ゆうの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

美術館巡り

2020年01月06日 | 日記

今日は朝焼けがとてもきれいだった。

 

夫と県立美術館で開催中の「岡本太郎展」、それから

大分市美術館で開催中の「倉本聰の仕事と点描画展」を

観に行った。

岡本太郎はテレビのバラエティ番組などを通して、

それから太陽の塔などの作品を通して

若干予備知識を持っているつもりだったが

この「岡本太郎展」を観て、私の認識の間違いに

今日気が付いた気がする。

岡本太郎は「飛んでる人」というようなイメージを

持っていたのだが誰よりも地に足が付いた真摯な探求者

だったのだと今日分かった気がした。

やはりスケールの大きな人だなと思った。

「すべての人が現在、瞬間瞬間の生きがい、

自信を持たなければならない。その喜びが芸術であり

表現されたものが芸術作品なのです」(岡本太郎)

 

県立美術館の二階で昼食をとり、次は大分市美術館へ。

私は(夫も)倉本聰さんの「北の国から」が大好きだったし、

今も「やすらぎの郷」を録画して見逃さず観ている。

「脚本家倉本聰」は知っていたが、倉本聰さんが絵が上手だと

いうことは全く知らなかった。

素晴らしい点描画の数々、それに詩?ことば?が添えられていて

その手書きの字も味わい深く芸術的で感心した。

「北の国から」の台本や衣装なども展示されていて

見ごたえがあった。

天は二物を与えずと言うけれど倉本聰さんは二物も三物も

持っていらっしゃると思った。

 

帰りの車の中で夫が「美術館を二つ回ると疲れるし、

感動が中和されて薄まってしまう」とぽつんと言ったが

私も幾分そう思った。

岡本太郎展と倉本聰展は日を改めて観た方がもっと余韻に

浸たることが出来たのではないかと思う。

労力を惜しんではいけない。

しかし、今日は良い体験ができた。行って良かった。

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