カラスの低空飛行での威嚇、野良猫の糞害、ハクビシンのゴミあさりなどの獣害に悩まされている。
被害を防ごうとしてみたが、なかなか効果は現れないので、音で追い払ってみることにした。
子供の頃遊んだ、「えのみ鉄砲」を思いだして作ってみた。
まず、材料として、ほそい竹(しの竹というのか?)と割りばしを用意する。
まず、竹を切って「銃身」と「取って」の部分を作る。
次に、取っ手の部分に、割りばしを抜けないようにしっかりと挿しこむ。
割りばしの長さは、銃身より数ミリ短くなるように調整(カット)しておく。
この数ミリは、「弾」を込めるスペースになる。
さあ 試射!
近くに「えのみ」(榎の実?)が無いので、代わりに、紙(ティッシュ)を濡らしたものを丸めて「弾」とした。
一発撃つのに、弾をふたつ使う。
銃身の手元から一つ目の弾を詰め、割りばしの長さいっぱいに、銃口まで押し込んでおく。
次に二つ目を同様に、銃身に詰めて手元(入口)に置いておく。
弾はきつく詰めないと、スカスカではうまく飛ばないし音も出ない。
狙いを定め、箸を押し込んでいく。
銃身のなかの空気が圧縮され、銃口に込められた一つ目の弾がパンという音とともに飛び出す。
高い木の上にカラスがいたので、一発撃ってみた。
もちろん、カラスに届くはずもないが、弾が飛び出したパンという音に驚いて逃げ出した。
何かに狙われていることを感じたらしい。
すぐに慣れてしまうかもしれないが、野良猫やハクビシンなんかでテストしてみたいものである。