裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

僕の人生の今は何章目ぐらいだろう

2007年09月20日 | ひとりごと・日記
同い年で、自分で建設業を営んでいた
(かっこ良く言えば・・・) 戦友が、
「まだ、誰にも言ってないんだけど・・・」と、
商売をやめる決意を聞いてしまった。

二人でやっているので、小さな仕事しかできないけど、
やってる仕事の内容は多彩でしかも、きちんとした仕事をするので、
よく「困ったなァ~」って言う小さいけど
ちょっと面倒なような仕事をいつも頼んでいた。

いつも嫌がらずにきちんとやってくれて、
凄く有難かったし、頼もしかった。

知り合ってから10年くらいだろうか?

確かに将来性を考えれば、仕事は減ってく一方の業界。
先行きはどう考えても暗い。

ただ、手堅くやっていたので、
大儲けも出来ないかわりに、借金もしないで
自分のやれる仕事をしてきたので、商売を畳むのも
誰にも迷惑をかけなくて済むので何も問題がない。

一緒にやってた相棒も「辞める」という結論になったらしく、
来月から違う会社への勤めも決まり、
「そろそろ潮時?」という気持ちの中で秋風が吹いてるようだ。
相棒がまだまだ一緒にやりたい気持ちでいたなら、
まだまだ続ける気持ちもあったようだ。

ま、いろいろ整理して来春くらいでやめて、
就職しようと思うとのこと。

2人目の子供も生まれたばかり・・・。

稼ぎから言えば、サラリーマンのおいらと同じくらいの
収入だったらしい。

でも、もう同じ業界(建設業)は嫌なようだ。

自分で商売してる人ってのは、そこに夢や希望があって、
収入以上にその仕事にやりがいを見出してたり、
生きてくバイタリティーの源になってたと思う。

でも、そのモチベーションを失くしてしまったら、
割の合わないことだらけなのだろう。

その話を聞いて、率直に言ったのは、

「いや、今までやってきたことは、凄く意味があるし、
自分の最後に良い人生だったかどうか?って時に、
この15年は、絶対に良い人生の一部になると思う。」

「だから・・・終わりでなく、始まりなんじゃない?」

って事を話した。

そう、まだ38歳・・・これからなのです!

この建築の仕事をやっていて一番楽しいと思うのが、
建物を建てること・・それ自体の面白さって言うより
・・・実は職人さんや施主さん・・・
いろんな人間との出会いってのが好きなことを
最近改めて感じていたのですが・・・。

いろんな人が集まって、知恵や力を出し合って
ひとつのものを作る。
そこがこの仕事の面白さですね。

ウルフルズの曲に
「僕の人生の今は何章目ぐらいだろう」って歌があるのですが、
そんな曲が頭をよぎりました。

「俺」って言う小説があったならば、
何章もあるうちのひとつにしか過ぎない。

でも戦友よ!本当の人生はこっからです!
振り返るには・・・まだまだ早すぎる。

自分で決めた自分の人生!
心からエールを送りたいです!
そして・・またどっかで逢いましょうね!
縁がある人って不思議とまた逢えるんだよね。

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「僕の人生の今は何章目ぐらいだろう」

よかれ悪かれ言いたいことを全部言う
気持ちいい風を魂に吹かす
今はどの辺りだろう
どの辺まで来ただろう
僕の人生の今は何章目ぐらいだろう

アホな冗談で涙流して笑う
屁みたいな歌を大きく歌う
今はどの辺りだろう
どの辺まで来ただろう
僕の人生の今は何章目ぐらいだろう

朝が、昼が、夜が、毎日が、
それぞれに いとおしい

君が、彼が、あいつが、誰かが、
それぞれに いとおしい

何気ない その笑顔を
頼もしい 奴の声を
変わらない この心を
とめどない あの涙を

忘れたい 昔の事
ゆずれない 初恋の事
わからない あの出来事
しょうもない 昨日のこと

叫びたい でかい声で
つかみたい 力尽くで
遊びたい 一晩中
眠りたい 君の横で

いつまでも 図々しく
どこまでも 明日はつづく