幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

順調に稲穂が伸びる塩田平

2021-08-19 | 日記

塩田平は、江戸時代、上田藩の米蔵と言われていたそうだ。

四方は山に囲まれているが、平坦な土地が広がり、きれいに区画整理された田んぼが広がる。

 

独鈷山(とっこさん)を背にする田んぼ。

 

穂が伸びて、白い花が見える。

 

散歩の途中、近所のTさんにお話を聞いてみる。

「今年の出来は良さそうだ」と、表情も明るい。

もう少し経てば一面黄金色に染まり、あちらこちらからコンバインのエンジン音が消えてくるようになる。

収穫の頃は、地域にはウキウキとするような明るい雰囲気を感じる。

それまで、穏やかな天候が続くことを祈りたい。


「つりがねにんじん」の楚々とした美しさ

2021-08-18 | 

庭にある一株の「つりがねにんじん」の花が咲きだした。

このかわいらしい姿が気に入って、近くの土手から移植したものである。

手元の花の図鑑を引くと、「夏の花」に入っていて、毎年、お盆が過ぎると咲きだす。

 

一方、こちらは、この間、池の平湿原(長野県東御市)で見つけたつりがねにんじんである。

標高2000mにある池の平は、我が家とは1500mほどの高度差がある。

そのため季節の進行も早く、秋ももうすぐという気配を感じた。

秋の花たちにバトンを渡すのももうすぐのようだ。

 

うす紫の釣り鐘の形をした花からは、涼やかに鐘の音が聞こえてくるようである。

庭先であれ、高原であれ、この花を見ると癒される。

 

 

 


迷惑な野鳥を追い払うピストル

2021-08-17 | 日記

カラスに威嚇されたりゴミ袋を荒らされたり、なにか対策はないかと悩んでいた。

動物虐待にならない範囲での対応としては、追い払うこと以外ないのかもしれない。

 

音で驚かして、害鳥を追い払うためのピストルを見つけた。

プラスチック製で、もちろん弾は撃てない。

 

量販店で探したが、東京では見つけることができなかった。

さすが田舎に来て、このようなものが置いてあることに感心した。

それなりに需要があるのであろう、訊いたらすぐこれを教えてもらえた。

その場で購入したが、まだ試し撃ちはしていない。

 

これで、頭上を襲って来る、にっくきカラスを追い払ってやる!

また、我が庭を公衆トイレと勘違いしている、迷惑な猫にも一発見舞ってやろう!

 


やっぱり信州そば・3

2021-08-16 | グルメ

道の駅「雷電くるみの里」(長野県東御市)は、地元の野菜や果物が手に入るのでよく立ち寄る。

東御市は近年、ブドウの産地としても名を挙げている。

直売所で、あれこれ品定めしながら買うのが楽しみである。

 

この道の駅に寄ると、もう一つ、食堂で食べる手打ちソバも楽しみである。

 

ガラス越しに、年配の女性がそばを打つ様子を見ることができる。

水廻し、こね、のし、切り、いずれも無駄のない動きで、素早くソバが打ちあがる。

想像するに、おそらく若い頃から、家庭でもソバを打っておられた方たちであろう。 

 

「ソバは気取って食べるものじゃないよ、伸びないうちにサッサと食べな!」

出されたソバに、こんな風に言われているように感じるのである。

色は黒めで、手繰ってみるとたっぷりとした量がある。

気取らず食べられるようにか?、蕎麦ちょこのサイズも大きいのも特徴。

近ううち、また・・・。

 

 

 

 


ご近所からトマトを頂く

2021-08-15 | 日記

近所のUさんにトマトを届けていただいた。

真っ赤に、はち切れんばかりに熟し、表面に裂け目が入っている。

大きさや形は不揃いだが、このように畑で完熟したトマトはおいしい。

他と食べ比べてみると、その違いがよく分る。

 

Uさんは米農家なので、野菜は自家用としてのみ栽培されている。

田舎に滞在している間に、理由を作っては飲み会をするお仲間なのだ。

私の野菜作りのお師匠さんでもある。