薫 風 ~KUNPOO~

初夏に薫る爽やかな風に思いをよせ、YukirinとKaorinが日々の出来事などを綴るページです。

くっついた!

2005-10-31 | 子 育 て
■ 育児サイトで見たこの絵本は表紙が可愛いくて、紹介のコメントも良い。ちょうど近所の絵本屋さんに置いてあり、気に入って購入する。

■ 作者はこれが最初の絵本。パパである作者が、なかなか笑わない赤ちゃんに「くっついた」といいながら頬をよせたら「ぐふぐふ」とへたながらにも笑ったので、大喜び。「くっつくことはとても幸せなことで、そこから始まるんだと実感した」作者。

■ 本当に赤ちゃんの肌って柔らかくて頬ずりしたくなっちゃう。くっついていると、こちらまで幸せになりますね。

■ 最近は抱っこで寝付いてもおろすと目を覚ますので、昨日は添い寝(授乳も寝ながらできて楽ちん)。「川」の字ではなく、「三」の字になり」(娘が外側)、我が家でも「くっついて」みました。

ご対面☆

2005-10-30 | 子 育 て
■ 友人夫婦がお子ちゃまを連れて、娘に会いにきてくれました。友人に会うのは
結婚式以来、お互いママになってました。

■ Rちゃんは男の子、元気で、歩くのが上手になり、大人の言うことが少しずつわかってきてます。赤ちゃんが珍しいのか、娘のお腹や顔を触ったり、べビーラックを一生懸命揺すってくれました。娘と並ぶとさすがに大きい。そして行動を見てると予想外のことをしてくれて楽しい。一芸も披露してくれました!

■ 友人は「ちっちゃーい、こんな時もあったなあ」と娘を抱っこ。Rちゃんが赤ちゃんの時は、寝てるか泣いてるかで、時には夜15分おきに目を覚まし、友人を困らせていたよう。今日の娘はご機嫌麗しく何より何より。

■ 今度は娘を連れて遊びに行くからヨロシクネ!数年後には一緒に遊べるかな。


成長日記1

2005-10-29 | 子 育 て
■ もうじき2ヶ月目に入る娘の様子です
・起きている時は手足をパタパタさせ、足は90度近く上げ、掛物を蹴飛ばすのが得意

・指しゃぶりを覚える(左手のみ)

・以前はおっぱいを飲めばすぐ眠ってました。今は飲んでもぐずって「眠いのに寝付けないから何とかしてよ~」と泣いて訴え、抱っこしないと許してくれない時が増えました。時にはママに向かって、パンチで攻撃してきます。

・機嫌がいいと微笑み、「あうー、ぷー、おー・・」などと話します。何を話してくれてるのかな?可愛らしい声も出しますよ。
  
■ 私はといえば、母乳のせいかとってもお腹がすき、妊娠中と変わらず、食欲旺盛。そのためなかなか痩せないのです。

日本の税制

2005-10-28 | 本  棚
■ ん~、自民党圧勝のあとは、やっぱりサラリーマン増税か・・・。森信茂樹『日本の税制』PHP新書。税制はどうしてこんなに不公平なのか。

■ サラリーマンから見れば、「個人事業者は往々にして個人経費を事業経費に付け替えて税金逃れを行っている」、これに対して事業者から見れば、「給与の20%から30%が給与所得控除され課税されないのは、自分たちの経費の割合から考えても不公平である」ということになる。

■ 著者は大蔵官僚を経て、現在は大学院の教授(?)。そのためかどうかはわからないけれど、全体的にパンフレットのような感じで深みがなく、読者の疑問に率直に答えるほどの内容とはなっていないような気がしますな。“金融所得にどうやって課税するか?”というような問題も、取り上げてはいるのですがね~。

■ 来年9月で小泉さんが総理を降りたら、ポスト小泉の方は、きっと増税をするんでしょうね。消費税10パーセント~?所得課税から消費課税へという重点の移し変えが必要だとしても、減税もしっかりやってくれなきゃ。


名  刺

2005-10-27 | 生活雑記
■ 名刺を作ってみました。といっても、仕事で使うヤツではなく、まったく遊びのもの。 “仕事用のほかに、もう一枚趣味などを記載した面白い名刺を用意しておくと、相手に名前を覚えてもらえる”という吉田たかよし『最強の勉強法』(PHP文庫)』の教えに、またもや従ったものです。

■ 台紙は、高山植物の名を冠した某親睦会でもらった旧制松高のイラストが入っているもの。そこに氏名、趣味、そしてブログのアドレス、さらにE-mailのアドレスを記載することにしました。で、どこに印刷を頼みに行くこうか・・・。

■ 最近は安く印刷してくれるお店もあるんだろうけど、よくわからないので、以前実印を作ってもらったハンコ屋さんへ行ってみることにしました。100枚で1,500円くらいが相場かな~と思っていましたが、値段を聞いてみると、印刷代が100枚で1,200円、それに加えて版下代が1行につき100円かかるといいます。ふ~む、しめて2,000円弱か・・・。

