幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

新潟への旅・町並み散歩「上越市」

2023-04-21 | 旅行

直江津(上越市)の通りに面した家には、庇が歩道を覆い、切れ目なく続いている場所がある。

「雁木(がんぎ)」といわれる。

 

場所によっては、稀ではあるが庇だけではなく、その上に二階がある家に気が付いた。

歩いていて新たな疑問がわいた。

さて、そうすると・・・、いま自分が歩いている庇の下は誰の土地なのであろうか?

公道なのか、あるいは、個人の敷地なのか?

 

もの知らずの自らを恥じるが、旅に出て知ることは多い。

なにかに説明があったので読んでみると、そこは「私有地」であることが分かった。

道路沿いに敷地を持つ人たちが一部を提供し合ってできた、天候の影響を受けない歩道である。

豪雪地帯特有のこの造りは、雪の降る日のお出掛けも、それほど苦にならないであろう。