9月21日深夜放送の『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で星野源さんが、荻上チキ氏の語る、選挙で投票する候補者の選び方について共感する場面があったそう。
リスナーからの質問コーナーで、「これといった魅力のある候補者がいなくて誰にも投票したくないけど、国政は変えたいから選挙に行きたいと思ったときに、チキさんならどうしますか?」というリスナーからの質問に、荻上さんの答えは
「現状維持でいいなら、投票に行かなくてもいいと思います。でも、現状を変えたいのであったら、現状の議員じゃない人に入れるとか・・・でも、最高の候補者『ぴったりだな!』っていう人って、いたことがないです。でも、投票には行きます」「選挙というのは“よりマシ”を選びに行く場所なので。だからマイナス50点の候補者とマイナス30点の候補者がいたとしたら、『じゃあマイナス30点の方を選ぼうか』っていう。そういったような感覚でいいと思いますよ」というものだった。
星野さんも、その答えに賛同。「選挙というものは、よりマシを選ぶということでいい』っていうことですよね」とコメント。
さらに、投票した候補者が当選後、自身の思ったことと違うことをしている場合、荻上さんは「絶対に投票したら責任が芽生えると思うので。自分が投票した人がロクでもない人だったら、次の選挙ではその人に票を入れない」といい、「投票をしたら責任が芽生える」と星野さん。
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私としてはさらに一歩、自分が投票した人が(実はお金をばらまいて票を増やしていた。国会で、恥ずかしい変な答弁をしていた。国民に我慢をさせて、自分たちは皆で料亭で集まってた)そういうニュースをフォローして、選んでしまった議員の行動がオカシイと思った時は、ちゃんと文句を言うことも大事だと思う。本人が返事をよこすこともあるが、秘書が返事をしてくることもあるが、まともな議員なら有権者の声を無視はしないはずだ。
選びっぱなしでは、議員は育たないどころか、ふんぞり返って国民は選挙の時にお金を使って支持をもらえばあとは好き勝手という状況に甘えて「自分や家族や仲間のための政治」に邁進してしまうだけだ。麻生大臣は、「若者が政治に関心がないことは、悪いことではない」と言ったようだが、こういう民主主義を知らない人が民主主義を標榜する党にいることがおかしい。地盤を私物化する2世、3世をのさばらせるからこうなったのか? 菅さんは叩き上げを謳い文句にしていたが、以前は世襲問題に同じ選挙区では立候補させないとか改革を口にしていたが、そういう世襲議員に支えられて首相になると口をつぐんだ。石破さんの「公平・公正な政治を目指す」というスローガンにもいちゃもんが自党内から出る自民党であることを、国民はしっかり覚えておこう。自民党は、本当に自浄能力に欠けた党に成り下がってしまっている!
山本太郎とか「れいわ新選組」に次に私が投票するかは分からない。だが、彼を1つだけ凄く評価していることがある。1回街頭演説を参院選の前に偶然に聴いた時のことだが、最初に自分の言いたいことをどんどん話さず、まず、聴衆さんから質問をしてもらうというスタンスをくずさず街頭演説を続けていることだ。
国会でも記者会見でも、相手に事前に質問を出してもらい、官僚や誰かが下準備してもらった答えを見て話す首相や大臣達には国民はもううんざりしている! 突然の質問には憮然として「事前に、質問を出して頂いてない」と首相や大臣が平然と文句をいう。(国のトップとして政治を行いながら、その関連質問に、その場で答えられないのを恥としない????)それこそ、恥ずかしい!
