幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

ジャズ・ライブの夕べ@juju's cafe

2023-01-22 | 日記

年明け、今年初めての「juju's cafe」さんでのライブに出かけた。

ピアノ、クラリネット、バンジョー、コルネットの4人編成で息の合った演奏を聴かせてくれた。

私の好きなデキシーランド・ジャズは、ニューオリンズのフレンチクォーターを思いださせる楽しい演奏であった。

ワインを手にデキシーを聴く、「毎日こうだといいな!」。

 

予想もしていなかったことだが、「誕生日」を祝っていただくサプライズがあった。

オーナーご夫妻からのお祝いのメッセージが書かれたカードに添えて、ローソクが点ったケーキが運ばれてきた。

バンドのリーダーからそのことが紹介される。

店内のお客さんの眼は一斉にこちらに向き、拍手でお祝いの気持ちを現わしていただいた。

 

小林一茶が初春を詠んだ、「目出度さもちう(中)位なりおらが春」という句がある。

確かに年齢を重ねると、「あ~、また一つ年をとってしまうのか」という感覚になってくる。

子供の頃や若い頃のように、本人も、周りも「誕生日」だからと言ってはしゃいで騒ぐことも無くなる。

まさに正月や誕生日も「中ぐらいのめでたさ」で迎えているのである。

日ごろはそんな思いでいるのに、お祝いをしていただくとはなんとうれしいことか。

オーナーご夫妻に感謝するとともに、健康でいられることの幸せを改めて感じたのであった。

 


蝋細工かと思わせる「ロウバイ」

2023-01-21 | 花木

満開になった蝋梅(ロウバイ)

 

「梅」という字がついているが、どうも梅の仲間ではなさそうである。

黄色の花びらは、その名の通り蝋細工のように見える。

この花は遠くからではなく、花びら一枚一枚が見える距離まで近寄って見たい花である。

 


ようこそ「かるがも」さん

2023-01-20 | 野鳥

今日から二十四節気の「大寒」に入り、一年で一番寒いと言われる季節になる。

暦の上ではこの寒さに耐えると、あとは立春を待つのみである。

 

今朝、公園の池には春の到来を待ちかねてか、かるがものカップルが初飛来した。

おそらく、昨年、この池で7羽のヒナを育てた夫婦だと思われる。

・・・と思われるのであって、もちろんそうである確証はない。

ぜひ今年も、母ガモの後を追って「ピヨピヨ」と鳴きながら泳ぐ、子ガモたちの姿を見せてほしいものである。

 

一回り大きく見えるこちらがオスであろう。

なかなかの貫禄である。

 

少し距離をおいて佇むメス。

ちょっと小ぶりで、灰色の羽がきれいだ。

 


寒い夜「湯豆腐で新年会」

2023-01-19 | グルメ

正月気分もとうに抜けているが、遅まきながら「橙や」さんで新年会。

ここのところ寒いので、体の内側から暖める。

 

まずは、海老の黄身酢和えと日本酒でボチボチ。

 

「白子入りの湯豆腐」をメインにする。

鉄なべの豆腐、白子、ネギなどは煮えていて、彩りよく加えた春菊に火が通ればOK。

アツアツの豆腐をポン酢につけて口に運ぶ。

一年で一番寒いこの時期には、燗の日本酒と湯豆腐、これって最高!

豆腐に負けないほど入っている白子もうまい。

 

あとは「レンコンの海老のすり身のはさみ揚げ」、「めんたいこ入りさつま揚げ」、「牡蠣の山椒風味」など。

 

仕上げは、客のリクエストにより出されるようになったという「カレーうどん」。

コシのある手打ちうどんが中辛のカレーに負けず、なかなかの味だった。

現在のメニューには載っていないが、将来メニューに加えてほしい一品である。

 


年末年始の大失敗

2023-01-18 | 日記

昨年暮れに、風呂の排水口の掃除をしたのだが、うっかりやったことでエライ苦労をしてしまった。

 

排水口には下水から臭気が上って来ないように、「排水トラップ」という仕組みが設けられている。

その一部に、このようにセットする部品(プラスチック)があり、掃除の時は簡単に取り外しができる。

この上に重ねて、髪の毛などをからめとる網状のパーツをセットする構造になっている。

 

掃除が終わって、セットする時にうっかり上下逆にセットしてしまい、どうやっても取り外せなくなってしまった。

パッキンが硬く締ってしまったようである。

 

排水が流れないわけではないので問題は無いにしても、どうも気持ちが良くない。

無い知恵を絞って対策を考えた。

結論は、取り外せなくなった部品をカットして取り外し、部品は新たに購入して付け替えることにした。

NETで探すと、互換性のある部品もあることが分かり注文をした。

 

それとは別に、何とかしっかりはまってしまった部品を取り外すことも諦めきれなかった。

ものは試しで、潤滑剤をきつく締っているパッキン部分にスプレーし、浸透するまでしばらく置いた。

再度ハマったままの部品をひねってみると、なんと、カチッという音とともにはずれたではないか。

あとは正常な形でセットするだけである。

注文しておいた部品が配達された時には、元の通り修復が終わっていた。

そんなわけで、届いた部品は全く無駄になってしまった。

正月早々に起きたお粗末な出来事であるが、この経験から、もう二度とこの失敗は繰り返さずに済みそうである。