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ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと20年目を迎えました。ソコヂカラでJ1昇格だ!

ヴァウ ソアレス選手獲得

2025-04-18 | Weblog

ヴァンフォーレ甲府は2025年シーズンの新戦力としてブラジル人MFヴァウ ソアレス選手の加入を発表しました。


◇ヴァウ ソアレス選手◇

ヴァウ ソアレス選手(以後ソアレス選手)はブラジル国籍1997年3月12日生まれの現在28歳。2017年にSCインテルナシオナルBでプロのキャリアをスタートさせると、2018年2月から2019年8月まで下位カテゴリーのクラブへ武者修行。再びSCインテルナシオナルBに戻りプレーを続けます。2020年1月にはブラジルの名門ボタフォゴFCに移籍。何人もの指揮官が変わり成績不振の混迷のシーズンとなりましたがそのなかでもソアレス選手は存在感を示し、2021年2月からは三浦知良選手もかつて所属していたコリチーバFCに移籍を決断。この移籍がソアレス選手の転機となり主力選手として印象的なゴール&アシストを記録しチームのセリエA(1部)昇格に大きく貢献。1部リーグでも出場機会を掴み活躍した情報が欧州クラブの耳に入り、2023年1月からはポルトガル1部リーグのマリティモCSに入団を果たします。相馬崇選手や現日本代表の前田選手が在籍していたマリティモCSでは18試合に出場し1得点をマーク。しかし次のシーズンはパイサンドゥSCに期限付き移籍しブラジルに帰還。2025年1月からはECヴィトーリアに完全移籍していました。ECヴィトーリアでは5試合に出場しましたが、早々にチーム構想から外れ3月下旬に双方合意のもとで契約解除となっていました。日本への移籍を模索するなかで移籍金がかからず交渉をしやすくなるように無所属となりましたが、そのなかで中盤のポジションの充実を図りたいヴァンフォーレが交渉を積極的に進めて獲得に合意。4月11日に加入発表となりました。ヴァンフォーレでの背番号は48。

 

ヴァウ ソアレス選手は178cm・75kgでポジションはMF・利き足は右足。ボランチのポジションを本職としており鋭い動きからインターセプトしボールを絡め取る守備能力を持ち、また攻勢時には左右どちらでも正確で強烈なシュートを放てるパンチ力を備えています。密集地から比較的手薄なエリアを見つけ出しそちらに攻撃の矢印を送るファーサイドへのサイドチェンジも容易にこなすなどプレーの視野も広いソアレス選手。現在ヴァンフォーレは中山選手や佐藤和選手&林田選手らボランチに負傷者を抱えており、田中選手をこのポジションにコンバートするなど早くも総力戦と化しています。そこに欧州リーグ参加の経験を持ちブラジル1部リーグでも活躍したソアレス選手が入ることでチームにしっかりとした土台が生まれると思います。中盤の底の位置からボールを持って前方のスペースに入っていく ‘仕掛けられる’ ボランチは現在負傷中の中山選手しか見当たらないので、チームの攻撃のスイッチを入れるような役割をこなす活躍をソアレス選手には期待したいですね。ポルトガル経験はありますが海外での生活が乏しく日本の生活に慣れるかも心配なポイント。しかしそこはヘナト選手やマテウス選手&マンシャ選手らブラジル人選手が彼の生活をサポートして早くチームに馴染むように努力してほしいと思います。

 

ソアレス選手ようこそヴァンフォーレへ!大いに活躍してチームをJ1昇格に導いてください!

 

Val Soares - Midfielder (2023/2024)


2023/2024シーズンのプレー集。利き足は右だけど左でも遜色なく強烈なシュートを放てるのは魅力ですね。早くプレーが生で見たい!


#ヴァウソアレス 選手 チーム合流!

 


福元選手加入内定

2025-04-17 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府は3月17日に2026年シーズンの新戦力として、城西大学に在学している4年生DF福元選手の加入内定を発表しました。


◇福元 竣(ふくもと しゅん)選手◇

福元選手は埼玉県出身2004年2月20日生まれの現在21歳。2012年にヴィルトゥスSCにてサッカーのキャリアをスタートさせると、FCトッカーノを経て2019年からは明星学園高校に進学。高校では1年からレギュラーポジションを獲得し3年では主将を務めます。大学は2022年に城西大学を選択するとそこから福元選手の才能が大きく開花。2024年にはU-21関東大学選抜のメンバーとして『IBARAKI Next Generation Cup 2024』に参加。スペインの強豪エイバルU-21戦にフル出場し1対0の勝利に貢献する活躍をみせます。またデンソーチャレンジカップにも関東選抜Aのメンバーに選出されるなど、大学サッカー界でも名を知られる存在になってきた福元選手。ヴァンフォーレの活動には開幕前のキャンプに帯同。TMにも出場しCBとして堅実さを発揮しチームの守備構築に協力しています。そこでの活動が認められ2026年シーズンからの加入内定となりました。

