幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

始めて使った「パルスオキシメータ」

2023-01-05 | 日記

昨年暮れに新型コロナに感染し自宅療養していたが、それも解除になり10日が経った。

 

私のケースは軽症の部類に入るのだろう。

発熱とだるさを感じ発熱外来に電話したのが、昨年も残り2週間を切ってからのこと。

クリニックが込み合っていて、受診出来たのはその翌日になった。

受診した日の翌日PCR検査の結果が出て陽性と判明、さらにその翌日、保健所からSMSで「自宅療養」の注意点などが送られてきた。

 

自宅療養者には、東京都や保健所に、サポートしてくれる窓口が開設されている。

私は「うちさぽ東京」というところに要望し、パルスオキシメータを借りた。

送料も賃料も自己負担なしである。

 

専門的なことはわからないが、動脈の血液の中の酸素飽和度をはかるものらしい。

手の指先を挿んで、スィッチを押せば何秒かで数値が表示される。

96以上であれば問題ないレベルらしいが、私の場合は、肺の機能が弱っていたのか95と出た。

ところが、深呼吸を2,3回すると、その値は87,98まで上昇したのだった。

「大きく呼吸をして肺から酸素を吸い込むと、血中に取り込まれる酸素量が増えるのだ」と解釈した。

 

熱は3日ほど続き、ベッドから出られなかった。

但しこの間、クリニックからはクスリを処方してもらわなかったし、市販薬を飲んだということも無かった。

もともと身体の持っている「治癒力」が回復させてくれた。