質問に用意の答えを言うだけだから、答えについて重ねて問われて臨機応変に答える能力もない。だから、重ねての質問も禁じていた。そんな首相や大臣で、日本は大丈夫???その点、山本太郎は、「質問を受けてお答えしていくけれど、たかが山本太郎。答えられないこともあります。その時は、ここにいる方で分かる方には力を貸して頂きながら答えたい」と、この(自分がダメなら、そこにいる人たちの知恵も借りようとする姿勢)も私は気に入っている。自分が偉い人間と勘違いしている「先生」と呼ばれている議員たち。市井の人には現場で培った知恵や重いがあり、それに耳を街頭演説でも聴こうとする。そこを評価したい。
今、チャックした9月24日の動画では、演説が始まる前にこれまでの「れいわ新選組」の活動も短時間で追える。よかったらココを見てほしい。久しぶりに見てみたが、やはり最初に質問を受け付けていた。
ただ、珍しく、この動画では、衆院選に向けてかマスコミの人たちがたくさんテレビもきていたようで、マスコミの質問をまず受けていた。ただ、マスコミの質問は選挙がらみの同じような質問が続いて、「もっとよい質問すればいいのに~」とか思ったので、26分位までは飛ばしてみるといいかもです。
最初の画像に前回の参院選前の多くの人が取り囲んでいる様子が映っていたが、マスコミはこの熱気をカメラで撮っていながら、結局選挙の前には流さなかった。あの熱気を実際見た者として、(ちゃんと街宣を録画したり取材したなら報道するべきだったのに、しなかった報道は偏っていた! もし、ちゃんと報道していたら、山本太郎は当選していただろう)とそこは報道に不信感をもった。誰のための報道か?と。今回のマスコミ、読売新聞やNHKもいたが、ちゃんと報道したのか?ネットで調べた限りはなさそうだが・・・
さて、山本太郎の街頭演説、youtubeで一時期見た時の街宣では、市民にその場で投げかけられた質問に上手に答え、この紹介した動画でも30分頃では高校生の質問に答えていて、山本太郎の主張、ちょっと突拍子もないとも思えるところもあるが、スクリーンも使い分かりやすい。(よく勉強しているな)と聞いた人は驚くと思う。
最近は野党も、今日決まった自民党総裁も国民の需要が押さえ込まれてきたのが経済が伸び悩む原因だと言っている。耳を貸す価値はある話だ。マスコミで総裁選ニュースばかりでオカシイという声が上がって、野党の立憲民主などの声は少し出すようになったが、マスコミは、たぶん「衆院選の後」にも山本が説明している政府や企業に都合の悪い真実は報道しないだろう。国民は、街頭で聞くか、youtubeで見るか、こういうことを言っている学者の本を読むかしかない。こんな図をあなたは見たことがあるだろうか。自民党は絶対ださない。
この図、「山本さんお言うように、消費税をなくしたら、財源はどうするの?」という高校生に対する説明に使われた図だ。消費税がちっとも国民のために使われていなかったという政府には不都合な真実の話だ。この話は前も街宣でしていて、(いまの、株価の上昇とは無関係な国民の生活の困窮の原因、日本の子どもの7人に1人がなぜ貧困に苦しまねばならないのか。なんで、炊き出しに人がならぶ日本になったのか)を端的に理解できて納得できる説明だった。
以前は、1つの報道だけでなく、多数の報道で情報をとる大切さを伝えたりもしてきたが、今や報道で聞けない話こそ大事なのかもしれない。報道にでない山本太郎さんの街宣。「あれっ、面白い話を言っている」と思えることを言っているので、是非一度は見てみる事をお薦めします。 "Change Life Project" など、いろいろな優良なネット報道から情報をとりましょうよ~ということは、以前からお薦めしていますが、是非、山本太郎の街宣も加えて見て下さい。
さらに、立憲民主も例えば、千葉県ので街頭演説に回っているのをテレビでやっていましたが、テレビで放映されるのは極めて一部。youtubeなら、ココでみつけられた。いろいろネットを探せば、テレビでみられない情報も得られる。
逆に、自民党が裏で何を思っているかは、野党時代の創生会の集会などをみると、正直に何を目指す党に自民党が成り下がってしまったか、その時代の集会をみるとよく分かる。ココなどでは、長期政権が目指していた「戦後レジームからの脱却」の意味しているところが、「(自民党憲法草案は)国民主権、基本的人権、平和主義、これは堅持すると言ってる。この三つはマッカーサーが日本に押し付けた戦後レジームそのものだ。この三つを無くさなければですね、本当の自立自主憲法に成らない」などと言っている元法務大臣の仰天発言に、異議を唱える者が、この集会にはひとりもおらず、拍手すら起こっている。その中に、長期政権をになった首相、重鎮の姿がある。うそだと思ったら、ココから確認してみてほしい。