晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

藍色愛情

2007年09月02日 | 映画
山の郵便配達の監督、フォ・ジェンティ監督の
藍色愛情のDVDを借りて見ました~

制作は2001年になっていました。
フォ・ジェンティ監督らしくない?作品だと思いました。
ちょっと、気分転換に作ったの?ってかんじでした
意味不明の映像はハリウッドの影響かしら・・心象的な映像はかなり難解で見ていても??です

ラストシーン近くで彼女が傘を投げ出して電車に乗るシーンがあるのですが、全くよくわからない。赤い傘だけで印象にのこります。

途中、殺人事件を追う、ミステリーのような期待感もあったが、結局はつまらない恋愛映画でした

まぁ・・主人公の二人が結構かっこよかったからいいですけど・・
(でなきゃ、途中できっと、停止ボタンを押していたでしょう)

2003年制作の
ションヤンの酒家(みせ)・・レンタルしてるみたい。
に期待したいです

ハレアカラ火山

2007年08月05日 | 映画
せっかく、レンタカーを借りたのだから、と、すこし、ロングドライブに挑戦してみました。ハレアカラ火山へ山頂までの10000フィート・・3055メートルです。世界最大の休火山で、その大きな噴火口に降り立ったときは、思わず声を失うほどの迫力でした。

「2001年宇宙の旅」のロケ地として使えわれたのは有名な話ですね。

私は、宇宙と言うより、原始時代に戻ったような印象を受けました。
恐竜が出てきそうな魔か不思議な景色でしたよ

天候にも恵まれて、太陽を近くに感じました
でも、寒い~!

$1の寄付金(環境保護)をして、登頂証明書をもらいました。日付スタンプを押すのを忘れないようにして・・いい記念になりました

マウイでの6日間。
と言っても、行きと帰りに時間をつかうので、正味のところ、4日間のリゾートですが、海でいっぱい遊んで、買い物もして・・あっという間でした。

「あ~ぁ、納豆が食べたいよ!」
「梅干のお茶づけがたべたいなぁ~」

そろそろ、おいしいご飯が恋しくなるころには帰国。

時差ぼけで、昨日、今日と夜中に目が覚めてしまいました。
明日から、また仕事です

お財布の中身は、すっかり空っぽになってしまったことですし・・
がんばって、働きますよ~!

地下鉄(メトロ)に乗って

2007年07月08日 | 映画
昨日、「地下鉄に乗って」浅田次郎原作映画
のDVDをみました。

劇場で見れなかったので、期待しながら、おせんべい片手に楽しみましたよ

見おわって・・
「原作のほうがよかったな・・」が第一印象でした。
原作を知らない人にはきっと、難しいと思う。

いきなり、地下鉄の階段を上がると、タイムスリップするところは映像の面白さでうまくできていたかな・・

父親に憎悪を抱く息子の心の「闇」を解き明かす旅が「地下鉄に乗って」なのですが、恋人「みちこ」の存在がミステリーです。実在しないはずの彼女の謎が解き明かされたときがクライマックスですね。まるでファンタジーの世界。浅田ワールドです

父親役の「大沢たかお」さんがとても好演でした~

DVDを提供して下さった、Hさんに感謝します


故郷の香り

2007年06月15日 | 映画
久々に、中国の映画を見ました。(友人のDVDを借りて・・)
大ヒットした、「山の郵便配達」のフォ・ジェンティ監督の新作です。2003年作。
原作は「至福のとき」の原作者で有名なモーイエンの「白い犬とブランコ」です。

「山の・・」のシーンと重なるように、中国の農村の風景がとても美しくいい映画でした

ストーリーは、貧しい農村で育った、幼馴染の井河(ジンハー)と、暖(ヌアン)、仲良しでお互い思いを寄せ合っていますが、青春のドラマはどこにでもあります。ヌアンは、公演にきた、京劇の若い男優に恋をしたり、村の聾唖者ヤーバに横恋慕うされたり・・そんな折、二人はブランコに乗っていて、ヌアンが足に大怪我をしてしまい、不自由になるのです。ジンハーは、北京の大学への進学が決まり、村をあげてのおお騒ぎ。そして、「必ず、ヌアンを迎えに来るから・・」と、約束しますが・・行き違いがあったりで音信不通に。10年後、帰ってみると、なんとヌアンはあのヤーバと結婚して娘まで設けていたのです・・・

まぁ・・単純なお話ですが、美しい田園風景とゆっくりと時間が流れる展開で、最後まで楽しむことができました。

中国やアジアンの映画をみると、なぜか、ホットする気持ちになるのは不思議です。心がリラックスする感じです。

聾唖者、ヤーバは「香川照之」さんが演じていました。たくさんの賞をもらったそうです。なるほど、難しい役にもかかわらず、とても好演でした。彼の存在がなかったら、おそらくこの映画は埋もれていたでしょうね

でもチョッと、気になるのは、ヌアンの本当の気持ちはどうであったのかなぁ?と疑問に感じました。

「一途にヤーバに愛され続けた、ヌアンは幸せだ・・」
と、思って、去っていくジンハー。・・The end ・・

いいえ!・・女は、愛されるより、愛するほうが幸せなのに!

