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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2022年6月の惑星

2022-06-01 09:30:59 | 惑星・天体ニュース

   いやはや、これで6月になってしまったのですね。2月の大激変から4ヶ月。余り様子に変化がなく、日々「なんだかなぁ~」と現状を飲み込めずに頭を悩ましています。慰めはお月様。5月も、さまざまな表情の月が私を力づけてくれました。

   では、まずそんな5月の月の巡り大公開から。

    

    結構見られていた方でしょうか。それでも、朝に並んでいる惑星も、お月様が未明にでるようになった月末にみることができました。ただ、土星は南天にいるはずでしたが見られませんでした。

    では、今月6月の惑星を見ていきましょう。

   水星:明け方の東天の惑星の行列の一番最後に見えてくるようですが、中旬になるほど見やすいようです。水星は小さい惑星で、太陽にも近いので見つけづらいです。中旬にみられるでしょうか?下の図は、国立天文台から転載したものですが、お月様が27日、28日に水星に近くにいるので、極細のお月様をさがして、水星がどこにいるか教えてもらいましょう。

      

   金星:先日も未明の空で撮った金星をアップしました。明るいのですぐ見つかります。ただ、「未明」というのが今はくせもの。4時くらいとなっているので、起きられない方が大半でしょう(苦笑)上の図をみると、26日に金星のそばにお月様もいます。これは、なかなか絵になりそうなので、私は、是非細い月がでる頃に、頑張って起きてみようと思います。

   火星:明け方の東空で先日もどうにか木星の横にいるのをみつけました。でも、地球から距離があって、あまり明るくなく、肉眼では難しかったです。カメラでズームで木星を撮ったら、横に「これは火星かな?」と思ってみつかる感じです。双眼鏡があれば、みられるかもしれません。下の写真の明るく見えているのが木星で、その横のかすかな光が火星ですよ。

       

   木星:明るいです。未明に東空をみて、目の中に飛び込んでくるのはたぶん木星でしょう。上の写真でも、月の右上にはっきり見えていますね。こんな感じですよ。

   土星:未明に肉眼で南天にみつかるかと思いましたが、なかなか雲とかに邪魔されて、これまでまだ見つけられていません。うっかりすると、未明の惑星が木星・(火星)・金星・(水星)の並びに目がいって、みるのを忘れてしまいそうです。せっかく起きたなら、探してみましょう。やや他の惑星の並びから離れていますので、ぐっと木星から目を右へ移していってみましょう。

   さて、こんな具合で、6月の惑星は、4時に起きるような方にしか見られません。諦めますか?わざわざ起きて曇っているとショックですから。そう、今月は、たまたま4時前に起きてしまったら、ちょっと外にでて惑星が並んでいるのを眺められたらラッキー!そんな惑星観察になりそうですね。

コメント
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