幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

「えのみ鉄砲」でカラスを追い払う

2021-06-01 | 日記

カラスの低空飛行での威嚇、野良猫の糞害、ハクビシンのゴミあさりなどの獣害に悩まされている。

被害を防ごうとしてみたが、なかなか効果は現れないので、音で追い払ってみることにした。

 

子供の頃遊んだ、「えのみ鉄砲」を思いだして作ってみた。

まず、材料として、ほそい竹(しの竹というのか?)と割りばしを用意する。

 

まず、竹を切って「銃身」と「取って」の部分を作る。

 

次に、取っ手の部分に、割りばしを抜けないようにしっかりと挿しこむ。

割りばしの長さは、銃身より数ミリ短くなるように調整(カット)しておく。

この数ミリは、「弾」を込めるスペースになる。

 

さあ 試射!

近くに「えのみ」(榎の実?)が無いので、代わりに、紙(ティッシュ)を濡らしたものを丸めて「弾」とした。

 

一発撃つのに、弾をふたつ使う。

銃身の手元から一つ目の弾を詰め、割りばしの長さいっぱいに、銃口まで押し込んでおく。

次に二つ目を同様に、銃身に詰めて手元(入口)に置いておく。

弾はきつく詰めないと、スカスカではうまく飛ばないし音も出ない。

狙いを定め、箸を押し込んでいく。

銃身のなかの空気が圧縮され、銃口に込められた一つ目の弾がパンという音とともに飛び出す。

 

高い木の上にカラスがいたので、一発撃ってみた。

もちろん、カラスに届くはずもないが、弾が飛び出したパンという音に驚いて逃げ出した。

何かに狙われていることを感じたらしい。

すぐに慣れてしまうかもしれないが、野良猫やハクビシンなんかでテストしてみたいものである。