福元選手は185cm・87kgでポジションはDF。利き足は右。ラグビー選手のような逞しい体格を活かし体の当たりに負けないフィジカル能力が最大の強みで、ゴール前での競り合いやセットプレーのターゲットとしても存在感を放ちます。また競り合いの強さの他にも相手の突破に適応できるスピードも兼ね揃えており、1対1での対応にもついていけるアスリート性を備えています。高さ&速さのディフェンスをこなせる一方でビルドアップ能力や組織的守備形成に必要なオフザボールの動きはまだまだ。能力的に伸びる余地は大いにあるので正式加入となる2026年までの約9ヶ月間でできる限りの課題克服にチャレンジし、さらなるレベルアップに努めてほしいと思います。ヴァンフォーレでは同じような体格&ポジションだった井上詩音選手(2023年在籍)のように大卒1年目でリーグ戦&ACLの舞台を経験して急激に成長しJ1強豪クラブに移籍するケースがあったので、福元選手にはすぐには移籍しなくても良いとは思いますが井上詩選手みたいに1年目から全国的に名が知れ渡る選手になれるように頑張ってほしいですね。福元選手これからよろしくお願いします!





松山選手加入内定

2025-04-16 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府は3月7日に2026/2027年シーズンの新戦力として、日本体育大学に在学している3年生MF松山選手の加入内定を発表しました。


◇松山 北斗(まつやま ほくと)選手◇

松山選手は京都府出身2004年11月19日生まれの現在20歳。2009年から小学校卒業まで京都長岡京SSにてサッカーのキャリアをスタートさせると、京都FC長岡を経て高校は新潟県の帝京長岡高校に進学。高校1年生のときに50m6秒ジャストという好記録を残すなど俊足を披露し、年末年始の高校サッカー選手権大会では2年生時に出場。切れ味鋭いプレーからポスト直撃のシュートを放つなどチームは3回戦で敗れてしまったものの松山選手自身はその存在感を大いに発揮します。2023年からは日本体育大学に進学。大学1〜2年ではベンチから途中出場し試合の流れを変えるジョーカー役としての印象が強かったものの、大学3年となった今年は先発の名を連ねる機会も多くなりチームの決定機に絡む場面も増えてきましたね。松山選手は大学の活動とは別にすでにヴァンフォーレの練習に参加。開幕前のキャンプでは自身の特長を最大限アピールし他のJクラブとのTMでもキレキレの動きをみせて得点に貢献するなど光る才能をピッチ上で発揮しています。そして特別指定選手に承認されJリーグの試合に出場できる権利を得ると、その精力的なアピールが実り3月23日に行われた第6節千葉戦で初のベンチ入りを果たします。そしてそれだけには留まらず、後半41分には荒木選手に代わって途中出場しJリーグデビュー。ボールこそ触れる機会はほとんどありませんでしたが、左ウイングバックとして残り3分+アディショナルタイムの時間を過ごしました。大学3年生時点でプロの試合に少しでも出られたことは松山にとってさらなる成長へと繋がってくることでしょうね。

松山選手は163cm・61kgでポジションはMF。中盤やウイングなどの攻撃的なサイドの位置がメインになりそうですが、ウイングバックやサイドバックもこなせそう。利き足は右で背番号は39番。身長こそ163cmと小柄ですがその体格を活かした俊敏性が彼の一番の武器。相手マーカーが寄ってきたらその選手の体重移動に合わせて瞬時に逆を取り初速で相手を抜き去ることができるスピードを持っています。それは相手に囲まれた密集状態でも効果を発揮し、相手の懐に潜り込み小刻みなステップで相手をかわすことが可能に。抜き去った後のドリブルもスピードが速く、サイド奥深くに侵入しクロスボールを供給できます。課題はクロスボールの精度ですがそこはこれから磨かないといけないポイントと言えるでしょうね。右サイドで起用されたときには突破からのクロス&左サイドで起用されたときには中央にカットインしてからのコントロールショットを見込めるなど、松山選手の攻撃性能はとても高く将来性は計り知れないものがあると思います。新学期も始まり、ここからは大学の活動がメインとなってくるため次に本格的にチーム合流できるのが夏休みの期間になりそう。松山選手は2026/2027シーズンからの正式加入なので、それまでに高い意識を持ってプロで通用する技やフィジカルを鍛えていき、そして残りの大学生活も大いに楽しんでほしいですね。切れ味鋭いドリブラーとしてヴァンフォーレで活躍できるように怪我なく過ごしてほしいと思います。

…とりあえず松山選手加入内定おめでとうございます。正式加入する日を今から楽しみにしています!もちろん特別指定としても頑張れ!








帝京長岡No.1ドリブラー【松山北斗】速い!プレー集!Hokuto Matsuyama。高校サッカー

松山選手のプレー動画集。大学のは見当たらなかったので、帝京長岡高校時代のプレー集を紹介しておきます。松山選手がどのような特長の選手なのかが掴めると思います。



愛媛FC戦を振り返る【第9節】

2025-04-16 | Weblog

4月13日にアウェーで行われた2025年明治安田J2リーグ第9節愛媛FC戦ですが、試合結果は0対0のスコアレスドローに終わりました。


☆先発変更は1人
この愛媛戦に臨むにあたって大塚監督は前節のいわき戦から先発を1人変更。シャドーに入っていた熊倉選手が外れてマテウス レイリア選手を起用します。マテウス選手と言えば週中に行われたルヴァンカップ1stラウンド2回戦の町田ゼルビア戦で、得点こそ奪えなかったものの良い動きを披露し攻撃陣を引っ張っていた存在。大塚監督の頭の中では1トップの三平選手が前線でボールを収め、そこから1.5列目のマテウス選手や鳥海選手が前を向いて仕掛けていく構想があったと思います。またルヴァンカップで先発し終盤の時間帯までプレーしていた荒木選手と宮崎選手の両ウイングバック&ボランチの遠藤選手など、町田に対して互角に渡り歩いた存在を先発で引き続き起用することで連携面の充実を活かして組織力の高さで勝負したかったと思います。その狙いが思い通りに表現できるかが勝負の鍵となりましたね。

