薫 風 ~KUNPOO~

初夏に薫る爽やかな風に思いをよせ、YukirinとKaorinが日々の出来事などを綴るページです。

雪あそび

2010-03-26 | 子 育 て
■ ようやく春めいてきた。と思ったら急に寒くなって霙まじりの天気になったり、いったいどうなってんだ?

■ この前の前の日曜日(3月14日)、天気がよさそうなので娘を連れて乗鞍高原いがやスキー場へ行ってきた。奥さんは花粉症発症とのことで、お留守番。

■ 午前9時から10時まで地元町内会の防災訓練があったので、11時過ぎにいそいそと出かける。途中でおやつと飲み物を買っても、お昼前にはゲレンデに到着。道路にもほとんど雪は残っておらず、渋滞もない。風もなく、日差しも結構強くて、セーターを一枚脱いでも運動していると汗ばむくらいだ。

■ 1人500円払ってキッズパークでソリ遊び。どうやらチューブ型のものが気に入ったようだ。最初こそ一緒に乗って滑っていたが、やがて一人でも怖がらずに滑るようになった。

■ スキー(場)といえばこの前一度仕事できたくらいで、ここ10年ほどスキーをしていない。記憶にあるのはリフト待ちの長い列だが、「いがや」というマイナーな点を除いたとしても閑散としている。

■ 他の子供がスキーをしているのを見て、「わたしもスキーする」と言い出した。「うんと練習しないと簡単には滑れるようにはならないんだよ」と言ってはみたが、ピンとこないようだ。他人が滑っているのを見ている限り、簡単そうに見えるのか。

■ 帰りには湯けむり館で入浴。いままでは一緒に入ろうとしてもなんてことはなかったのに、「男の人ばかりで恥ずかしい」と言い出す。最近、やたら髪型や服装を気にするようになってきたし、いよいよ乙女心が芽生えてきたのか!?

950番

2010-03-17 | 生活雑記
■ 来年度の体育施設予約方法が変わったので、とりあえず総合体育館まで出向いてみた。申し込み順は早い者勝ちではなく、抽選するという。しかも、最初の申し込みは「松本市民」に限られるのだとか…

■ これまで、とくに野球関係者がもう何日も前から交替で泊まり込んでいたのだという。松本市はテニスコートは他市に比べて多いほうだと思うが、屋外のグラウンドは利用できるところが限られているから競争率が激しいのだろう。

■ また、南部屋内テニスコートなど、諏訪や岡谷の人がよく利用していたのだという。まあ、市民税を納めているのだから、施設利用について松本市民が優先されるのは当然のことだ。

■ そんなわけで、まず申請書に住所・氏名等を記入し、身分証明を提示して抽選を申し込んだ。マウスをクリックすると、パソコンの画面に数字があらわれ、次々と変わってゆく。最近の福引みたいな仕掛けか。

■ さて、動きがゆっくりになって「40」で止まったので、「しめた!」と思った次の瞬間、画面の数字は無情にも「950」に…なってしまった。ほとんどオーラスに近い。まあ、こんなところで「運」を使わずに済んだだけよかったことにしよう。それにしても、クジ運悪ね。

アメリカ西海岸へ~おまけ

2010-03-15 | 旅  行
■ ロサンゼルスに最近できたというLAライブへ行ってみました。プロ・バスケの試合会場やコンサートホール、レストランなどステイプルズ・センター周辺にある複合施設だけど、お目当ては世界中の生ビールが飲めるというヤードハウス。

■ 最初、6時過ぎに様子を見に行ったところ、土曜日ということもあってすでに長蛇の列。カウンター席なら並ばなくてもOKということだったので一応中に入っては見たものの、どこも一杯だった。

■ 諦めきれずに10時過ぎにもういちどチャレンジ!!さすがにこの時間になると客足が遠のくようで、カウンターに座ってビールを楽しむ。テーブル席だとチップもいるし…。適当に生ビールを頼み、ついでにおつまみに「オニオンタワー」なるものも注文してみました。ビールのグラスもうそうだけれど、何事もビックサイズなのだ。ラッキーなことに、「ハッピー・アワー」ということで、ビールもおつまみも半額でした。

アメリカ西海岸へ~その10

2010-03-14 | 旅  行
■ サンフランシスコ最後の夜は、本格的なジャズと創作和風料理を食べられる「yoshi’s」へ。ホテルのコンシェルジェに頼んでレストランの予約をしてもらう。なんでもレストランに入る前にライブ席のチケットをもらわなければならないらしい。

■ 夜は少し危険なところだというので、ホテルの前からタクシーでレストランへと向かう。タクシーでも10ドル程度だから、日本とは比べ物にならないくらい安い。カウンターのお姉さんに名前を告げると、チケットを2枚発行してくれた。どうも自由席らしい。

