もう、3月。今年は春が早くやってきたようで、今日はウグイスの初鳴きを聞きました。そして、我が家の4つ葉のクローバーたちも身体をだんだん起こして元気を取り戻してきました。
さて、さっそく2月の月の巡りから見てみましょう。
雨が本当に降らず、曇りの時でもどうにか姿をみせてくれたお月様。1月16日から2月9日まで、かなり楽しませてもらえました。先月は、月が火星に近づいた頃に「スバル」(プレアデス星団)と3角を作るように近づきあって、とても素敵な景色を私たちに見せてくれました。
2月18日、19日頃なのですが、見落とした方はココから見て頂ける見られますが、1枚だけここに再登場させてみますね。
晴れて、冬の星座も凄くよく見られる日が続いていました。冬は明るい星がたくさん輝いているので、今ならまだ楽しめますので夜ちょっと外に出て見上げて見て下さいね。今日は、月も空に今いますよ。
今日の月は19:43に上ってきたばかりの月なので、まだまだ明朝の8:01まで沈みません。なんなら、明朝にも青空の中でも白い姿で見つかりそうです。1日に朝と夜と2回お月見ができてしまう時期に入っています。
では、前置きが長くなりましたが、今月の惑星です。
水星:未明の東空にいるのですが、日の出が早くなっているし、私は寝坊なので諦めます。
金星:地球からみて太陽に近いところにいるので見られません。
火星:先月の「すばる」との接近を見損なって残念だったなぁ~と思った方。大丈夫!お月様がちゃんとあなたのために今月も素敵な姿を見せてくれます。さて、どんな風に楽しめるかな?と国立天文台に説明にいい図がないかなと探してみました。
するとぉ~、国立天文台が、こんな動画サービスを始めていましたよ~~~~! いいですねぇ。なんだか、私が惑星の案内するより、このサイトに行くといいかも!?下の絵をクリックするか、ココをクリックして「2021年3月の星空情報・天文現象」を教えてもらいましょう。たった1分で、今月の火星がアルデバランのそばにいること。月が3月19日、20日にはそばに来て素敵な景色が楽しめること解説してくれます。他にもコンパクトに細い月の楽しみ方なども・・・。
毎月この動画を見るには、国立天文台の「ほしぞら情報一覧」というところから、その月を選べば他の情報と一緒に、このような動画も含めた解説が見られるようです。あっ、でも解説では「すばる」の話はしてくれていません。今、上の図で3月19日の月の右のやや下にぼや~っと星の塊になっているのが「すばる」です。3月19日に月と火星とアルデバランがにっこり笑った笑顔のように見えたら、「すばる」も思い出して探してみましょう。肉眼ではみつけづらいかもしれませんが、カメラのズーム機能や望遠レンズを使って撮影してみましょう。双眼鏡や望遠鏡があるとさらにいいですね。
木星と土星:去年、私たちをどんどん近づいて、場所を入れ違えて動いて楽しませてくれたこの惑星のペア。太陽のそばでしばらく見られませんでしたが、だんだん朝の空に移動してきています。今月はまだ見づらいかも知れませんが、早起きの方にはこれから「おはよう」とペアで挨拶してくれるようになるかもしれません。
ということで、惑星は今月もまだ楽しませてもらえるのは火星だけ、という感じのようです。
そうそう、国立天文台のでは解説していませんが、火星は暗くなって来たとはいえ、まだ肉眼でも十分目立って分かるし、アルデバランも肉眼ですぐ見つけられる星なので、晴れたら夜には7時とか8時に夜空を見上げて2つの星の位置関係の変化を楽しむと面白いですよ。去年、木星と土星ペアを眺めていると場所を交代して面白かったみたいに、火星もジワジワとアルデバランに寄って行って、通り越してさらに先へと進んで行きます。星の中を「人を惑わすように動く星=惑星」の日々の変化を感じ取れますよ。
ちょっと、ヨレヨレの文字ですが、下にちょっと様子を正確ではありませんが、描いてみました。今が線の始まりの1(3月1日)の位置にいるのが、10日、20日と動いて図の火星の位置にくる。その後も、30日、4月10日、20日と、火星がどんどんアルデバランから離れて左上の方に行く様子、追ってみませんか?
その後はどうなるか? 考えると眠れなくなっちゃいますか(笑)?
さあ、眠れなくなると困るので、それは実際の空で確かめることにして、おやすみなさい。
今日も無事に1日を過ごせたこと、月に逢えたことに感謝して。明日もいい1日でありますように。