 

☆攻撃の起点が作れず愛媛に押し込まれる前半
ヴァンフォーレは9日のルヴァンカップ町田戦で善戦した勢いをこのリーグ戦でも発揮したかったのですが、最下位に沈みチームに危機感が漂っている愛媛の気迫に押されて守勢にまわる展開が序盤から多くなります。それはこちらがボールを持ってもなかなか攻撃の起点が作れず、後方からロングフィードを出しては簡単に相手に跳ね返されるシーンが目立ちました。原因としては攻撃時にゴールに近い位置でボールキープできなかったこと。三平選手など最前線で体を張ってポストプレーを行い味方の上がりを待てたら攻撃のバリエーションは左右前と多彩になるのですが、中央ではなくサイドに流れる展開ばかり選択していたので相手はそちらのサイドの突破をさせないディフェンスをしており、攻撃の選択肢はサイド突破かボールを戻して攻撃を組み立て直すの2パターンしかありませんでしたね。それと追い越していく動きが乏しいのも気になりましたね。普通決定機に結びつけるときには複数の選手が絡んでいるケースが多く、後ろのポジションの選手が前の選手を追い越すオーバーラップするプレーがとても効果的となります。しかしこの試合のヴァンフォーレはその一連の流れがあまりみられず単独での個の突破による仕掛けがほとんどだった気がします。それでは守備を固めてくる相手に対しては状況の打開が容易ではありません。前半のシュート数がゴール左を外れていった宮崎選手のミドルシュートしかなかったので、もう少しリスクをかけた組織的な仕掛けが見たかったですね。

 

☆後半開始から2枚替え
乏しい内容で前半を終えたヴァンフォーレ。その停滞する状況を改善するために大塚監督は後半始めから2枚の交代カードを切ります。シュートを打てなかったマテウス レイリア選手に代えて熊倉選手、鳥海選手に代わり田中選手をピッチに送り出します。鳥海選手は相手のタックルを受けて倒れた際に肩を負傷した影響もあって退くことになりましたが、マテウス選手はあまり良いプレーを残せないまま前半のみで交代となったので悔しい交代になったと思います。仕掛けようとする意識の高い熊倉選手と機動力のある田中選手のシャドーのコンビによってチームの攻撃が活性化し始め、前半よりかは良い攻撃が生まれていましたね。この後半開始からの2枚替えにはなんとかこの状況を改善しなければいけないという大塚監督の危機感が感じられました。

 

☆流れは変わらず守勢が続く
後半からシャドーの2人を交代しチームの活性化を図ったヴァンフォーレ。前半の出来よりはだいぶ良くなってきましたが、それでも試合の全体的な流れは相変わらず愛媛が積極的に仕掛けてヴァンフォーレが守勢にまわる機会が続きます。苦しい展開のなかで後半15分には三平選手から大島選手&後半26分には平塚選手に代えて内藤選手を起用しさらに攻撃陣のテコ入れを敢行。前半抑え気味だった印象だったので後半から選手の動きが活発に変わるかと思われていましたが、なかなかエンジンがかからずに効果的な仕掛けが終始できませんでしたね。孫選手やマンシャ選手の奮闘&相手の得点力不足にも助けられて愛媛の攻撃を無失点で抑えることができましたが、これと言った有効打が繰り出せず終わってしまった内容にモヤモヤが残った方も多かったと思います。

 

☆引き分けに終わった要因は?
この試合0対0の引き分けに終わった要因として、選手の疲労面などのコンディション調整がうまくいってなかった可能性をまず挙げます。というのもヴァンフォーレは前半から自陣で展開される機会が多く守勢にまわる場面が長い時間続いていました。攻守が切り替わったらそこから前に向かってロングボールを送るパターンが目立ったため、三平選手など前線の選手はそのロングボールを追いかける動きに加えてファーストディフェンダーの役割をこなし体力を使っていたと思いますが、動き回っていない他の選手はそれほど体力的な消耗はなかったように思います。しかしそれらの選手たちは後半になっても一向に運動量が上がらず反撃に繋げるパワーが出せない状態でした。その原因としては荒木選手や宮崎選手&遠藤選手など9日のルヴァンカップ町田戦に先発出場し終盤の時間帯までプレーしており、今回の試合を迎えるのにあたり中3日&アウェー遠征という短い試合間隔で十分なリカバリーができなかったことが攻守において動きのキレのなさに繋がっていたように思います。