■ まずはレストランで腹ごしらえ。お寿司や天ぷらなどおなじみのメニューが並ぶ。日本人シェフが経営しているというだけあって、味も確か。海産物が豊かで新鮮なサンフランシスコの食材を生かした一風変わった和食とビール・ワインを楽しむ。

■ 食事を終え、同じ建物内にあるライブホールへ。1階のテーブル席を確保。カナダのトロントから来たというカップルと同席となる。バンドは基本トリオにサックスとボーカル。このボーカルが、かの有名なジミー・スコット。

■ といっても我々は全く知らず…車いすに乗ったお爺ちゃんが「ア~」とか「ウ~」とか甲高い声を出しているだけかと思ったのだが、会場はスタンディング・オベーション。テーブルのカナダ人にこっそり聞いてみると、かなり有名で人気のあるシンガーらしい。われわれとしては、ソフィー・ミルマンとまでも言わないまでも、甘い歌声のほうが心地よかったのだが。

■ 帰国してネットで調べてみると、「ジミー・スコットことジェイムス・ヴィクター・スコットは、1925年7月17日、オハイオ州クリーヴランド生まれ。男5人、女5人の兄弟姉妹の3番目で、経済的に恵まれない家庭環境にもかかわらず、教会でピアノを弾く母親についてゴスペル音楽に親しんだ。遺伝性のホルモン異常からくるカルマン症候群といって、普通に声変わりせず背丈も伸びない体質だったが、それで後に、エンジェリック・ヴォイスと呼ばれる独特の歌唱スタイルを編み出すことになる。」(中略)「今年(2007)は年明け早々に、ジャズ界最高の栄誉とされる「ジャズ・マスター賞」(秋吉敏子が日本人で初受賞)に輝き、3月にはケネディ・センターの「リヴィング・レジェンド・アワード」も獲得している。」(ブルーノート東京のHPより)

■ ふ~~む、われわれはラッキーだったんだね~、きっと。

アメリカ西海岸へ~その9

2010-03-13 | 旅  行
■ サンフランシスコ3日目はまずまずの天気。またもやバスに乗って、リージョン・オブ・オナー美術館へ。エル・グレコ、ピカソ、レンブラント、マティス、ルーベンス、ドガ、マネ、モネなど全米でも指折りのヨーロピアンアートの殿堂として、絵画や彫刻など約85000点の貯蔵を誇る。入り口前には、ロダンの「考える人」の彫刻もある。今回はロスに比べ順調にたどり着くことが出来た。

■ お昼はケーブルカーに乗って、再びフィッシャーマンズワーフへ。かつてイタリア人漁師の船着き場として栄えた所らしい。アシカを見たり、ゆっくりと散策する。

アメリカ西海岸へ~その8

2010-03-12 | 旅  行
■ サンフランシスコ2日目は、雨。それにもめげず、ナパ・バレーのワイナリーツアーへ、日本人ガイドさんに連れて行ってもらう。

■ 本当は、ナパ・バレーを3時間ほどかけて走るワイントレインに乗ってみたかったのだけれど、ちょうど2月は土日しか営業していないとのこと。車窓からブドウ園を見ながら、美味しい料理とワインを車内で楽しむというものだが、この電車だとワインは1種類しか飲めないらしい。それならば、何箇所かワイナリーをめぐり、飲み比べてみたほうが私たちにとっては楽しいだろう。だいたい10ドル前後払えば、何種類かのワインをテイスティングさせてくれるメニューがあり、二人で楽しんだ。日本と違ってアメリカのグラスは大きめで、しかもたっぷりと注いでくれるからありがたい。

■ 昨日見たゴールデンゲートブリッジを渡って、車を飛ばすこと1時間余り。最初のワイナリー「ロバート・モンダビ」に到着。フランスからブドウの苗木を持ち込み、カリフォルニアでワインを開発した第一人者だそうだ。その向かいには、これまた有名な「オーパス・ワン」があったけど、何しろワイン1本200ドル、試飲も30ドルと言うことで、ここはパス。

■ ワイナリー2軒目は「ガーギッチ・ヒルズ」へ。1976年にパリで行われた米仏ワインのブラインド対決、通称『パリ事件』。フランスワイン界の重鎮たちが審査員という状況の中で、赤ワイン、白ワインともに第1位を獲得したのは、なんとカリフォルニアワイン。当時この "白の優勝者" であるモンテリーナを仕立てたワインメーカーこそが、このワイナリー設立者である。

■ 3軒目は「ヴィー・サッツゥイ」。デリが充実していて、試食したチーズも、カモのパテも美味しかった。ここでクラブケーキとスープ、シュリンプ・サラダを買い込んでランチ。ここのワインは一般には流通しておらず、ワイナリー直販しかないのだという。

■ そして最後は「ドメイン・シャンドン」。かの有名なドン・ペリを製造している会社のカリフォルニア版。すっきりさわやかなシャンパンを何種類も試飲できて、とても幸せ。社名入りのフルート・グラスももらってきた。