■ 使用する書体のことなど親切に相談にのってくれたので、とりあえず発注。1回の校正を経た後、無事印刷が出来上がりました。ふむふむ、なかなかいい出来栄えではありませぬか。

■ さ~て問題は、いつこの名刺を配るかだなぁ。仕事の上でも、べつに営業でもないので、名刺を配るなんていうことは、ほとんどないのだけれど・・・。

<photo:鹿島槍>

藝術の・・・

2005-10-26 | 生活雑記
■ 秋。ということで文化祭の季節です。わが社でも職員文化祭なるものがあり、富士山の写真を3点出品してみました。

■ 今年は合併なるものがあったため、職員数も増え(?)、展示スペースも手狭な様子。横に3枚並べて展示するつもりが、しっかり縦に並べられてしまった・・・。

■ なにより、みんなの楽しみはお楽しみ抽選会。でも何故か、1等、2等の景品よりも、3等のボックスティッシュのほうが人気です。もうすぐ風邪の季節にもなるしね。

<photo:もみじ坂?>

雪山気分~その2

2005-10-25 | 山 登 り
■ 9時半ころになって、やっと山荘が見えてきました。最後の力を振り絞って(そんな大げさなものではないか)、登ってみると、なんと、種池山荘の窓という窓は木でしっかりと戸締りされているではありませんか。え~、もう小屋仕舞い?せっかくビールを買おうと思っていたのに~

■ でも思いがけずの銀世界。しかも快晴で風もなく、ちっとも寒くない。およそ冬山なんて登る気のない私は、ひとめ剱や鹿島槍の雄姿を見ようと、爺ヶ岳の山頂方面へと歩き始めました。すると、50メートル先で二人の登山者(ご夫婦?)が写真を撮っていました。見渡す限り、登山者は私たち3人だけ・・・。

■ 話を聞くと、大町の昨日の天気はやはり雨。山頂付近は、二日間吹雪だったようです。夕方から所用があったので、山頂付近にいたのは小1時間程度。ガスも上がってきたため、軽く食事を取り、早々と下山を開始しました。

■ 登ってくるとき心配した箇所も雪が融けていて大丈夫でした。太陽サンってエライ!雪のため苦戦しましたが、12時半ころ駐車場に到着。紅葉を楽しむはずでしたが、山頂は思いがけずの冬景色で、ちょっと冬山を経験した気分。大町温泉郷の薬師の湯に浸かって、帰ってきました。

<photo:爺ヶ岳>

雪山気分

2005-10-24 | 山 登 り
■ 天気がよさそうなので、早起きして爺ヶ岳に登ってみることにしました。

■ 朝5時過ぎに家を出て、大町市内に入ってみると・・・雲もあまりなく、爺ヶ岳や鹿島槍が真っ赤に朝焼け。あれ~、それもそのはず、よく見てみると頂上付近は真っ白の雪景色。標高の高いところでは、やっぱり昨日は雪が降ったようですね。ろくな装備をしてこなかったけど、上まで登れるのかいな。

■ 6時半ころ、扇沢の爺ヶ岳登山口に到着。木々の色づきはもうひとつのようだけれど、雪景色の山を背景にシャッターを押していたら、出発は7時近くになってしまいました。貴重な「三段紅葉」だもんね。

■ 数ある登山道の中でも、この柏原新道はとてもよく整備された道のひとつです。以前、登ったときには、たしか登って少しのあたりに「もみじ坂」という看板があって、“紅葉のころには、さぞかし綺麗だろうな~”と気になっていたところでした。しかし、今回はその看板も見当たらず、真っ赤なもみじも連なっている様子はなく・・・。あれ~、勘違いだったかな。

■ 1時間近く登ると、日陰に雪が残っていました。途中ですれ違った人に聞いてみたら、「小屋の周りで10センチ程度の積雪」とのこと。その程度なら、何とかなるか。さらに「石畳」のあたりまで行くと、岩に雪が凍りついています。滑らないように足元に気をつけながら、一歩一歩、慎重に登っていきました。

■ なおも進むと、左側が切れ落ちていて箇所に出くわしました。しかも、「崩落注意」なんて看板まであるし・・・。道の幅も30センチ程度しかなく、しっかり雪が積もっているよ~。今年は土砂崩落や落石の事故が多かったからなぁ。雪で地盤が緩んで崩れきたらどーしましょ?恐る恐る、そ~っと、静かに通り過ぎようとしたら、目の前にこぶし大の石が落ちてきました。ひぇ~、無事に帰ってこれるかしらん。

初冠雪の朝に

2005-10-23 | 生活雑記
■ 天気がよければ爺ヶ岳にでも登ろうかと思っていたけれど、大町地方の天気予報は雨だったので、昨日のうちに中止決定!ところが、朝起きてみると・・・

■ な~んと快晴。素晴らしい秋晴れではありませんか。でも常念や蝶のあたりはうっすらと白くなっている気が・・・。新聞を見てみると、白馬岳でも今シーズン初めての本格的な降雪となったよう。お昼ころになると、頂上付近は真っ白な雲に覆われてしまいました。やっぱり、行かなくて正解か?

