝です^^

歴史に縁のない、興味のない人でも、一見の価値はあると思いますよ!~

ちなみに・・
金城武の諸葛孔明もステキですが、私は、トニーレオンの周喩がとてもかっこよかった~^^