■ 天気は雨と冴えなかったけれど、とても充実した一日でした。ツアーに一緒だった人たち(若いカップルと年配の男性の3人)も、気さくで感じの良い方ばかり。当初はワイナリーを2軒回って、アウトレットでショッピングというプランだったけど、せっかくなら1カ所でも多くのワイナリーを見たいということで、全員一致。ワイナリーの後は美味しいコーヒーショップに連れていってくれるなど、柔軟に対応してくれたガイドさんにも感謝。

■ そして、こうしているうちにも、着実にワインが消費されていく…

アメリカ西海岸へ~その7

2010-03-11 | 旅  行
■ フェリービルディング・マーケットプレイスで美味しいコーヒー(Blue Bottle Coffee Co.)を飲んだ後、ゴールデンゲートブリッジ脇の高台へ。展望台からは、サンフランシスコ湾が一望できる。3月になると手づかみできるほどのニシンの大群と、それを追うイルカとクジラの群れがやってくるそうだ。

■ 市内をぐるぐるまわりながら、TVドラマともなったツインピークスへ。夕暮れのサンフランシスコ市街が美しい。よくもこんな坂ばかりの土地に街をつくったものだ。まさに隣の家と隙間なく、色とりどりの家が建てられている。ときどきビクトリア朝の家が並んでいたりして、趣を添えている。

■ 一休みしてから、ジャズギターの生演奏をしている近くのイタリアンレストランへ夕食を食べに行く。この界隈はジャズが盛んなのか、あちこちにレストランに「JAZZ」の文字が見える。ビールとワインをいただいて、ギターの音色に耳を傾ける。あ~、このくらいの大きさがちょうどいい。

アメリカ西海岸へ~その6

2010-03-10 | 旅  行
■ ♫ ロスからサンフランシスコへ~つづくぅフリーウェイを~♪ ヒッチハイクしたわけではなく(浜省ファン)、飛行機にて移動。なんたってカリフォルニア州だけで日本列島とほぼ同じ大きさなのだ。1時間ほどのフライトで、サンフランシスコ湾内にある空港にランディング。

■ 着いた当日はサンフランシスコの半日観光。ホテルにチェックインしてから、日本人ガイドさんに車であちこち連れて行ってもらう。まずはフィッシャーマンズワーフの屋台で、お目当てのブレッド・ボウル入りのクラムチャウダーやシュリンプカクテルを頬張る。ガイドさんお勧めの屋台は、さすがに美味しい。さっそくビールで乾杯。

アメリカ西海岸へ~その5

2010-03-09 | 旅  行
■ 一旦ホテルに戻り、映画「タイタニック」の撮影にも使われたクイーン・メリー号にてディナー。対岸の夜景を眺めながら、大きなステーキをビールとともに美味しくいただく。そのあと、近くの空港に移動して、セスナ機に乗って空から夜景を眺める。低気圧が近づいているため、風が強く6人乗りのセスナが時折揺れる。

■ 「こんなことなら食事の前に乗せてくれ」と思いつつも、ロスの夜景を堪能する。20分ほどのフライトだったが、日本みたいにネオンがなく、街の灯りはほぼオレンジに統一されていてとても美しかった。

アメリカ西海岸へ~その4

2010-03-08 | 旅  行
■ ロザンゼルス2日目は、ホテルの近くのバス停からラピッド・バスに乗って西海岸最大の美術館、ゲッティ・センターへ。

■ ちなみに、ロスで乗ったバスは、2台が連結されている大~きなバスだ。どこまで乗っても1ドル20セントと格安なお値段。5ドルの一日券を車内で買おうと思ったのだけれど、「いいから後の席へ座れ」と言われ(たと思う)、タダで乗せて貰うことに...。

■ ロサンゼルスの街はほぼ「碁盤の目」状に造られているから、通りの名さえわかれば自分がどこにいるのかすぐに理解できる。バス停にも通りの名がついているのだけれど、これが車内でまたうまくアナウンスしてくれないのだ。

■ 一度勘違いして一旦おりては見たものの、バス停の表示をよく見たらまだだったので、もう一度前から乗り込んでしまった。結局、バスの運転手に降りたい停留所名を告げて、到着したら教えてもらうことにする。

■ バスを乗り換え、UCLAの傍らをすり抜けて無事ゲッティセンターへ。無人運転のトリムに乗って丘の上にある美術館まで移動。風が強くて寒い。とりあえず館内のレストランで腹ごしらえして、館内を見学。

■ ここはゲッティさんという石油王が所有していた美術品をもとに造られたというだけあって、入場無料。ベビーカーを押した家族連れも多い。フラッシュをたかなければ館内の美術品も撮影自由など、日本の美術館よりもずっとオープンな環境だ。