■ そ~んなわけで、部屋で関口博のサンデーモーニングを見ていました。面白かったのは、スポーツコーナーの張本勲氏の発言。メジャーリーグのプレーオフ、審判の判定(誤審)によって、ダブルプレーとならなかったシーンの解説をしていたのですが・・・

■ 問題のシーンは1アウト1塁の場面(だったかな?)。バッターはセカンドゴロに倒れゲッツーとなってしまったのですが、どうもその前にキャッチャーのミットがバットに当たっていたようです。選手と監督は主審に“打撃妨害だ”抗議しますが、結局受け入れられず・・・。そのあとの張本氏の発言。「主審はちゃんと判定しなきゃいかん。見えなかったら塁審に確認すればいいんだから」

■ なるほど、それはごもっとも。「私も現役時代、2回ほどやりましたよ。わざとバットを寝かして、キャッチャーミットに当たるように振るんです」

■ はっ???わざとやっていたということですか?野球って、汚いスポーツですなぁ。張本さんって、たしか3000本安打の偉業を成し遂げた人だが・・・そ~んなズルしてた人が、審判に正しい判定をしろなんていう資格があるんだろーか。

■ その次のシーンでは、井口がセカンドベースを踏まなかったために、ダプルプレーにならなかったケースの解説。「一塁ランナーがセカンドの邪魔をするために、猛然とスライディングしてくるのが怖かったからよけたんでしょう。」う~む、野球って、ますますえげつないスポーツですなぁ。

■ Baby誕生まえ、二人でよく相談したものです。「もし、男の子で、野球とかサッカーとかやりたいって言い出したらどうする?」リトルリーグなんかでも、付き添っている親の方が大変だとよく聞くしなぁ。ましてや二人とも、団体行動は大嫌いだし・・・。

■ 結果的には女の子だったので、その心配はひとまずなくなったのですが、極力、家ではバレーボールとかバスケットボールのテレビは見せないこととしました(?)。高校野球では品行方正を求めるくせに、もっと正々堂々とやってもらいたいものですね~。
 

政治家の日本語

2005-10-22 | 本  棚
■ というわけで都築勉『政治家の日本語』平凡社新書。“ずらす・ぼかす・かわす”というサブタイトルがつけられています。

■ 政治は言葉をめぐって展開する。言葉の選択や使用が政治そのものである。そして、政治家は言葉を操る専門家である。彼らのその能力は、いつも多くの人々に自分の考え方を話して、説得し、また当事者の一人として対立する人々と交渉して、妥結するというような経験を積み重ねることで養われる。そしてわれわれは皆何がしかの程度において政治家である。

■ この本では、主として78年の大平正芳内閣の成立から今日までの四半世紀の間に活躍した政治家たちの言葉を採集して、政治の実際を、言語使用の実際のあり方として、分類、整理しています。都築先生曰く、“政治は恋愛と似ている。どうにかして相手の気をこちらに向かせようと一生懸命努力するのだから”

■ 興味深かったのは、第3章「ぼかす」。今まで、どうして首相談話とか△△宣言とか、あるいは○○決議とかいうものは、あんなにわかりにくいんだろうと思っていましたが、結局は妥協の産物だからなのですね。意見の異なる人たちが一つの言葉に集約させようとするのだから、表現が玉虫色となってしまうのも、ある意味仕方がないこと。複数の神々を持つ民主制社会においては、必然というか、むしろ健全なことなのでしょう。素人には「侵略行為」でも「侵略戦争」でも「侵略的事実」でも、大して変わらない気もしますが、それが実はとても大事な部分なのですね。

■ さて、最近の小泉首相の発言や答弁を聞いていると、意識的にはぐらかしているのか、天然ボケなのか、私にはわかりかねます。ただ、明らかにこれまでの政治家と異なっていると思うのは、やるのか・やらないのか意味不明の言葉が多かった政治の世界で、政治の素人である国民にとっても、わかりやすいこと。郵政解散にしてもしかり、靖国神社の参拝問題にしてもしかり。彼は、やると言ったら必ずやる、有言実行の政治家なのだ(頑固なだけ?)。この前の総選挙で自民党が圧勝したのも、衆議院を解散したあとの、郵政民営化に争点を一本化して国民に訴えた記者会見でほとんど決まっていましたね。

■ というふうに、政治家の言葉に着目できる一冊です。でもやっぱり読んでいて、政治家の“日本語”というのは、いささか違和感があるような気がします。やっぱり、『言葉と政治』という方が、内容にはぴったりだったかも。

<photo:Grassmarket>