昨日はワークライフバランスの組織内のワークショップへ。
自分が所属する部署と同じ組織内の違う部署との共同開催で、
それぞれの部署のボス(トップ)が部署内の取り組みを紹介したのですが、
自分の部署のボスのプレゼンに度肝を抜かれました。
良い意味で。
もともと働くハハでも働きやすい良い職場だと感じていましたが、
ボスのプレゼンによると
・女性の管理職比率が全社部署内でトップ
・女性の管理職プラスリーダークラスのうち、
出産後復帰した女性が半数以上
(ワタクシ、ここの数字に貢献してます)
・部署内の育休取得期間を全社平均と比較すると短い
(長男のときは9ヶ月、次男のときは4ヶ月だったので、この数字にも貢献)
と、女性の活躍が数字に表れております。
なぜこのような状態なのかボスが分析したところ、
部署内には数多の小規模案件が存在し、若いときからお客様のフロントに立つ機会が多い。
産休に入るときも早く帰ってきてね、とお客様から声をかけてもらえる。
→育休はなるべく短くして戻ってきたいというモチベーション。
→育休後お客様と直接関わらない、いわゆる間接部門に戻るのではなく、元いた最前線に戻る。
最前線に先輩たちが戻ってきている、この積み重ねが育休後に最前線に戻ることが当然という環境を作り出している。
→育児中であり早く帰る必要があることをお客様にも共有しながら、そして限られた時間で工夫しながら業務を続けている。
→そういった中から女性リーダー、管理職が生まれる。
こう言った好循環になっているとのこと。
実際に働いていて、ラクだなと思うのは
上司やチームメンバーが育児中女性と働くことを特別視していないこと。
良い意味で特別扱いされないので、
働くハハが最前線の現場に戻ってくることが普通な部署なのです。
更にビックリしたのはボスがこれから育休を取るかもしれないワーママ予備軍に対して、2つのメッセージを出したこと。
・なるべく早目に職場に戻ってきて下さい。
保育園の事情によるのは分かるけど、皆さんは貴重な戦力です。
・復帰したらなるべく早く時短から通常勤務に戻して下さい。
この2つは私自身も、最前線で働き続けるための条件だと思っていますが、
保育園や家族の状況にも寄るので難しい人もいるよなと感じていました。
でもこれをあえてボスが提言する。
否定的な意見があるかもしれませんが、
私は部署のボスがここまで育児中の女性を理解しているサインを示すのは、
とても良いことだと感じました。
もちろんこの話に問題がない訳ではありません。
部署内には働くハハが多いにも関わらず、やはり長時間で苦労している人もいます。
働くハハの時間の工夫方法やタスクの分担など考えることはあります。
もっと問題だと感じたのは、我がボスがこのプレゼンをしている間、周囲にいた別部署の女性が信じられない、
とつぶやいていたこと。
そうです、この好循環が出来ている部署はまだ少ないのです。
以前も、女性社員を対象にしたセミナーで私が育休明けにどのように仕事しているかプレゼンしたところ、
周囲が柔軟な働き方(主に在宅ワークの多用について)を理解してくれないと嘆く声をたくさん聞きました。
またお客様に個人の事情を話すのは憚られるといった意見もありました。
こんなの海外なら当たり前なのに、日本の社会の中ではまだまだなのかなと思ったり。
働くハハが活躍出来るかどうかは、やはり周囲の理解に尽きるなと感じました。
周りで働く人からいかに理解を得られるか、
そのためになにが出来るか?