2つ目は陣形がコンパクトに保てなかったこと。守ってカウンター狙いというのは最終ライン&中盤のエリアと前線に距離感が生まれやすいもの。通常ならそこは中盤の選手の頑張りによってポジション間にできるスペースを埋めていくのですが、今回はカップ戦にも長い時間出場していた選手も多かったために動きに精彩を欠いていたことと、愛媛の攻勢の圧を感じていたので的確に中盤でプレッシャーを与えることができずに陣形をコンパクトに保つことができませんでしたね。また孫選手やマンシャ選手は空中戦に強いタイプですが、どちらかと言えば前に素早く出ていくタイプではないために最終ラインとボランチの間にスペースが生まれていたのも相手に付け入る隙を与える原因になっていたように思います。ゴール前で壁になり守備の迫力を生み出していた一方で井上選手や小出選手がこなせる組織的で前に出ていく守備が影を潜めている現状は一長一短だと思います。堅守速攻スタイルを洗練させていくためには最終ラインから前線までのポジション間の距離を攻守においてできる限り短くし、陣形をコンパクトに保ちながらハイライン&ハイプレスのショートカウンターへ持ち込むことが一番効果的だと個人的には思います。


…この引き分けによりヴァンフォーレの今シーズンの成績は3勝2分け4敗の勝ち点11となり、順位は15位に後退しました。敵地で勝ち点1をもぎ取れましたが、やはり相手が最下位と低迷していた状態での試合だったことと内容的にも防戦一方でチャンスシーンがあまり作れなかったことでネガティブな印象が付いてしまったように感じますね。次節長崎戦までは中5日の通常の試合間隔に戻ります。選手たちにしっかり休んでもらって疲労面を回復させ万全なコンディションで臨んでほしいと思います。

 

【愛媛FC×ヴァンフォーレ甲府|ハイライト】2025明治安田J2リーグ第9節|2025シーズン|Jリーグ

 


ピックアップ愛媛FC戦!

2025-04-14 | Weblog

ヴァンフォーレが戦った試合で特に印象に残ったプレーやゴール&応援など、X(旧Twitter)やYouTubeに上げられたヴァンフォーレ関連の記事や動画の投稿を少し緩く紹介していくこのコーナー。なお試合日翌日に更新予定です。
 
今回の対象試合は2025年4月13日にアウェーで行われた2025年明治安田J2リーグ第9節愛媛FC戦です。

 



試合結果はスコアレスドロー。守備陣の奮闘によって攻勢を強めていた愛媛の攻撃をなんとか凌ぐものの、今回は攻撃陣がパッとしない印象でしたね。前半のシュート数はわずか1本&試合全体の枠内シュート数もゼロというさみしさでした。攻撃陣もっと頑張れ!

 



ゴール裏で応援するヴァンフォーレ甲府サポーター。遠路はるばる四国まで遠征ご苦労さまでした。彼らの応援の後押しで苦しいながらも勝ち点1をもぎ取れたと言っても過言ではありません。スコアレスで派手さは全くなかった試合でしたが、次こそは勝利試合を見たいですね!

 



愛媛の歓迎を受ける現地サポと黒板に書かれている可愛らしいヴァンくん。ユニフォームを脱ぎ捨ててパンイチになる芸の特徴をうまく捉えていますね。それにしても四国までヴァンくんのパンイチ芸が浸透しているとは…!恐るべしっ!

 



イオンモール甲府昭和ではこの試合のパブリックビューイングが開催されました。アウェー戦では毎回パブリックビューイングをやっていますが、今回は特別に元ヴァンフォーレ選手のハーフナー・マイクさんとプロレスラーの鷹木さんのトークショーもあったようですね。忙しくて行けませんでしたが、見に行きたかったなぁ。

 

…以上です。

 


試合結果【第9節 愛媛FC戦】

2025-04-13 | Weblog

【2025年明治安田J2リーグ第9節】

◇試合結果◇
△愛媛FC0-0ヴァンフォーレ甲府△
※守備奮闘も攻撃陣沈黙でモヤモヤ残るスコアレスドロー
 
◇得点者◇
なし

◇試合会場◇
ニンジニアスタジアム(愛媛県)
 
◇入場者数◇
2984人
 
◇今シーズンのホームゲーム累計入場者数◇
3万5997人(1試合平均8999人)
 
◇データ◇
     愛媛 甲府
58% ボール支配率 42%
12本 シュート数 7本
541本 パス成功数 447本
 
◇今シーズンの成績◇
3勝2分け4敗(勝ち点11) 15位
 
◇今シーズンの勝ち星表◇
→◯✕✕△✕✕◯◯△
※今シーズンリーグ戦の試合をこなす度に◯△✕で結果を積み重ねていきます。一番右が最新結果です。
 
◇ヴァンフォーレ甲府メンバー◇

 

◇試合ハイライト動画◇
2025.04.13 2025明治安田J2リーグ 第9節 vs.愛媛FC

 

 


本日愛媛FC戦!見どころ紹介

2025-04-13 | Weblog

ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2025年明治安田J2リーグ第9節アウェー愛媛県松山市のニンジニアスタジアムにて愛媛FC戦です(16時キックオフ)。


◇中継情報◇
DAZN

◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp  4月13日 7:00発表
ニンジニアスタジアム(愛媛県)
雨☔のち晴れ☀
最高気温:16℃(キックオフ時∶14℃) 最低気温:9℃
降水確率
6時~12時:90%
12時~18時:0%
18時~24時:20%

