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老後の安心のために知っておきたいこととは? (西山行政書士事務所 042-372-8022)多摩市

多摩市の行政書士が相続、遺言、成年後見、悪質商法、定年起業、熟年離婚等をテーマにつづったブログです。

寝たきりにしない(介護の基本原則)

2010-10-04 07:01:36 | 介護
普通に生活していれば、食事をしたりトイレにいったり入浴したりと、日常動作の中で種種の運動を行っているのですが、寝たきりになり、心身の機能を十分に活用しないと、本来低下すべきでない機能が低下してきます。この状態を廃用性症候群といいます。
次の症状がでてきます。
①運動不足により使われない筋肉が萎縮し、ますます運動が困難になります。
②関節を動かさないでいると関節の運動性が失われてしまい、運動が困難になります。
③骨細胞は負荷がかからないと成長しないため、骨からカルシウムが逸脱していきます。
④③による骨の脱灰により、カルシウム濃度の高い尿が生成され結石ができやすくなります。
⑤寝たきりが長くなると座ったときなどに頭部への血流が減少し、めまいや吐き気を起こしやすくなります。
⑥静脈流のうっ滞がおこり、血栓ができやすくなります。
⑦常に仰向けに寝たきりになっていると、痰を口の外に出すことができず、はいないで炎症を起こすことがあります。
⑧定期的な体位変換がされないことで、圧迫部位が発赤、潰瘍(かいよう)壊死をおこします。
⑨トイレに行かなくなることで正常な排尿反射を失い、尿失禁をおこします。
⑩排便機械の欠如、繊維質の少ない食事、運動不足などが原因で便秘になります。
⑪日常的単調と不活発、慣れた環境からの隔離、孤独等、刺激や喜びのない生活は精神的にも悪く、認知症があれば進行させてしまいます。

こういうことが起こらないようにするためにも、病状に合わせたリハビリテーション、福祉用具の導入、住宅改修などの検討は重要です。

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