少し、切ない気持ちが残りました






守護神・・2

2007年02月14日 | 映画
友人たちにお勧めしている「守護神」ですが、やはり反響が大きいですネ

アメリカ沿岸警備隊、誇り高き男のドラマ!と言えば簡単です。
しかし、これまで、US沿岸警備隊を描かれた映画は一つもなかったそうです。
その地味な?彼らがスポットを浴びるようになったのは、1991年にアメリカ東海岸沖で猛威をふるい、史上最大のハリケーン「グレース」での救助活動での活躍です。
映画、ジョージクルーニー主演の「パーフェクト・ストーム」は記憶に新しいと思います。

さて、US沿岸警備隊(USCG)はアメリカの軍事組織の一つであり、海事全般に関してさまざまな任務を負っています。しかし、海軍との違いは、一般の海に遊びに来ている人や商用の船舶(漁船なども)に乗船している人々を助けるために、海上の保安に日々活動しているところです。

映画のなかで、海軍の将校たちとトラブって、ケンカになるシーンがあります。
Kevinの台詞だっと思いますが・・「海軍は人を殺すが、我々は人を救う」
とありました。・・これは決定的な違いですよね

荒れ狂う海に敢然とたち向かい、身を投じる彼らの勇姿。
自らの危険も顧みず、人命救助の任務を淡々と遂行するその姿はまさに「命のドラマ」と呼ぶにふさわしいと思います。

「死んでも守る!」これはKevinの「ボディーガード」と同じテーマです!
彼のハンサムでニヒルなヒロイズムが最大限に生かされた役ですね

ラストシーンでやっと、「守護神」の深い意味がわかり、涙があふれそうになりました・・

ちなみに・・
Kevinのインタヴューで「あなたにとっての守護神は?」
という質問に、彼は、
「今の、僕の奥さん。僕の人生を少し救ってくれたから・・」
ですって!!

う~ん、言ってくれますね~美しい奥様がうらやましい・・




愛の流刑地

2007年01月24日 | 映画
今日は休みが取れたので、朝からさっさと家事を済ませ、久しぶりに映画を見に行きました。

渡辺淳一原作の「愛の流刑地

去年、日経新聞連載のこの作品、本の売れ行きもまずまずでしたね
俳優人も豪華とあっては、やはり「見なくっちゃ!」とばかしに、いそいそとシネコンにでかけました

まずは・・寺島しのぶの美しさに目を見張りました~

いきなり最初から、豊川えつしとのベッドシーンで、悩ましいうめき声・・
すらりと伸びた肢体、白い肌、におい立つような色香に女の私でさえ、生唾ゴクリの妖艶さでした~

ストーリーはお得意の不倫劇でしたが・・
原作を読んでいないので、深いところまではチョッと理解できませんでしたね
いくら、仕事一筋で家庭をも顧みない亭主を持つ妻としても、三人の幼い子供をもつ母でもある彼女が、おぼれた「恋」とはどんなものでしょう・?

死をもいとわない、愛とは・?何?
「死んでもいいくらい幸せ」・・のせりふはお互いの性愛を楽しむための「幻覚」
としか思えません・・

結局,生き場を失った彼女は「死」を選択。彼は選ばれた「殺人者」となったわけです。
裁判が進む中、検事役の長谷川京子ちゃんですが、ミスキャストですね!
こんなに若くてきれいなかわいい人が検事役には、似合わないです

ほろりときたシーンは、証言者となった、実の母、富司純子の悲しみの演技ですかね~
なんせ、映画のなかだけではなく本当の母娘なんですから、それはピッタリ!

エンディングの音楽が 平井賢 で、ロマンチックに仕上がってました

大好きなケヴィンの映画「守護神」がもうすぐやってきます

今から待ちどうしいです

SPIRIT

2006年03月27日 | 映画
ジェット・リー主演、「SPIRIT スピリット」
観ました!