 

◇見どころ紹介◇
【愛媛FC】
☆今シーズンの成績:2分け6敗(勝ち点2) 20位
☆ここ最近2試合の試合結果
→✕✕✕✕△
☆注目選手
谷本選手∶ドリブルやラストパスで好機を作るチャンスメーカー。キープレーヤーの彼を封じると愛媛の攻撃力が半減。
ベン・ダンカン選手∶フィジカルが強いオーストラリア人FW。セットプレーのターゲット役として切り札的な存在感を発揮。
佐藤選手∶前節土壇場同点弾を決めてチームの危機を救った背番号10。

☆予想布陣:4-4-2
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:レノファ山口FCvs愛媛FC 明治安田J2リーグ 第8節 2025/4/5

 

【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績:3勝1分け4敗(勝ち点10) 14位
☆ここ最近2試合の試合結果
→△✕✕◯◯
☆注目選手
林田選手∶負傷により戦線離脱していたがようやく復帰見込み。自慢の守備力で中盤に安定感をもたらすか注目。
熊倉選手∶切れ味鋭い仕掛けで攻撃陣を引っ張る大卒ルーキー。巡ってくる決定機を確実にモノにしたい。
エドゥアルド マンシャ選手∶対人と空中戦に自信を持つ ‘甲府の壁’ 。セットプレーから待望の一発を決めたい。

☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:ヴァンフォーレ甲府vsいわきFC 明治安田J2リーグ 第8節 2025/4/5

 

☆苦しいチーム事情の愛媛
今回の対戦相手の愛媛FC。2022年からチームを指揮し4年目となる石丸監督のもとJ2に復帰した昨シーズンは17位に入り残留を成功させますが、今シーズンは一転して開幕からいまだ白星が残せていない苦しい状態に陥り最近では4連敗。しかし前節の山口戦では0対1で敗戦濃厚だった展開から後半アディショナルタイムに同点に追いつくゴールを決めて連敗をストップさせています。苦しいチーム状態から良くなる兆しを見せるときにはヴァンフォーレもそうでしたが選手たちのプレーに自信が生まれてくると思うので、この一戦で変わりたいと思ってくる愛媛の気迫に押されないようにしたいですね。

 

☆林田選手復帰濃厚のヴァンフォーレ
先日のルヴァンカップ1stラウンド2回戦では町田に敗れてカップ戦から敗退という結果となりましたが、試合内容的にはJ1首位クラブ相手に互角の展開を繰り広げておりある程度手応えを掴んだ試合だったと思います。その前も公式戦3連勝と低調だった状態から脱し復調し始めているので、引き続き選手たちには自信を持ったプレーで攻守において積極的に仕掛けてほしいところ。中3日で行われたルヴァンカップの町田戦では遠藤選手が先発フル出場していたので、蓄積疲労の面から今回ボランチのスタメンには遠藤選手ではなく林田選手の起用が濃厚となっています。林田選手は開幕からレギュラーとして試合出場を続けてきましたが、第3節富山戦で負傷し途中交代してから戦線を離れる期間が続いていました。最近チームの全体練習に合流したという情報があったなかで、この愛媛戦での復帰が見込まれています。林田選手と言えば中盤の幅広いエリアを動き回って主に相手への寄せやカバーリングがうまい守備職人でもあるので、最終ラインへのフォローや中盤の底の位置で守備の安定感をもたらす存在になってくれることを期待したいですね。

 

☆攻略のポイントは
ここ直近の愛媛の試合を見ると、サイドからの展開で相手に決定機を作られているケースが目立ちます。それもサイド深くに侵入しそこから一旦下げ、後方から上がってきた選手がサイドの浅い位置からアーリークロスを送り、そのボールにゴール前で合わせるパターンが続いています。ヴァンフォーレもサイドの深い位置に鳥海選手や熊倉選手が侵入し、そこを起点としてサイドを上がってきた荒木選手や宮崎選手のウイングバックにボールを預けてアーリークロスを送る手段を取ったら愛媛守備陣はゴール前でのマークが付きにくいと思います。問題はそこの決定的チャンスを決められるか。ヘディングが得意な三平選手を中心にそのチャンスを確実にモノにできれば試合を優位に進めていくことが可能になります。しかし巡ってくる決定機を決めきれないでいると次第に愛媛に試合のペースが傾くことでしょう。失点も愛媛は序盤の時間帯に多いので、試合中意外と多いと思われる決定機には全集中で仕留める強い気持ちをみせてほしいですね。

 

☆平塚→マンシャ
空中戦の対応に不安がある愛媛守備陣。ヴァンフォーレはセットプレーからも得点機を作れそうで、数多く巡ってくるであろうこのチャンスを活かさない手はないと思います。左足のキック精度が高い平塚選手は味方にピンポイントで合わせることができ、ターゲットとなる選手も孫選手やマンシャ選手など競り合いに強いタイプがチームには揃っています。特にマンシャ選手は過去の試合でもゴール前での競り合いを制して得点を決めているので頼りになる存在になるでしょう。カーブをかけた鋭い弾道の平塚選手の左足キックに相手との争いに勝って頭一つ二つ抜けたマンシャ選手の高い打点での強烈なヘディングでゴールを決めるシーンを今回見せてほしいと思います。これからこれが得点へのゴールデンパターンになってくれたら嬉しいですね。