私は早く帰ることがdisadvantageとならないよう、
帰宅後に来たメールは翌日の出社までに処理するようにしてきましたし、
入札対応など勝負どきには母親の協力を得て仕事に注力したりしてきました。
特に最初の育休明けのときは、自分はサボっていないということを上司や同僚にアピールするのに必死でした^_^;
それから労働力が減少するこの時代、働く人みんながdiversityを受け入れることを考えること、
今回の話で言えば育休後女性社員を最前線に置いて働けるための環境つくりをしていく必要があると思います。
どちらのサイドにも歩み寄りが必要です。
自分が恵まれた環境で働いてこれたからこそ、
ワーママが働きやすい環境作りに何が出来るだろう?と改めて感じました。
そんな思いのワークショップとなりました
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それぞれの部署のボス(トップ)が部署内の取り組みを紹介したのですが、
自分の部署のボスのプレゼンに度肝を抜かれました。
良い意味で。
もともと働くハハでも働きやすい良い職場だと感じていましたが、
ボスのプレゼンによると
・女性の管理職比率が全社部署内でトップ
・女性の管理職プラスリーダークラスのうち、
出産後復帰した女性が半数以上
(ワタクシ、ここの数字に貢献してます)
・部署内の育休取得期間を全社平均と比較すると短い
(長男のときは9ヶ月、次男のときは4ヶ月だったので、この数字にも貢献)
と、女性の活躍が数字に表れております。
なぜこのような状態なのかボスが分析したところ、
部署内には数多の小規模案件が存在し、若いときからお客様のフロントに立つ機会が多い。
産休に入るときも早く帰ってきてね、とお客様から声をかけてもらえる。
→育休はなるべく短くして戻ってきたいというモチベーション。
→育休後お客様と直接関わらない、いわゆる間接部門に戻るのではなく、元いた最前線に戻る。
最前線に先輩たちが戻ってきている、この積み重ねが育休後に最前線に戻ることが当然という環境を作り出している。
→育児中であり早く帰る必要があることをお客様にも共有しながら、そして限られた時間で工夫しながら業務を続けている。
→そういった中から女性リーダー、管理職が生まれる。
こう言った好循環になっているとのこと。
実際に働いていて、ラクだなと思うのは
上司やチームメンバーが育児中女性と働くことを特別視していないこと。
良い意味で特別扱いされないので、
働くハハが最前線の現場に戻ってくることが普通な部署なのです。
更にビックリしたのはボスがこれから育休を取るかもしれないワーママ予備軍に対して、2つのメッセージを出したこと。
・なるべく早目に職場に戻ってきて下さい。
保育園の事情によるのは分かるけど、皆さんは貴重な戦力です。
・復帰したらなるべく早く時短から通常勤務に戻して下さい。
この2つは私自身も、最前線で働き続けるための条件だと思っていますが、
保育園や家族の状況にも寄るので難しい人もいるよなと感じていました。
でもこれをあえてボスが提言する。
否定的な意見があるかもしれませんが、
私は部署のボスがここまで育児中の女性を理解しているサインを示すのは、
とても良いことだと感じました。
もちろんこの話に問題がない訳ではありません。
部署内には働くハハが多いにも関わらず、やはり長時間で苦労している人もいます。
働くハハの時間の工夫方法やタスクの分担など考えることはあります。
もっと問題だと感じたのは、我がボスがこのプレゼンをしている間、周囲にいた別部署の女性が信じられない、
とつぶやいていたこと。
そうです、この好循環が出来ている部署はまだ少ないのです。
以前も、女性社員を対象にしたセミナーで私が育休明けにどのように仕事しているかプレゼンしたところ、
周囲が柔軟な働き方(主に在宅ワークの多用について)を理解してくれないと嘆く声をたくさん聞きました。
またお客様に個人の事情を話すのは憚られるといった意見もありました。
こんなの海外なら当たり前なのに、日本の社会の中ではまだまだなのかなと思ったり。
働くハハが活躍出来るかどうかは、やはり周囲の理解に尽きるなと感じました。
周りで働く人からいかに理解を得られるか、
そのためになにが出来るか?
私は早く帰ることがdisadvantageとならないよう、
帰宅後に来たメールは翌日の出社までに処理するようにしてきましたし、
入札対応など勝負どきには母親の協力を得て仕事に注力したりしてきました。
特に最初の育休明けのときは、自分はサボっていないということを上司や同僚にアピールするのに必死でした^_^;
それから労働力が減少するこの時代、働く人みんながdiversityを受け入れることを考えること、
今回の話で言えば育休後女性社員を最前線に置いて働けるための環境つくりをしていく必要があると思います。
どちらのサイドにも歩み寄りが必要です。
自分が恵まれた環境で働いてこれたからこそ、
ワーママが働きやすい環境作りに何が出来るだろう?と改めて感じました。
そんな思いのワークショップとなりました
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