薫 風 ~KUNPOO~

初夏に薫る爽やかな風に思いをよせ、YukirinとKaorinが日々の出来事などを綴るページです。

王滝村議会が解散

2005-09-19 | 生活雑記
■ 昨日、木曽郡王滝村議会(定数10)に対する解散の賛否を問う住民投票が行われ、解散に「賛成」が約7割を占め、村議会の解散が成立しました。村営おんたけスキー場の巨額債務を抱え、周囲の町村から合併協議からもはずされてしまった村議会の責任を問うた住民投票でした。

■ しかし、有権者数は881人。出直し選挙となっても、村議会の顔ぶれは果たして変わるのか?もっとも小さな村のことだから、村会議員といっても町会長(自治会長)さんに毛の生えたようなもので、各戸持ち回りでやってたりして・・・。人口1000人弱の規模の村で、議会の定数が10人だもんね(定数は新たに8人となったよう)。

■ こんなことになるのなら、解散請求があった時点で議会が自主的に解散してしまえばよかったのに・・・と考えてしまうのは傍観者の勝手な思惑に過ぎないか。ただでさえ財政的に厳しい状況なのに、またまた時間とお金がかかってしまいますね。

■ 無駄といえば、最高裁判所の国民審査もどうにかならないものか。60年実施されてきて、一人も罷免された人はいないのだから・・・もっと何か別のやり方があるのではなかろうか。そういう点では、憲法改正も必要かな、と思えてしまう今日この頃です。

<photo:蝶ヶ岳の稜線>