 

☆点差を広げる意欲
不振に喘いでいるチームというのは、点差が離れてしまうと戦う気力が削がれやすく士気が低下する恐れが出てきます。相手にまた駄目かもと思わせるためにはヴァンフォーレは先制点を奪ってそのまま逃げ切る戦術のやり方ではなく2点目を狙う努力をしてほしいと思います。その追加点を決めるには途中から出場しフレッシュな状態で仕掛けていくパワーが必要になります。先日のルヴァンカップ町田戦で良い動きをしていた内藤選手や田中選手は得点に結びつける力を備えていると思うので、彼らの力も相手を突き離す原動力となるでしょうね。


…愛媛は前節後半アディショナルタイムに追いつく試合をしています。ヴァンフォーレは接戦のまま終盤になると相手に希望を抱かせる展開になってしまうので、今回はできる限り突き離すパワーをみせたいところ。そしてサイド奥を攻撃の起点としてそこからの展開からゴール前の競り合いに繋げるべき。またセットプレーも有効な攻撃手段になるので、ゴール前の迫力も三平選手を中心にみせていきたいですね。途中出場の選手の力も活かしながら複数得点を狙っていく姿勢で勝利しリーグ戦3連勝を目指してほしいと思います。

 


試合結果【ルヴァンカップ町田ゼルビア戦】

2025-04-09 | Weblog

【2025 JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦】
 
◇試合結果◇
✕ヴァンフォーレ甲府0-1町田ゼルビア◯
※J1首位クラブ相手に善戦もPKの1点に泣く
 
◇得点者◇
前半47分(町)仙頭

 

◇試合会場◇
JITリサイクルインクスタジアム(山梨県)
 
◇入場者数◇
4899人

 

◇データ◇
     甲府 町田
46% ボール支配率 54%
11本 シュート数 14本
435本 パス成功数 540本

 

◇ヴァンフォーレ甲府メンバー◇

 

◇試合ハイライト動画◇
【ルヴァンカップ | ハイライト】#ヴァンフォーレ甲府 vs#FC町田ゼルビア 2025JリーグYBCルヴァンカップ  1stラウンド2回戦

 

 


本日ルヴァンカップ町田ゼルビア戦!見どころ紹介

2025-04-09 | Weblog

 

ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2025 YBCルヴァンカップ(Jリーグ杯)1stラウンド2回戦ホーム山梨県甲府市のJITリサイクルインクスタジアムにて町田ゼルビア戦です(19時キックオフ)。

※写真は2011年天皇杯時の電光掲示板。当時ヴァンフォーレはJ1&町田はJFL所属でした。
 
 
◇中継情報◇
フジテレビNEXT
スカパー!
FOD
SPOOX
Lemino(録)
 
◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp  4月9日 7:00発表
JITリサイクルインクスタジアム(山梨県)
晴れ☀時々曇り☁
最高気温:24℃(キックオフ時∶16℃) 最低気温:10℃
降水確率
6時~12時:0%
12時~18時:0%
18時~24時:20%

◇ホームゲーム交通アクセス情報◇
ヴァンフォーレ甲府観戦案内〜スタジアム交通アクセス〜

平日開催のため臨時駐車場は使用できません。ご注意ください。


◇見どころ紹介◇
【町田ゼルビア】
☆ルヴァンカップは1stラウンド2回戦から登場

☆注目選手
菊池選手∶今シーズン神戸から移籍加入したCB。直近のリーグ戦では先発から外れており、ここをきっかけにしてスタメン復帰を狙う。
望月選手∶日本代表にも選出された将来有望な長身ウイングバック。リーグ戦ではサブに甘んじているので活躍したいという意欲は高い。ナイジェリアと日本のハーフ。
ミッチェル・デューク選手∶オーストラリア代表FW。186cmの長身と跳躍力を活かし制空権を握る。
 
☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。


【ヴァンフォーレ甲府】
☆ルヴァンカップ試合結果
1stラウンド1回戦∶2-1 藤枝MYFC 得点者∶(甲)田中、内藤

☆注目選手
内藤選手∶1回戦の藤枝戦で1ゴール1アシストの活躍をみせたストライカー。J1強豪クラブの守備陣に対しどれだけ通用するのか注目したい。
田中選手∶町田の3バックはみな大柄なので小柄で機敏な特長を活かせそう。相手の懐に積極的に潜り込みたい。
一瀬選手∶成長著しい長身CB。この対戦の経験はルーキーの彼にとって大きいものになりそう。
 
☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
 
☆1回戦の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:ヴァンフォーレ甲府vs藤枝MYFC JリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド 1回戦 2025/3/26


