幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

高知ではここ「ひろめ市場」ははずせない

2024-04-04 | グルメ

松山から、今回の旅の終着地「高知」にむかった(高速バスで2時間半ほど)。

高知市には何度か旅行しているが、その都度、毎回外せないのが「ひろめ市場」である。

 

「ひろめ市場」は高知城からすぐのところにあり、足の便はとても良い。

 

大きな入口を入ると、大小の区画に仕切られた飲食店が並ぶ(半端でないお店の数がある)。

それらのお店に囲まれるように広場や通路があり、なになに広場・なになに横丁などの名前があるようである。

そして、広場や通路にはびっしりとテーブルが置かれ、どこに座るかは何の制約もない。

但し、いつも込み合っているので、椅子取りゲームの要領で、席が空いたらサッと座るのがコツである。

お料理やお酒をどこか好きなお店で買って、確保したテーブルで飲むシステムになっている。

ほかの客との相席は当然のこと、相席になっていやな顔をする人などいやしない。

その日相席した男女の三人組は早くから始めていたようで、かなり出来上がっている様子であった。

 

お酒はもちろん日本酒、焼酎、ビール、ワインなど何でもお好みしだい。

酒の肴は、名物のカツオのタタキはもちろん、刺身、寿司、揚げ物、餃子、その他何でもあり。

その日は、まずは土佐に来たら私にとってお約束「カツオの塩タタキ」と「アオサの天ぷら」で生ビールでスタート。

 

相席したグループに追い付かなくてはと、ビールから日本酒(酔鯨)に替えピッチを上げる。

鮮魚のお店で、鯛とシマアジのお刺身、まぐろの握りを調達する。

さらに珍しいものとして「うつぼの唐揚げ」は、予想外にクセもなくなかなか美味しい。

 

呑み始めてどのくらい経ったであろうか・・・

反対側のテーブルの20代の女性二人(お酒が強かった)と男性一人の三人組が会話に加わる。

さらにその横の、翌日の飛行機で東京に帰るというサラリーマンも加わる。

四組が渾然となっての大宴会(?)になった。

「ひろめ市場」には、土佐の美味しいものが揃っているのはうれしいが、それだけではない。

他人どうしが十年来の飲み友達のように、すぐ仲良くなれる雰囲気も魅力の一つである。

だから高知旅行の際は、また「ひろめ市場」に足が向くのである。

 



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