中村獅童が中国映画で、世界デヴューという作品で、とても楽しみにしていました。 思った以上に良かったです

中国武術界の伝説の人、そして中国革命のシンボルともいえる「フォ・ユァンジャ」の物語です。実在の人物です

ジェット・リーは8歳から武術を学び、全国武術大会で5回も連続優勝した、筋金いりの武術家なのは周知のことでしょうが、スクリーンの中での彼のカンフーは圧巻です。とても42歳とは思えない

それにもまして、今回嬉しかったのは「中村獅童」です。
正義の味方!の日本武道家としてイメージもばっちりで、好演でした
映画での死闘シーンとあって、日本の武道、古武術などを研究し訓練されたんでしょう。とてもかっこよかったし、迫力がありました。

「フォ・ヨァンジャ」についてたくさんの伝説や逸話が残されていて真実は定かではないのですが、(最後、日本人に毒殺された・・?!とか・)
でも、この映画のしあがりなら、私たちも喜んで拍手喝采できますネ

何故なら、彼が悟り、目指したのは他ならない、日本の「武士道精神」そのものだったからです・・私はそう感じました



私の頭の中の消しゴム

2006年03月15日 | 映画
昨年秋に公開された韓国映画「私の頭の中の消しゴム」
見たいと思っていたのを見逃していましたところ、昨日レンタルDVDでやっと鑑賞しました!

泣きたい人、必見!?

悲恋ムードに陶酔しきった私は、今日の仕事も「涙の空・・」くらいに申し分のない美しい悲恋映画でした

「四月の雪」でぺ・ヨンジュンと共演したソン・イエジンと、ワイルドでイケメンのチョン、ウソンによる不朽の名作となったこの映画。実は日本のTVドラマ(永作博美主演)のリメイク版だったとは・・しらなかったです

前半、二人が恋に落ちるシーンは、ひたすら甘~い!としかいいようがないマッチョでハンサムな彼にドジなお嬢様。は女の子だったら誰でも憧れる・・いうか、「ハマる」組み合わせです。バックに流れるラテン系の音楽といい、「ここは本当に韓国なの?」と思わせる、アメリカナイズされたおしゃれな町並み・・流れるようなストーリーの展開に、思わず引き込まれます。
そして後半は、一転して、妻の「若年性アルツハイマー」という病気が発生。
号泣モードにシフトは転換されます

自分の記憶がどんどん消えて無くなる。最後は人格さえも崩壊してしまうという、恐ろしい病気。昨年、これも大ヒットした米映画「君に読む物語」を思い出しました。

どちらも「永遠の愛」を信じたい!という願いが伝わってきます。




男たちの大和

2005年12月20日 | 映画
男たちの大和、見ました!
思いのほか、感動しました
太平洋戦争で東シナ海に沈んだ「戦艦大和」のことは常識程度に知っていましたが、映画をみて、つくづく「大和」の悲しい歴史と戦争の悲惨さがわかりました。
実際に、60年まえに起こった歴史ですから、映像の素晴らしさもさることながら、なおのことリアルで胸に迫るものがあります。
幼顔の少年兵たちが「お国のために命を懸けて戦います!」
と、勇猛果敢に大和に乗り込むのですが、その陰には母の思いや愛する家族の思いが交錯して、思わず涙を誘うシーンもありました。
この映画が単純な反戦映画ではないような気がするのは、やはり私たち、かつての日本人の心、大和魂・・と象徴された「戦艦大和」が主人公だからでしょう。
私たち、日本人は高潔な民族なんだ・・という思いが心の奥底からふつふつと沸き出てくるのを感じました!

戦争を賛美する気持ちは全くありません。命の尊さを思うと、どんな戦争でも正当化されるものはないです。
しかしながら・・
映画の中で、「特攻は無駄死にじゃないのか!」という、若い兵隊に、臼淵大尉(長島一茂)が答えるのです・・「敗れて目覚める。それ以外にどうして日本は救われるか。日本の新生にさきがけて散る、まさに本望じゃないか」って!

長島一茂、いい俳優さんになりましたね。^^・・
旧海軍にはずいぶんと学者肌の立派な人がたくさんいたんですね。
クレイジーとしかいいようがないこの戦争で散っていった、多くの男たちの無念さはどんなものだったんでしょう・・?

ちなみに、余談ですが、原作者の「辺見じゅん」さんって、角川春樹の実のお姉さんだったんですね。知らなかったです。

若い10代20代の人たちに、是非見てもらいたい映画です







四月の雪

2005年10月11日 | 映画
先日、仕事帰りに四月の雪を見てきました。
感想は、「・・失敗作かな?」でした。劇場はヨンさまふぁんとおぼしき中年女性でにぎわっていましたが・・

ストーリーが解りにくいのと展開に無理があったような気がします。
何故不倫関係の二人が交通事故にあったのか?おまけにその配偶者同士がなんでまた、不倫しちゃうのか?解決しないまま話が進みます。せりふが少なくて断片的だし。解りにくいですね~。

ヨンさまと相手役のソン・イェジュンはとても素敵だし、浮気されそうな理由も全く見つかりませんね。ソンイェジュンは若くてかわいかったです。「そんなに悲観しないで、きっとあなたならもっといい男がすぐにみつかるわよ!」っていってあげるけどなぁ~

ヨンさまの美しい胸筋以外は、とにかくがっかりでした

今度上映予定の春の雪三島由紀夫原作。
同じ「雪」でもこちらのほうは期待できそうです!