☆戦力の底上げを図りたい町田
今回ルヴァンカップ1stラウンド2回戦でヴァンフォーレが対戦する相手は町田ゼルビア。チームを率いて2年目となる黒田監督のもと、日本代表クラスの選手獲得に次々と成功し昨シーズンは初挑戦のJ1で3位に入るなど急拡大しているクラブ。今シーズンも第9節を終えて首位の座におり、J1初制覇に向けてカップ戦での戦いによってさらなる戦力の底上げを図りたいと思っているはず。これまでなかなかリーグ戦で出番の少なかった選手とはいえ、昨シーズンまでの主力だったミッチェル・デューク選手や藤尾選手&森保監督率いる日本代表にも初選出された望月選手など個の能力が高い選手が揃っているので、ヴァンフォーレとしたら全く油断できません。その町田に対してこれまたリーグ戦の戦力の発掘に繋げたいヴァンフォーレがどれだけ通用するのか楽しみな一戦になりそうですね。

 

☆好調の始まりはルヴァンカップから
現在リーグ戦で連勝中&公式戦を含めると3連勝中と一時期の低迷から脱出し調子を取り戻しつつあるヴァンフォーレ。チーム状態が上向きになるきっかけとなったのがこのルヴァンカップの舞台でした。3月26日に行われた1stラウンド1回戦藤枝MYFC戦ではリーグ戦で戦うメンバーからガラリと変更し、虎視眈々と出場機会を窺う控えメンバー中心でチームを構成。それが結果的に成功しチームに闘争心が蘇り2対1で勝利できました。特に印象に残ったのは20歳のストライカー内藤選手。得点を決めてチームを勝たせるんだという強い気迫が前面に出ており、それがプレーの積極性を生み出し田中選手の先制点をアシストすると、自身も右サイドからの折り返しにファーサイドを走り込んで押し込みゴールを記録するなど1ゴール1アシストの活躍をみせました。三平選手や大島選手がいるためそこからのリーグ戦出場に結びつけられていませんが、確実に内藤選手の価値が高まった試合だったと思います。内藤選手を筆頭に河田選手の牙城を崩したいGK東選手やブラジル人DFマンシャ選手、大卒ルーキーの一瀬選手や佐藤恵選手なども試合に出場し存在感を示せたと思うので、彼ら若手選手が台頭することでJ1首位クラブ相手に藤枝戦同様リーグ戦への好調に繋げてほしいと思います。

 

☆デューク選手対策を
今回予想した町田の選手たちが出場するなら、攻撃の中心となるべき人物が1トップを務めるミッチェル・デューク選手となるでしょう。町田で3年目を迎えるオーストラリア代表FWは、186cmの長身を活かしながらさらに跳躍力があるのでゴール前の制空権を掴める存在。前線でポストプレーを行う彼が攻撃の起点となることで、1.5列目の藤尾選手や高橋選手が前を向いたプレーができます。さらにその後の望月選手や沼田選手らサイドの選手のオーバーラップにも繋がり攻撃の歯車が噛み合ってくるので、チームに勢いをつけさせないためにも彼を封じることが町田の攻撃の停滞に結びつきます。186cmの長身に対抗できる存在として、同じく186cmの一瀬選手や187cmのマンシャ選手が競り合いに負けないことが重要。いかにデューク選手に入るロングフィードを力強く跳ね返せるかも試合の注目ポイントの一つだと思いますね。

 

☆勝機は?
この試合ヴァンフォーレが勝利するためのポイントとして2点挙げたいと思います。1つ目が試合勘の差。というのも町田はリーグ戦ではほぼ同じメンバーで戦っており、先発やベンチにいる選手はある程度固定化されています。もちろん選手個々の能力は高いのですが、デューク選手や高橋選手&バスケス・バイロン選手や前選手&菊池選手などは最近のリーグ戦の試合メンバーに入れておらず、現在試合勘が失われている状態。出場できれば時間が経つごとに試合勘を取り戻していくとは思いますが、体のキレなど感覚を取り戻す間にヴァンフォーレは積極的に攻勢を仕掛けるべきだと思います。前半などで先制点を奪うことができたら町田の焦りを誘うことができるので面白い展開になりそうですね。2つ目は意外とCBの替えが効かないところ。大型補強して戦力が充実しているように見える町田ですが意外にも守備陣の選手層は薄め。3バックの3枠を昌子選手&岡村選手&ドレシェヴィッチ選手&菊池選手の4人が争っている状態で、他に該当する選手が見当たりません。控え組中心となるこのルヴァンカップでも3バックの左右に昌子選手とドレシェヴィッチ選手は出場しないといけないと思うので、彼らはJ1リーグ戦での激闘による蓄積疲労は確実に溜まっていることでしょう。替えの効かないこの両脇を狙って攻撃のジャブを打ち続けていけば次第に相手は疲弊し隙が生まれてくるかもしれませんね。また彼らは大柄でどちらかと言えば待ち構えるタイプのCBだと思うので、田中選手のような小柄で機敏に動けるタイプのドリブラーは捉えにくくとても効果的だと思います。なのでキープレーヤーとなる田中選手は相手の懐に飛び込んでいき突破の勝負をガンガンと仕掛けてほしいですね。そこから決定機が生まれることでしょう。


…ついこの前まで同じステージで戦っていたと思われた存在が急にスピードを加速して前に行ってしまった印象のある町田。しかし両者の通算の対戦成績でいうと直近5試合で3勝1分け1敗とどちらかと言えばヴァンフォーレにとって相性の良い相手とも言えます。良いイメージを持ってアグレッシブに戦い、また今回ホームゲームでできるのでサポーターの力も借りてぜひとも強豪相手に勝利を掴み取りたいですね。そしてこのカップ戦の勢いをリーグ戦にも活かせるように頑張ってほしいと思います。

