誤解だらけのスキンケアー

先週、ふと目に付いた、この本、
誤解だらけのスキンケアー　　北原東一著

読んで、とてもショックを受けました

現在、おそらく日本の・・いえ、世界中の女性が毎日せっせと、お肌のお手入れをしていること、たとえば、オイルクレンジングでお化粧を落として、洗顔料で洗って、化粧水、乳液、クリーム・・はすべて、お肌をダメ肌、怠け肌にして本来の肌が持ち合わせている、自己再生能力をどんどん低下させている！っていうんですよ

皮膚科医である、著者ならではの科学的データにもとづき、また長年のたくさんの患者さんの肌を見てきての、説ですから、ズキンっと、きました。

確かに、今のように、高機能な化粧品もなかった昔・・たとえば母の時代なんか、たいしてお手入れやお化粧をしてなくても今でも結構、白いきれいな肌をしています。夏にＵＶカットのクリームなんてつけてなかったのにですよ～

私は敏感肌で（思い込んでるだけかも？）無添加無香料、鉱物油でない化粧品をつかっていましたが、最近は年齢とともに気になるお肌の調子にやはり、化粧品会社の巧みな宣伝につい、乗っかって、一つ二つ・・と、化粧品を買い足してきました。

勇気をだして、一念発起！
著者の言うようにやってみよう～

なになに・・まずはクレンジングをやめて、洗顔料もやめて、とにかく洗い過ぎないように、そして夜ななにもつけない！お化粧はできるだけしない・・う～ん。

先日、夜、つっぱる肌とにらめっこしていたら、主人が「どうしたんだ？」
というので、かくがくしかじか・・で説明。
主人、呆れ顔で一言
「君はなぁ～・・なんでもそうやって新しいことを聞いたら、すぐにその気になって飛びつくだろう～また、失敗して、泣いても知らないぞ～」

え～・・そんなぁ～でも一理あるかな・・ハッとした瞬間でした。

少し、冷静さを取り戻し、よく考えてみました。
化粧品会社の販売戦略にのせられ、「きれいになりますよ～＾＾」の言葉に反応し、売り上げに貢献していただけかも・・反省の余地はあります。しかし、自己判断で、著者の言う通りとは限らないですね・・
本当にトラブル肌になったら皮膚科へ駆け込む、なんてことになりかねないです。そうか！この著者は皮膚科の開業医でした！

なんでも程ほどに、ってことですか・・。
しかし、この本はとても参考になりました。

スキンケアについて、考え直すいいきっかけになったことは間違いありません。