幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

信州そば@小布施

2021-11-24 | グルメ

小布施(長野県)には、北斎館を始め、博物館や記念館、美術館など見るところは多い。

ただし今回は、そのような文化的な活動は無しで、「食い気」を満たすのが目的。

 

お昼は、好きなお蕎麦屋さんを探す。

ガイドマップを見れば、何軒ものお蕎麦屋さんが載っている。

その日の人出を見れば、どこもいっぱいであろうと想像できた(待ち行列が長い)。

便利な場所に「朝日屋」さんを見つけたが、予想に違わず満席のため順番待ちの紙に記名して待つ。

 

例によって、家内と、「天ざる」と「ざる」を一枚ずつ注文。

テーブルに届いた蕎麦はこんもりと盛り上がり、ボリュームたっぷりである。

家内は見るなりギブアップ宣言。

「残すのは失礼だから」と、三分の一ほどを取り分けて、私のざるに盛りつける。

 

「お椀で召し上がってください」と、そばチョコではなく、お椀が付いてくるところが珍しい。

蕎麦は乾いてしまってはうまくないので、出された蕎麦を箸を休めずに口に運ぶ。

この秋に収穫された「新そば」は色も若々しく見え、少し甘めのつゆは新そばの味や香りを引き立ててくれる。

私は、おいしい蕎麦を食べる時には、いつも「薬味」は使わない。

ワサビ、ネギなどが、蕎麦の香りにとって邪魔になるからである。

これは、人それぞれの好みなのでなんとも言えない。

 

なんと言っても新そば、噛むごとに蕎麦の香りと旨みを楽しむことができた。

持て余すかと思った量も難なくクリアした。

私の好きな「お蕎麦屋さん」らしいお蕎麦屋さんだった。

 


小布施のモンブラン

2021-11-23 | グルメ

「小布施のモンブラン」が人気だと知ってから、何度かチャレンジはしたのだ。

今日、初めてゲットしたのだ。

 

小布施の街は決して大きくはない。

その中に、古いものと新しいものがうまくマッチし魅力のある街並みを作っている。

江戸時代、葛飾北斎が晩年に、何度も訪れてその足跡を残している。

そして、小布施栗を使ったようかん、もなか、かのこなどの栗菓子が有名である。

 

「小布施のモンブラン」、最近、これ目当てでやってくる観光客も多いと聞く。

「栗の木テラス」さんでお茶を飲みながらモンブランを頂こうと思った。

人気の洋菓子屋さんだけあって、店頭のリストにはすごい数の順番待ちの客の名前が書かれている。

あきらめようとも思ったが、テイクアウトの行列は少しずつ流れているのでそちらにした。

 

持ち帰って、早速いただく。

器がちょっとミスマッチの感がするのは、この際は目をつむる。

 

生クリームを覆った栗の部分だけを口に入れる。

栗の味を楽しむ。

次には、隠れている生クリームと一緒にすくって口に含む。

気取って食べてなんかいられないうまさに、あっという間に皿の上からモンブランは消えた。

 

 

 


ストーブの前で気持ちよく居眠り

2021-11-22 | 日記

最近,、キャンプの人気があるのだそうだ。

一つには、キャンプ場で焚火をして、ただ燃える火を見るのだとか・・・。

 

我が家では、ストーブが暖房のメインになっている。

たしかに、ゆらゆら燃える炎を見ていると気持ちがゆったりとする。

そのため、その気持ちよさにすぐ眠気が誘ってくる。

たとえ本を読み始めても、数ページと進まぬうちに手元の本は床に落ちている。

 


やっぱり旨いぞ「信州そば」

2021-11-21 | グルメ

別所温泉(長野県上田市)の名刹・安楽寺の近く、「そば久」さんで昼食。

 

日曜日とあって、小一時間待つことになった。

玄関を入ると、ぐるぐると回転しながら機械がそばを挽いている。

 

天もりをオーダーする。

おそらく戸隠産であろう、水のキレが良い竹製のざるに盛られて出てくる。

いつもの癖で、盛りに箸を差し込みボリュームを量る。

ずっしりとした量(重さ)がある。

蕎麦はしっかりつながり、均一の幅でカットされていて、職人の技術の高さを感じる。

つゆにつけてすすり込む。

細打ちの蕎麦が、その香りとともに口の中に広がる。

うまい!

 

 

住宅地の中にあり、分かりやすいとは言えない場所にある。

それでも、客は次々とやってきた。

紅葉も末期ではあるが、天気の良い日、お店の外で順番を待つのも悪くはなかった。

蕎麦は各地食べ歩いているが、私の物差しでは、近いうちにまた行きたくなるお店の一つである。


蕎麦がうまい季節

2021-11-20 | グルメ

夏以来の信州である。

昼頃到着して、まずは蕎麦の昼食とする。

通いなれた、別所温泉(長野県上田市)に近い「倉乃」さんへ。

 

「いなか盛り」に「かき揚げ」を追加し、黒く、少し太めのそばを辛めのつゆで食べる。

この秋にとれた蕎麦は、とくに年内は風味も良くおいしい。

蕎麦好きの私には、何よりのごちそう、それが「信州そば」なのである。