 


いわきFC戦を振り返る【第8節】

2025-04-08 | Weblog

4月5日にホームで行われた2025年明治安田J2リーグ第8節いわきFC戦ですが、試合結果は1対0でヴァンフォーレが勝利しました!ヴァンフォーレの得点は後半に挙げた孫選手のゴールでした。

 

☆先発変更なし
前節の札幌戦に勝利し5試合ぶりにリーグ戦で白星を挙げたヴァンフォーレ。週中のルヴァンカップ1stラウンド1回戦藤枝戦でも勝利を収めているので、公式戦では連勝と右肩下がりの状態を脱し徐々に上向く兆しをみせています。勝っているときにはスタメンをあまり変更しない方が良いというセオリーがあるように、大塚監督は前節の札幌戦の先発メンバーのままこのいわき戦も臨むことを決意。戦術面の熟成を図りながらチーム力のさらなる向上を目指して戦います。

 

☆序盤攻勢も徐々に対応される前半
ヴァンフォーレはホームの利を活かしてスタートから積極的な姿勢をみせます。相手のいわきは始めこそ受け身の状態になっていましたが、徐々にこちらの圧力に慣れてくると次第に攻勢を仕掛けることができるようになり形勢逆転。縦に素早い動きでヴァンフォーレ陣地で試合を進める回数が多くなります。特にいわきのハイライン&ハイプレスの積極的守備にボールが引っかかる割合が多くあり、うまくパスが繋げずに守勢に切り替わる場面が目立っていましたね。しかしフィニッシュに結びつく局面では体を張ってディフェンスができており、効果的なシュートを相手に打たせなかったのは良かったところ。前半はいわきが試合のペースを握っていましたがシュート数は4本だったのでマンシャ選手や孫選手を中心にある程度は抑えることができていたと思いますね。

 

☆蹴るバリエーションを変えたFKで先制点
前半をスコアレスで折り返した後半。前半は沈黙気味だったヴァンフォーレの攻撃が活性化し始め、敵陣エリア付近のサイドの位置でFKの機会を獲得します。いつもなら抜群の左足の精度の高さを誇る平塚選手がキッカーとして存在感を発揮していましたが、今回は相手の意表を突くように右足が得意な宮崎選手が担当に。右足でカーブをかけてゴールに向かっていく軌道の強いキックを放つと、ゴール前でそのボールに体で合わせたのは孫選手。競り合い体に当たったことで軌道が変わりファーサイドのネットに突き刺さります。孫選手は嬉しいJリーグ初ゴール。プロ4年目にしてまさに今までの努力が実を結んだ瞬間でもありましたね。

 

☆ペースは上がらずも1点差を守り切る
孫選手のゴールで先制できたヴァンフォーレ。そのままの勢いで追加点を挙げたいところでしたが、いわき守備陣の奮闘もあり突き離せません。後半22分には三平選手に代わり大島選手&後半30分には熊倉選手に代えて田中選手を投入。精力的に前線でボールを追える存在を起用することで、いわきの最終ラインに常にプレッシャーをかけて伸び伸びとビルドアップさせないような手を打ってきましたね。もしそこをかいくぐってもロングフィードを出した先には長身の孫選手やマンシャ選手が力強く跳ね返すディフェンスを披露。中盤でも遠藤選手が的確に相手に圧力をかけ続けていたので、いわき攻撃陣に思うように仕事をさせていなかったと思います。終盤の時間帯はいわきも盛り返しヴァンフォーレはそれほど攻撃のペースは上がらず、いわきがシュート7本を打ったのに対してヴァンフォーレは2本と少なかったのですが、相手の良さを守備面でうまく封じ込めてそのまま計画的に守り抜いたという印象が強い試合でしたね。

 

☆勝因は?
1対0でヴァンフォーレが勝利できた要因として、守備面で強さをみせられているところだと思います。今シーズンのこれまでの試合では組織的には守れている印象でしたが、勝負どころの踏ん張らなければいけない場面で相手に力負けし土壇場で失点してしまうケースが多々みられていました。しかし最近の試合でマンシャ選手が起用されるようになり、そこに孫選手も加わったことで競り合いに強くゴール前でドッシリと守れるようになったのが大きいと思います。彼らがハイボールを力強く跳ね返してくれるので中盤の選手もそのこぼれ球への反応がしやすくなり、うまくチームの流れができているように感じます。一度は崩れそうになっていたチームスタイルを再び見つめ直し、チーム全体で堅守速攻のショートカウンタースタイルを磨いたおかげで徐々に自分たちがやりたいサッカーというものがピッチ上で表現でき始めています。現代サッカーの主な得点源とも言われているセットプレーでも精度の高いキックからゴール前で合わせて得点を奪うシーンも増えています。接戦を制する土台はできつつあると思うので、リスクを最小限に留めながら勝ち点0の展開を1に&勝ち点1の展開を3に変えられるように、チームの安定感を発揮してこれからも勝ち点を積み重ねてほしいですね。

 

【ヴァンフォーレ甲府×いわきFC|ハイライト】2025明治安田J2リーグ第8節|2025シーズン|Jリーグ