裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

ロックな秋

2007年11月26日 | ひとりごと・日記
この18日と23日に地元のふたつの
音楽祭(アマチュアのロックコンサート)に出かけた。
(入場無料ってのは助かります~♪)

毎年、市が主催で開催されていて、
どちらも知り合いのバンド出演するので、
その目当てで出かけたが、23日の方は少し遅れてしまい、
すでに出演は終わっていた。(残念・・来年こそはきっと!)

今年は、自分達のバンド仲間と一緒に観たのですが、
当然、「うちらも出てみたいね~♪」って話になるのですが、
なにせ、うちのバンドのヴォーカルはロックバンドの癖に、
もの凄く恥ずかしがり屋さんなので、
「地元で演るなんて・・・絶対無理~!」って言い張ってます。(笑)

ちょっと今のバンドとはメンバーが違う形になるやもしれませんが、
今回はこれからの自分達のバンド練習にも良い刺激になった。

NHK BSの「オヤジバンドコンテスト」など数年前から、
オヤジ・バンドのブームはきているようですが、
地元でも毎年このライブだけは出演している常連のバンドが多い。
(先日、初めて(地上波で)観た・・思ってより面白かった。)

世界のロックスターを見ても、以前は「ロックな生き方」ってーと、
「Sex Drag Rock'n roll」って相場は決まっていて、
短命の方がカッコイイ風潮はあったものの、
今は長生きで現役バリバリで活躍してる方がカッコイイじゃん!
に変わってきてるような気がします。

「ロックは還暦を過ぎてから・・・」も笑い事でなくなった。

それに、ロックという音楽も随分と「生活」と根付いてきている、
認知されつつあるのは喜ばしい状況なのかもしれない。

・・・ただ、それは演ってる方の見方。

アマチュアにはもったいないようなホールで、
お金掛けて、せっかくの音響や照明を用意されているのに、
肝心の観客は疎らで・・・胸が痛くなるほど寂しい状況だ。

機材は一流だけど、演ってる方も観てる方も追いつかない状態。
機材だけが最高級な分、逆に虚しさがあるのも隠せない。

いや、中でも何組かマジでプロ目指して頑張ってる若いグループもあり、
手を握って「頑張ってください!」と応援したくなるくらい感動したのも事実。

ネットが普及し、東京と地方の物理的な不利はなくなりつつある状況も
ないわけでないし、音楽のビジネス・スタイルも変わってきてるから、
チャンスは広がっているのも確かだ。

格差はあれど、物理的には全体に裕福になっている現代こそ、
こういう地元の、そして生活に密着したような音楽・文化の向上を更に願いたい。

「偉そうに高見の見物で余計な口出してないで、汗か金出せ?」

うん、確かに・・・(w

音楽だけに限らず、僕等も、自分の事だけでなく、もっと積極的に、
こういうことに関わっていくべきだよな~。

自分達がまだ子供の頃、地域のイベントって結構あったよね。
随分、お世話になったよね?

親の世代や先輩世代は仕事も忙しいし、生活も今より厳しかったはずなのに、
地域のイベントや文化的な活動も、
きちんとやっていたことを改めて気づき、そして尊敬しちゃうのです。

そろそろ、そういうことを
「お返しする側」に立っていることに気づかされました。

とりあえず、来秋にはバンドで参加させてもらいましょう。(笑)
(仕方がない・・CCBばりにドラムの俺がヴォーカルか?^o^)