裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

ピアノの森

2008年08月08日 | 映画・TV
音のない漫画の世界で、
良い音を鳴らしてる作品ってのはいくつかある。

自分が好きなのは、ハロルド作石の「BECK」
浦沢直樹の「20世紀少年」・・・
(他にも沢山あるのだろうけど、漫画・・・詳しくはない)

そして、今回の一色まことの「ピアノの森」

弟にお勧めされ、ここは騙されたと思って
まずは、映画版のDVDを借りて見ました。

「・・・・ガーン ; ̄ロ ̄)!!
イカン・・・感動してしまった!!」

(すぐに感化されやすい)

その後のショパンコンクールに繋がる青年期の単行本を
すぐに借りて一気に読んでしまった・・・。

「いいね、ピアノの森。」

連載中に廃刊の憂き目にあったりして、
なかなか苦労して描かれた作品のようですが、
ファンが多いのだろう。

少年期から青年期・・・そして映画化。

・・・疲れた時などにいかがでしょう?
見終わった後に、肩の力が抜け、なんだか素直になれる気がします。

高原の爽やかな風のような作品。
じんわり癒されたい方へお勧めです~♪

ちなみに、
映画の声優は主役・カイ役の上戸彩はハマり役で上手だったけど、
雨上がりの宮迫さんが元・天才ピアニストの先生役で、
「二枚目」な声を出してて、妙に可笑しいのですが、
「いつになったらオチがあるのか?」って・・・大事な役なのに、
どっかで「お笑い」の部分も出すのだろうと
ドキドキしてましたが・・・結局 オチなし。

オチがあっても困る役どころですが、
・・・なきゃ、ないで・・・
「ちぇっ!」なのであります。

見処としては、間違った解説ですが・・・
そんなどうでも良い部分も少し気にしつつ・・・。


「音の鳴ってる漫画」と言えば、
ドラえもんの「ジャイアン・リサイタル」を超える
作品は未だ少ないのかもしれない。(笑)