■ 野村克也『野村ノート』小学館文庫。2005年の単行本に加筆したもののようだ。以前からの監督の著書に比べ、内容にあまり大きな違いはない。
■ 興味深かったのは、監督が「決断」と「判断」とを使い分けている部分。すなわち、「決断」とは賭である。覚悟に勝る決断なし、つまり迷ったら覚悟を決めること。決断力と包容力は表裏一体である。一方、判断とは頭でやるもの。判断に求められるのは、判断するに当たっての基準、根拠があるかどうかである。...
■ なるほど、日頃じっくり考えている時間なんてあまりないからなぁ。出たとこ勝負の賭ばっかりだから、覚悟を決めるしかないか(汗)。
■ 創立5年目にして、楽天球団をクライマックスシリーズへと導いた指導力は誰もが認めるところ。最後の試合で、両チームの選手から胴上げされた監督なんて、今までいなかったんじゃないだろうか。球団との確執や監督就任への未練など云々されたが、氏が球界に残してきた功績は、極めて大きい。
■ 余談だが、年末の「サラリーマンNEOスペシャル」を見ていたら、夫人とともに人生相談をしていてビックリした。さらに、姜尚中まで出てきたときには、思わず自分の目を疑った。まさか本物が出てくるとは...NHKもよくやるね~。
■ 興味深かったのは、監督が「決断」と「判断」とを使い分けている部分。すなわち、「決断」とは賭である。覚悟に勝る決断なし、つまり迷ったら覚悟を決めること。決断力と包容力は表裏一体である。一方、判断とは頭でやるもの。判断に求められるのは、判断するに当たっての基準、根拠があるかどうかである。...
■ なるほど、日頃じっくり考えている時間なんてあまりないからなぁ。出たとこ勝負の賭ばっかりだから、覚悟を決めるしかないか(汗)。
■ 創立5年目にして、楽天球団をクライマックスシリーズへと導いた指導力は誰もが認めるところ。最後の試合で、両チームの選手から胴上げされた監督なんて、今までいなかったんじゃないだろうか。球団との確執や監督就任への未練など云々されたが、氏が球界に残してきた功績は、極めて大きい。
■ 余談だが、年末の「サラリーマンNEOスペシャル」を見ていたら、夫人とともに人生相談をしていてビックリした。さらに、姜尚中まで出てきたときには、思わず自分の目を疑った。まさか本物が出てくるとは...NHKもよくやるね~。